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ひだまりの民の勝利報告?

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ある程度時が経ちました。

数か月の情報戦の末、ひだまりの国のSNSと政治、経済、メディア、法曹、教育などかつてはガチスとデンゲルが「我に非ずんば人に非ず」と自信をもって牛耳っていた分野が次々と陥落していきました。



覚えているでしょうか。

一時期はSNSでのひだまりとひだまりに敵対的な種族連合との戦力比は1対9でした。



ガチスは莫大な工作員の投入や工作資金などの物量と、AI評価による現状把握による完全な作戦立案と、そして負けることを知らず疑いもしない士気の高い組織、この3つをもってあと一息でひだまりを骨抜きにして、侵略する所まで来ていました。



それがどうなったのか。

バグダが若手官僚抜き、一蓮托生でいままで戦ってきた6人組、ヒキコモリーヌ、コウメイ、テレスの前で説明します。



「まずAIについてはほぼ骨抜き、無力化に成功しました」

心なしかバグダはうれしそうです。

おそらくAIのようなある種の天才を出し抜いたことに内側からあふれでる喜びを感じたのでしょう。



説明が続きます。

マーズたちの努力でSNSの中に囮となる仮想空間を作り、その中で彼らの望む餌を撒いて人員を集めることに成功しました。



空間把握能力と情報の具現化を組み合わせた理屈でマーズたちは成功をおさめました。



少し、正確ではないですが分かりやすく例えると、ひだまりの領土に上陸、占領することを目指していたガチス工作員たちに幻覚の領土を用意します。

でも、実はその領土は実際には領海や人口密集地から外れた場所でいくら頑張っても成果は出ません。



しかし、ひだまりの側のカモフラージュがうまく機能したためにガチス側はそれに気づきませんでした。

そして、一部領土に食いついたガチス工作員に対しては水際で6人組の主力が徹底抗戦をして攻撃してきたガチスに勝利の果実を与えませんでした。



そしてAIがそれをマイナス評価することでガチスの上層部にある不信を与えます。

「裏切り者」



そしてバグダとテレスにより、その疑惑を形にしてガチス情報部に知らせるべく、裏切り者の偽情報と本当の情報を混ぜてガチス側に見えるように、しかも不自然ではないようにばら撒きました。



話は熱を帯び、次に進みます。
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