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恋始まりは突然で
第3話
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「はぁっ…はぁっ…!間に合っ…たぁっ!」
…ほんまに良かった、まだあと朝礼まで10分くらいあるみたいや。
この間にクラス見てはよ教室いかへんと。
頭にあるたんこぶをさすりながら早足で歩く。
あの叫んだ後、私はお母さんに特大の拳骨をくらってしまったんや。
何回も起こしてくれはったらしい。
…でも気づくまで起こして欲しかったわ…。
でもこんなことを言うとまた拳骨が飛んでくるので黙ることにする。
クラス表をみる。
私は2年3組になったことが分かった。
まだ少し時間に余裕はあることが分かったので、どんな人がいるんやろ…と興味を持ってクラス表を眺める。
2年生なのでメンバーはある程度分かってはいるんやけどね。
「…あれ?この人…聞いたことない人だなぁ…。」
私の隣に書いてある名前。
『聖 悠希』
「転校生なんやろか…?」
キーンコーンカーンコーン。
はっ!?あかん!せっかく間に合ったのに朝礼に遅れるのはあかん!
そう思い、急いで2年3組の教室に足を運ぶことに決める。
靴を履き替え、階段をのぼり。
あった…2年3組。
今日からここが私のクラス。
オタクで、青春とは無縁な私やけど、少しくらいは楽しい一年がええなぁ。
まぁ、推しがいるだけで私は毎日幸せやからね!
…ほんまに良かった、まだあと朝礼まで10分くらいあるみたいや。
この間にクラス見てはよ教室いかへんと。
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何回も起こしてくれはったらしい。
…でも気づくまで起こして欲しかったわ…。
でもこんなことを言うとまた拳骨が飛んでくるので黙ることにする。
クラス表をみる。
私は2年3組になったことが分かった。
まだ少し時間に余裕はあることが分かったので、どんな人がいるんやろ…と興味を持ってクラス表を眺める。
2年生なのでメンバーはある程度分かってはいるんやけどね。
「…あれ?この人…聞いたことない人だなぁ…。」
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『聖 悠希』
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キーンコーンカーンコーン。
はっ!?あかん!せっかく間に合ったのに朝礼に遅れるのはあかん!
そう思い、急いで2年3組の教室に足を運ぶことに決める。
靴を履き替え、階段をのぼり。
あった…2年3組。
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