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モノの街の中でも一番大きな広場は沢山のプレイヤーで埋め尽くされ、
足の踏み場もない有様だった。
これは双子を召喚しなくて正解だった。
TWO最初のイベントともあってモノの街にいるプレイヤーはほとんど参加するのだろう。
『さあ!!おあつまりのゲーマー諸君!!
今日も楽しくやっているかな?』
広場の壇上ではピンク色の髪をした20代くらいの女性がメガホンを片手に持って颯爽と現れた。
彼女の問いかけに、
「もっとドウへ行きやすくしろ!!」
「幼女はどこにいるんだ!!」
などという声がプレイヤーの間で叫ばれる。
ホント、双子を連れてこないでよかった。
『楽しそうで何よりだ!!紹介が遅れたが、
私はこの『TalentWorldOnline』の開発チーフを任されている
ミナ・ハチスカだ!!今後のイベントでも私が案内進行を務めると思うからよろしく頼むね!!』
そう言って彼女、ミナは手を大きく振るとプレイヤーたちは大きくにぎわった。
ミナ・ハチスカ、フッカの話によれば彼女は昨今のゲーム業界で知らぬ人はいないという人物らしく、彼女の手がけたゲームは全世界で大ヒットして数々の賞を総なめにしているらしい。
たしか何年も前から活動しているらしいから年齢は…。
『おおっと!!それは秘密だよ!!』
な、こちらの思考を読まれた!?
と思ったが、どうやら他のプレイヤーが何か不躾な質問をしたらしい。
良かった、一瞬私に向けて言ったのかと思った。
『さて、大事なことだけど一回しか話さないから集中して聞いてね!!
今回のイベントで君たちにやってもらうのは、
ズバリ、宝探しです!!』
おお!っと、プレイヤーたちが叫ぶ声が随所で聞こえた。
ミナが手を上に掲げると彼女の頭上に上に大きな泡が現れ、そこに知らない島の地図が現れた。
『今から君たちには各所にお宝が眠るこの島へ転移してもらって
現実時間で2時間、ゲーム内時間で1週間、宝探しをしてもらいます!!
お宝の種類や大きさは大小様々!!
強力な武器であったり、特殊なアイテムなど色々用意したから早い者勝ちで獲っていって!!』
ミナの言葉にプレイヤーたちの興奮は最高潮に達した。
因みにだが私もそのうちの一人である。
レアな武器やアイテムにはあまり興味はないが、それを手に入れて売ればドウ出発の足掛かりになること間違いない。
『ただし!!
この島にはお宝を守る強力なモンスターや仕掛けも沢山あるから注意してね!!
お宝のレアリティが高くなるにつれてそれを守るモンスターや仕掛けもドンドン強力になっていくから頑張って攻略していってね!!
それと、転移で持っていけるアイテムには限りがあるから注意してね!!
よく聞かれるでしょ?
「無人島に持っていけるものがあるとしたら何を持っていく?」ってね!!
転移はこの後20分後!!それまでにプレイヤー諸君は何を持っていくか考えておいてね!!
それじゃあバーイ!!』
ミナの姿が霞のようになりやがて消えてしまった
それと同時に泡に写っていた地図が今度はタイマーになった。
19:49、19:48…。
どうやらあれが00:00になった瞬間転移させられるらしい。
会場は大パニックになった。
「おいおい!!弓使いにどうしろってんだよ!?」
「剣を持っていくか、いや、ここは盾を…。」
「うわー、装備一式宿じゃねえか!!戻んねえと!!」
それにしても何を持っていくか、か。
私の場合は簡単だ。持っていくものなんてナイフ一本でいい。
それ以外に特に武器も持っていないし、アンとウンは装備品がなくても召喚できる。
そもそも装備品は初心者装備のままだから持って行っても意味はない。
だから私は余裕で20分を待つができた。
足の踏み場もない有様だった。
これは双子を召喚しなくて正解だった。
TWO最初のイベントともあってモノの街にいるプレイヤーはほとんど参加するのだろう。
『さあ!!おあつまりのゲーマー諸君!!
今日も楽しくやっているかな?』
広場の壇上ではピンク色の髪をした20代くらいの女性がメガホンを片手に持って颯爽と現れた。
彼女の問いかけに、
「もっとドウへ行きやすくしろ!!」
「幼女はどこにいるんだ!!」
などという声がプレイヤーの間で叫ばれる。
ホント、双子を連れてこないでよかった。
『楽しそうで何よりだ!!紹介が遅れたが、
私はこの『TalentWorldOnline』の開発チーフを任されている
ミナ・ハチスカだ!!今後のイベントでも私が案内進行を務めると思うからよろしく頼むね!!』
そう言って彼女、ミナは手を大きく振るとプレイヤーたちは大きくにぎわった。
ミナ・ハチスカ、フッカの話によれば彼女は昨今のゲーム業界で知らぬ人はいないという人物らしく、彼女の手がけたゲームは全世界で大ヒットして数々の賞を総なめにしているらしい。
たしか何年も前から活動しているらしいから年齢は…。
『おおっと!!それは秘密だよ!!』
な、こちらの思考を読まれた!?
と思ったが、どうやら他のプレイヤーが何か不躾な質問をしたらしい。
良かった、一瞬私に向けて言ったのかと思った。
『さて、大事なことだけど一回しか話さないから集中して聞いてね!!
今回のイベントで君たちにやってもらうのは、
ズバリ、宝探しです!!』
おお!っと、プレイヤーたちが叫ぶ声が随所で聞こえた。
ミナが手を上に掲げると彼女の頭上に上に大きな泡が現れ、そこに知らない島の地図が現れた。
『今から君たちには各所にお宝が眠るこの島へ転移してもらって
現実時間で2時間、ゲーム内時間で1週間、宝探しをしてもらいます!!
お宝の種類や大きさは大小様々!!
強力な武器であったり、特殊なアイテムなど色々用意したから早い者勝ちで獲っていって!!』
ミナの言葉にプレイヤーたちの興奮は最高潮に達した。
因みにだが私もそのうちの一人である。
レアな武器やアイテムにはあまり興味はないが、それを手に入れて売ればドウ出発の足掛かりになること間違いない。
『ただし!!
この島にはお宝を守る強力なモンスターや仕掛けも沢山あるから注意してね!!
お宝のレアリティが高くなるにつれてそれを守るモンスターや仕掛けもドンドン強力になっていくから頑張って攻略していってね!!
それと、転移で持っていけるアイテムには限りがあるから注意してね!!
よく聞かれるでしょ?
「無人島に持っていけるものがあるとしたら何を持っていく?」ってね!!
転移はこの後20分後!!それまでにプレイヤー諸君は何を持っていくか考えておいてね!!
それじゃあバーイ!!』
ミナの姿が霞のようになりやがて消えてしまった
それと同時に泡に写っていた地図が今度はタイマーになった。
19:49、19:48…。
どうやらあれが00:00になった瞬間転移させられるらしい。
会場は大パニックになった。
「おいおい!!弓使いにどうしろってんだよ!?」
「剣を持っていくか、いや、ここは盾を…。」
「うわー、装備一式宿じゃねえか!!戻んねえと!!」
それにしても何を持っていくか、か。
私の場合は簡単だ。持っていくものなんてナイフ一本でいい。
それ以外に特に武器も持っていないし、アンとウンは装備品がなくても召喚できる。
そもそも装備品は初心者装備のままだから持って行っても意味はない。
だから私は余裕で20分を待つができた。
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