転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ？

6年後

皆んな大食いかなって♪

「いや～とっても美味しかったです！
　特にこの味噌(？)と言うものが気に入りました♪

　コクがあるのにステーキの脂で染まった口の中を一瞬でさっぱりさせてくれて…流石シャル様ですね！」
　食べ終わったかと思いきや早々にサレスさんが目をキラッキラさせてそう言い、何やら紙に書き始めた


　何してるんだろ…と見ていたら

「おそらくこの製品の値段等を一旦考えてるんじゃ無いかしら？
　もし少しでも安いと思ったらしっかり交渉するのよ⁉︎
　このしょうゆ(？)と言う物もステーキがさらに美味しく感じて凄く私好きだもの♪」
　とエマさんが教えてくれた


　そう言えばミレイとスイは何してるんだろ？
　と思って2人の方へ視線を向けると、パチっとミレイと目があって
「もっと…！」
『ぼくもっ…！』
　と言う2人の声が聞こえて来た。


　なるほど、話をしてたからじっと待っててくれたんだね(笑)


　けど…ステーキはもう無いし…
　なんて考えていると、クリスさん達ももう少し食べたいみたいで、それを聞いたサレスさんが

「おかわりですか？
　皆さんの分含めて直ぐに準備して来ますね」
　とさっと立ち上がって部屋を出て行った


　そして部屋を出て行った直後
「シャルちゃんごめんなさいね…私達はドラゴンでしょ？
　今は人の姿だけれど、食欲とかは元の姿と同じ量必要だから…かなり食べるのよ」
　と少し照れた様子でエマさんがそう言い

「そうなんだよ、シャルちゃんはもうお腹いっぱいかも知れないけど、食べる間少し待っててくれるかい？

　そう言えばミレイもまだ小さいけど、きっと大きくなったらかなり食べるだろうねぇ」
　とクリスさんが言った


「私もまだ食べたかったので大丈夫です！」
　なんてったって…いくら食べても………太りにくい体だからね(ニャッ)


　てか！今更だけど、ミレイママとパパそんなに食べてる感じしなかったけど…見えないところで食べてくれてたのかな？？？