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目の前の不愉快な人物を氷漬けにしたら近くに居た全員の視線が集まる。あれ、ダメだったのかな?正当防衛だよぅっ!
「過剰防衛とも言うの」
はっはっはっ、またまたリズさんってば!……え、まじで?僕逮捕されちゃう!?
「まあ大丈夫だと思うの」
周りの視線に耐えられなくなってきたので受付で報告書を書いていたレオ様の元へ行く。たちけて。
「アレン、大丈夫?」
この状況でどう見ても大丈夫じゃないのはネロとかいう男の方だけど。あ、僕の行く末を心配してるのかも。
受付さんも対人に容赦なく魔法を放った僕を引き気味に見ているし、弁明しないと。弁明…???
なんて言えば良いんだ?何か嫌だったから魔法使いましたとか?
「アレンちゃん、それだと100%有罪なの。セクハラされたとか言っとけば良いの!変なとこ触られたとか、耳が敏感とか言われたとか!」
そう言えばそんな事言われたなぁ。大変遺憾である。
「あの男に耳が敏感なのかとか言われたけど、エルフは他種族より性欲は薄いから、敏感では無いと思う」
自分の尖った耳を引っ張りながら言ってみるとレオ様は咳き込んでるし、受付のお姉さんと周りの人は顔を真っ赤にしてる。何ですか?
「アレンちゃん、言うべき台詞が違うし、あんまり大きな声でそういう話しちゃダメなの」
そうなんだ?そもそもこんな話題が出る事なんて無いから知らなかった。
「性欲無いのか…」
ぽつりと呟くレオ様の疑問に答えようとして、大きい声で話しちゃダメと言っていたリズの言葉を思い出す。
袖を引いて屈んでもらったレオ様の耳に口を寄せて、内緒話とやらをする容量で話す。
「薄いだけ。好きな人とはセックスしたい。」
俺の場合は勿論レオ様限定です。
「セッ…!?」
小さい声で言ったのにまたもや動揺するレオ様。何でだ?顔が真っ赤で可愛い。
「アレンちゃん、お願いだから黙っとくの。」
あれ?
「そうなんだ…、取り敢えずネロをどうにかしないとね」
「ああ」
忘れてた。
振り返れば魔法使いの女の人が3人がかりで氷を溶かしていた。動けないように凍らせただけだから凍傷とかにはしていないと思うけど、一応様子を見る。うん、大丈夫そう。
「酷いなアレン。ふふ、恥ずかしがり屋さんなのかな?それとも触られるのに慣れてない?もしかして処j」
「えっ、」
「あ」
しまった。またイラッとして凍らせてしまった。
「過剰防衛とも言うの」
はっはっはっ、またまたリズさんってば!……え、まじで?僕逮捕されちゃう!?
「まあ大丈夫だと思うの」
周りの視線に耐えられなくなってきたので受付で報告書を書いていたレオ様の元へ行く。たちけて。
「アレン、大丈夫?」
この状況でどう見ても大丈夫じゃないのはネロとかいう男の方だけど。あ、僕の行く末を心配してるのかも。
受付さんも対人に容赦なく魔法を放った僕を引き気味に見ているし、弁明しないと。弁明…???
なんて言えば良いんだ?何か嫌だったから魔法使いましたとか?
「アレンちゃん、それだと100%有罪なの。セクハラされたとか言っとけば良いの!変なとこ触られたとか、耳が敏感とか言われたとか!」
そう言えばそんな事言われたなぁ。大変遺憾である。
「あの男に耳が敏感なのかとか言われたけど、エルフは他種族より性欲は薄いから、敏感では無いと思う」
自分の尖った耳を引っ張りながら言ってみるとレオ様は咳き込んでるし、受付のお姉さんと周りの人は顔を真っ赤にしてる。何ですか?
「アレンちゃん、言うべき台詞が違うし、あんまり大きな声でそういう話しちゃダメなの」
そうなんだ?そもそもこんな話題が出る事なんて無いから知らなかった。
「性欲無いのか…」
ぽつりと呟くレオ様の疑問に答えようとして、大きい声で話しちゃダメと言っていたリズの言葉を思い出す。
袖を引いて屈んでもらったレオ様の耳に口を寄せて、内緒話とやらをする容量で話す。
「薄いだけ。好きな人とはセックスしたい。」
俺の場合は勿論レオ様限定です。
「セッ…!?」
小さい声で言ったのにまたもや動揺するレオ様。何でだ?顔が真っ赤で可愛い。
「アレンちゃん、お願いだから黙っとくの。」
あれ?
「そうなんだ…、取り敢えずネロをどうにかしないとね」
「ああ」
忘れてた。
振り返れば魔法使いの女の人が3人がかりで氷を溶かしていた。動けないように凍らせただけだから凍傷とかにはしていないと思うけど、一応様子を見る。うん、大丈夫そう。
「酷いなアレン。ふふ、恥ずかしがり屋さんなのかな?それとも触られるのに慣れてない?もしかして処j」
「えっ、」
「あ」
しまった。またイラッとして凍らせてしまった。
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