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偽りの運命 ~運命ならばと願わずにいられない~
運命を疑ったこともなかった
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ラクランが大学で離れて暮らすようになっても、理人は変わらずラクランが好きだった。その思いは薄れるどころか、日増しに募っていく。
ずっと一緒に眠っていた夜は、一人きりのベッドが寒くて、寂しくて、涙が出る。泣き虫の子どものままではラクランと結婚できないと歯を食いしばっても、嗚咽が我慢できないことがある。そんな夜には、そっとエルドレッドが様子を見にきてくれた。
特に言葉もかけず、理人が眠れるまで隣りのベッドに腰かけて本を読んでいるエルドレッド。本当の兄のように思っていて、ラクランを除いては誰よりも親しい相手である彼の気配に救われて、理人はなんとか一人で眠れるようになった。
すぐに泣いてしまうことについても、泣けないで我慢して感情を表せないことの方が心配だとヘイミッシュに慰められた。ラクランと雰囲気がよく似ているスコットが、寝る前にハグをして、額にお休みのキスをくれるのも嬉しくはあったが、やはり、ラクランとは違うという気持ちが拭えない。
幼い頃からずっと理人が求めているのは、ラクランだけだった。
夏期休暇や冬季休暇にはラクランは実家に戻ってきて一緒に過ごせる。その日を指折り数えながら、理人はピアノの練習や勉強に励んだ。ピアノは学校の授業で触れたのをキッカケに、習いたいとヘイミッシュとスコットにお願いしたら、エルドレッドと二人でピアノ教師についてもらうことができた。ピアノを弾いているときも、考えるのはラクランのことばかりで、気が付けばラクランを想う曲を作っていた。
ラクランと一緒に寝ると妙な感じがするようになったのは、11歳のとき。柔らかな胸に触れたり、甘く爽やかなラクランの匂いを嗅いだりすると、下半身が熱くなって、お腹がムズムズする。そのことをヘイミッシュに話せば、理人の性の目覚めが近付いてきているのだと教えられた。
精通が来て実際に下着を汚したのは13歳のときだが、11歳から理人はそれを予感して、ラクランとベッドを別々にしていた。
柔らかな胸に直に触れて、淡く色付く胸の尖りに夢中で吸い付いて、本能のままにラクランの豊かな大臀筋に中心を擦り付ける。本当の行為がどんなものか朧げにしか分からなかったが、夢の中で理人はラクランに強い欲望を持った。その結果が、夢精という形での精通だった。
部屋にいたラクランに申し訳なくて泣いてしまっても、直ぐに察してくれたラクランはタオルケットを理人に巻いて、バスルームに連れて行ってくれて、一切理人を責めはしない。正直に夢でラクランにしたことを話して謝っても、嫌ではないと言ってくれる。
欲望が、いけないものではないと認めてくれたラクランに、理人は心が軽くなった気がした。
しかも、ラクランはどちらかといえば抱かれたい方だと告げてくれて、理人は天にも昇る心地だった。勿論相手がラクランならば、理人は想いを遂げるのはどちらでも構わなかったが、男なのだし、できれば抱きたいという気持ちはあった。それがラクランが望むように叶えられる。
14歳で無理矢理に口付けたときも、エルドレッドが駆け込んで来なければ、理人は本能のままに止まれず、ラクランを襲っていたかもしれない。エルドレッドの悩みも深刻だったが、理人の方はそれどころではなく、錐揉み回転しながら床に突っ込んでしまった。
エルドレッドを落ち着かせた後で、ラクランは理人を抱き上げて、怒ってもいないし嫌でもないと言ってくれた。どんなときでも、理人を拒絶せずに受け入れてくれるラクランに、愛が募る。
迎えが来たので学校を出たところで、先にエルドレッドを迎えに行ったヘイミッシュとすれ違ってしまい、何日も隙を伺っていたという両親に突然殴られて、メガネが割れ、車に押し込まれた15歳のとき、走行中の車のドアを破ってでも逃げようとしたが、ラクランが小児性愛者で理人を弄ぶために両親から奪ったと訴えると言われて、逃げることを躊躇ってしまった。貴族のラクランと結婚する理人に、両親はハワード家から金を揺すり取ろうと考えていたのだ。
全て言うことを聞いたふりをして、ヘイミッシュに電話をかけるからと奪われた携帯電話を返してもらって、理人が連絡した先は警察だった。警察に捕らえられて、みっともなくラクランに言い訳をする両親に、激昂したラクランがテーブルを殴ってヒビを入れたのを見て、恐怖よりも、温厚なラクランが自分のためにそれだけ感情を露わにしてくれたことが嬉しくてたまらなかった。
16歳で結婚して、二年間、理人はラクランの大学近くの新居に、週末ごとに通っていた。
大学の合格が決まった。
出会って15年、理人は18歳になって、身長も185センチを超えていた。ラクランには15センチほど届かないが、それでも大きくなった方である。相変わらず体は細身だったが、顔立ちも青年らしく精悍になってきた。
「ランさん、これからはずーっと一緒や!」
引っ越しを終えて理人はラクランに飛び付く。28歳のラクランは出会ったときと変わらず、いや、それ以上に優しく美しくなっていた。
幼い頃からラクランだけを見ていた理人にとっては、その分厚い見事な大胸筋も、割れた腹筋も、丸く形のいい大臀筋も、ギリシャ彫刻のように眩しいほど美しく感じられる。
「ずっと一緒ね、アタシの可愛い旦那様」
穏やかな青い目は、いつも凪いでいて、理人を怯えさせることがない。テーブルを一撃で壊してしまうくらいの腕力を持っているのに、ラクランはそれを使うことを考えない温厚な性格だった。その懐は深く、理人の全てを受け入れてくれる。
「そんなこと言われると、りひとくんのりひとくんが、おっきくなってまう」
モジモジと膝を擦り合わせる理人に、ラクランが両手を広げた。
「まだ日も高いのに、いけないひとね」
「だってぇ、ランさんがエロいんやもん」
存在しているだけで理人の欲望を刺激するラクランが、抱き締めてくれたり、つむじにキスをしてくれたりするだけで、若い理人はすぐに反応してしまう。
手招きをされて、理人はソファに座った。脚の間に、ラクランが大きな体を縮こめて入り込む。パンツの前を寛げられて、理人はこれからされることに、こくりと喉を鳴らした。下着をずらしたラクランの目の前に、半ば芯を持った理人の中心が姿を現わす。
「ひっ! あっ!」
ふっと悪戯に息を吹きかけられて、理人は妙な声を上げてしまい、真っ赤になって口を押さえた。上目遣いに理人を見上げながら、ラクランの舌先が理人の切っ先を突く。
「ら、らんしゃん、しょんな……」
「嫌かしら?」
指先でシャツのボタンを外して、白く豊かな胸を晒すラクランに、理人はふるふると首を振った。鼻から垂れた鼻血はティッシュと気合いで止める。
「そ、それなら、あの、お願いが……」
「何かしら?」
「お、お胸で、挟んで欲しいっていうか……」
一度その豊かな大胸筋に挟まれたかったと欲望を口にすれば、舐めるつもりだったラクランは、方向転換して、その白い胸を理人の中心に寄せてきた。両側から押さえると、なんとか理人のものが挟まる。
「んっ、ちょっと、これ、難しいかも」
そのままズリズリと胸を動かそうとしても、女性のものと元々質量も形も違うので、理人の中心が外れそうになって、ぎこちなく止まってしまったラクランに、理人は腰を上げた。
「俺が、動いても、ええ?」
「え……も、もちろんよ」
いつになく鼻息の荒い理人に気圧されたのか、ラクランが了承してくれたのを確認して、腰を使って胸の間に中心を行き来させる。自分のために必死に胸を寄せてくれているラクランの姿が視覚的にも欲情を煽って、理人は止まることができなかった。
「あっ!? あぁんっ! あつい……」
「ら、らんしゃん、でてもた」
どくどくと迸った白濁はラクランの胸を汚しただけでなく、頬にまで飛んでいる。反射的にラクランを汚してしまった罪悪感に、頬についた白濁を舐めとった理人は、その独特の味に飲み込めずに口を押さえて青ざめた。その手をそっとラクランが外して、舌を口に滑り込ませて、理人の口の中を拭ってくれる。
「ご、ごめんなしゃい……」
「気にしなくていいのに。でも、こっちにも欲しくなったから、責任とってね?」
結婚して二年、行為に慣れたラクランは、それまで性的なことに抵抗を見せていたのに、理人にだけは大胆な姿を見せてくれるようになった。手を重ねられて、下腹に持っていかれて、理人は頷いてラクランと寝室に向かった。
甘い蜜月は、始まったばかり。
ずっと一緒に眠っていた夜は、一人きりのベッドが寒くて、寂しくて、涙が出る。泣き虫の子どものままではラクランと結婚できないと歯を食いしばっても、嗚咽が我慢できないことがある。そんな夜には、そっとエルドレッドが様子を見にきてくれた。
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すぐに泣いてしまうことについても、泣けないで我慢して感情を表せないことの方が心配だとヘイミッシュに慰められた。ラクランと雰囲気がよく似ているスコットが、寝る前にハグをして、額にお休みのキスをくれるのも嬉しくはあったが、やはり、ラクランとは違うという気持ちが拭えない。
幼い頃からずっと理人が求めているのは、ラクランだけだった。
夏期休暇や冬季休暇にはラクランは実家に戻ってきて一緒に過ごせる。その日を指折り数えながら、理人はピアノの練習や勉強に励んだ。ピアノは学校の授業で触れたのをキッカケに、習いたいとヘイミッシュとスコットにお願いしたら、エルドレッドと二人でピアノ教師についてもらうことができた。ピアノを弾いているときも、考えるのはラクランのことばかりで、気が付けばラクランを想う曲を作っていた。
ラクランと一緒に寝ると妙な感じがするようになったのは、11歳のとき。柔らかな胸に触れたり、甘く爽やかなラクランの匂いを嗅いだりすると、下半身が熱くなって、お腹がムズムズする。そのことをヘイミッシュに話せば、理人の性の目覚めが近付いてきているのだと教えられた。
精通が来て実際に下着を汚したのは13歳のときだが、11歳から理人はそれを予感して、ラクランとベッドを別々にしていた。
柔らかな胸に直に触れて、淡く色付く胸の尖りに夢中で吸い付いて、本能のままにラクランの豊かな大臀筋に中心を擦り付ける。本当の行為がどんなものか朧げにしか分からなかったが、夢の中で理人はラクランに強い欲望を持った。その結果が、夢精という形での精通だった。
部屋にいたラクランに申し訳なくて泣いてしまっても、直ぐに察してくれたラクランはタオルケットを理人に巻いて、バスルームに連れて行ってくれて、一切理人を責めはしない。正直に夢でラクランにしたことを話して謝っても、嫌ではないと言ってくれる。
欲望が、いけないものではないと認めてくれたラクランに、理人は心が軽くなった気がした。
しかも、ラクランはどちらかといえば抱かれたい方だと告げてくれて、理人は天にも昇る心地だった。勿論相手がラクランならば、理人は想いを遂げるのはどちらでも構わなかったが、男なのだし、できれば抱きたいという気持ちはあった。それがラクランが望むように叶えられる。
14歳で無理矢理に口付けたときも、エルドレッドが駆け込んで来なければ、理人は本能のままに止まれず、ラクランを襲っていたかもしれない。エルドレッドの悩みも深刻だったが、理人の方はそれどころではなく、錐揉み回転しながら床に突っ込んでしまった。
エルドレッドを落ち着かせた後で、ラクランは理人を抱き上げて、怒ってもいないし嫌でもないと言ってくれた。どんなときでも、理人を拒絶せずに受け入れてくれるラクランに、愛が募る。
迎えが来たので学校を出たところで、先にエルドレッドを迎えに行ったヘイミッシュとすれ違ってしまい、何日も隙を伺っていたという両親に突然殴られて、メガネが割れ、車に押し込まれた15歳のとき、走行中の車のドアを破ってでも逃げようとしたが、ラクランが小児性愛者で理人を弄ぶために両親から奪ったと訴えると言われて、逃げることを躊躇ってしまった。貴族のラクランと結婚する理人に、両親はハワード家から金を揺すり取ろうと考えていたのだ。
全て言うことを聞いたふりをして、ヘイミッシュに電話をかけるからと奪われた携帯電話を返してもらって、理人が連絡した先は警察だった。警察に捕らえられて、みっともなくラクランに言い訳をする両親に、激昂したラクランがテーブルを殴ってヒビを入れたのを見て、恐怖よりも、温厚なラクランが自分のためにそれだけ感情を露わにしてくれたことが嬉しくてたまらなかった。
16歳で結婚して、二年間、理人はラクランの大学近くの新居に、週末ごとに通っていた。
大学の合格が決まった。
出会って15年、理人は18歳になって、身長も185センチを超えていた。ラクランには15センチほど届かないが、それでも大きくなった方である。相変わらず体は細身だったが、顔立ちも青年らしく精悍になってきた。
「ランさん、これからはずーっと一緒や!」
引っ越しを終えて理人はラクランに飛び付く。28歳のラクランは出会ったときと変わらず、いや、それ以上に優しく美しくなっていた。
幼い頃からラクランだけを見ていた理人にとっては、その分厚い見事な大胸筋も、割れた腹筋も、丸く形のいい大臀筋も、ギリシャ彫刻のように眩しいほど美しく感じられる。
「ずっと一緒ね、アタシの可愛い旦那様」
穏やかな青い目は、いつも凪いでいて、理人を怯えさせることがない。テーブルを一撃で壊してしまうくらいの腕力を持っているのに、ラクランはそれを使うことを考えない温厚な性格だった。その懐は深く、理人の全てを受け入れてくれる。
「そんなこと言われると、りひとくんのりひとくんが、おっきくなってまう」
モジモジと膝を擦り合わせる理人に、ラクランが両手を広げた。
「まだ日も高いのに、いけないひとね」
「だってぇ、ランさんがエロいんやもん」
存在しているだけで理人の欲望を刺激するラクランが、抱き締めてくれたり、つむじにキスをしてくれたりするだけで、若い理人はすぐに反応してしまう。
手招きをされて、理人はソファに座った。脚の間に、ラクランが大きな体を縮こめて入り込む。パンツの前を寛げられて、理人はこれからされることに、こくりと喉を鳴らした。下着をずらしたラクランの目の前に、半ば芯を持った理人の中心が姿を現わす。
「ひっ! あっ!」
ふっと悪戯に息を吹きかけられて、理人は妙な声を上げてしまい、真っ赤になって口を押さえた。上目遣いに理人を見上げながら、ラクランの舌先が理人の切っ先を突く。
「ら、らんしゃん、しょんな……」
「嫌かしら?」
指先でシャツのボタンを外して、白く豊かな胸を晒すラクランに、理人はふるふると首を振った。鼻から垂れた鼻血はティッシュと気合いで止める。
「そ、それなら、あの、お願いが……」
「何かしら?」
「お、お胸で、挟んで欲しいっていうか……」
一度その豊かな大胸筋に挟まれたかったと欲望を口にすれば、舐めるつもりだったラクランは、方向転換して、その白い胸を理人の中心に寄せてきた。両側から押さえると、なんとか理人のものが挟まる。
「んっ、ちょっと、これ、難しいかも」
そのままズリズリと胸を動かそうとしても、女性のものと元々質量も形も違うので、理人の中心が外れそうになって、ぎこちなく止まってしまったラクランに、理人は腰を上げた。
「俺が、動いても、ええ?」
「え……も、もちろんよ」
いつになく鼻息の荒い理人に気圧されたのか、ラクランが了承してくれたのを確認して、腰を使って胸の間に中心を行き来させる。自分のために必死に胸を寄せてくれているラクランの姿が視覚的にも欲情を煽って、理人は止まることができなかった。
「あっ!? あぁんっ! あつい……」
「ら、らんしゃん、でてもた」
どくどくと迸った白濁はラクランの胸を汚しただけでなく、頬にまで飛んでいる。反射的にラクランを汚してしまった罪悪感に、頬についた白濁を舐めとった理人は、その独特の味に飲み込めずに口を押さえて青ざめた。その手をそっとラクランが外して、舌を口に滑り込ませて、理人の口の中を拭ってくれる。
「ご、ごめんなしゃい……」
「気にしなくていいのに。でも、こっちにも欲しくなったから、責任とってね?」
結婚して二年、行為に慣れたラクランは、それまで性的なことに抵抗を見せていたのに、理人にだけは大胆な姿を見せてくれるようになった。手を重ねられて、下腹に持っていかれて、理人は頷いてラクランと寝室に向かった。
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