ゼロからはじめる島津大河誘致

補足 登場国家の説明 ガチス統合国

ガチス統合国

外伝におけるひだまりの国にとっての最大の敵。



人口はひだまりの国の約10倍以上、国土は約30倍という巨大国家。

現在、ソーラー連邦と覇権争いをしている真っ最中。



強力な軍事独裁国家であり、統合国の名前通り各地を侵略、統合したことが名前の由来となっている。

その為、国是として拡張主義をもって周辺諸国を圧迫している。



現在、国力が弱体化したうえにソーラー連邦の政治、軍事力の影響が縮小したひだまりの国を次の統合対象にするべく圧力をかけている。



近年の侵略では、まず政治中枢とメディアを抑え、民衆の団結を奪って世論の分裂と親ガチス派を増やすことで前準備をし、頃合いを見て軍事侵攻やクーデターなどを引き起こして統合するパターンを取っている。



政治形態は独裁であるが、憲法が存在せずガチス人の代表とそれを補佐するメンバーによる指導政治という独特の形態で広大な国土を支配している。



思想は、ガチス主義と言われる、ガチス民族至上主義とガチス文化を世界に広めることが使命であるという拡大思想、そして独自の社会思想の入り混じった民族社会主義が根本にある。



国家の支配力が異常に強く、強力な軍隊と同じく国内監視、分離独立を防ぐための強力な警察機構がある。

言論の自由は経済に関しては比較的自由だがそれ以外の分野は厳しい。



とりわけ、ガチス人がらみの批判と体制批判には厳しく、強制収容所からの再教育や原因不明の死亡事故などが後を絶たない。

情報部やプロパガンダ機関も質、量ともに厚くソーラー連邦との情報戦を繰り広げている。



一部のエリートによる支配の為、民衆との信頼関係は薄く、恐怖と金や社会的地位の保全などを餌に不満を抑え込んでいる。



民衆も上に政策あれば下に対策あり、と割り切っていて表向きは従っているが心の内では不満がくすぶっている。



最近ではソーラー連邦に対して強硬な態度と戦争も辞さないという主戦派と、無用な争いで損害を受けたくないとする穏健派とに分かれているが、ガチスの公式見解は主戦派に近い物である。



ひだまりに対する蔑視と征服による野心という点や思考パターンなどがデンゲル国と近いが、ガチス側はデンゲル国を利用しつつも内心はとても軽蔑している。