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宮崎の皆様へ伝えたいこと

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宮崎の皆様、関ヶ原をご存じでしょうか。

岐阜県にあり戦国時代の末期凄惨な戦いがあった場所です。

沢山の死者を出し、勝者と敗者を生んだ特別な場所です。



しかし、現在では多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。

つい最近も勝者の東軍の諸将の末裔と西軍の諸将の末裔が集まり、歓談をしたところでもあります。



昔の悲惨な出来事を乗り越え、観光とイベントという形で多くの人々を集めました。

最近宮崎県の佐土原で行われた島津豊久帰還のイベントもこの関ヶ原で散ったシーンが冒頭に来る漫画、アニメの多大なる影響のもと成功をおさめています。



私がここで強調したいのは、歴史は多くの人に知られることで価値を増し、沢山のひとびとを宮崎に導く可能性があるということ。

もう一つは島津義弘が知られることで今度は宮崎の伊東家や秋月家、そのほかあまたの歴史上の人物や出来事を良い形で紹介できるということです。



確かに昔の大河ドラマでは主人公が善人、正義の味方、強い存在で、それに敵対する勢力や人物を悪役にする風潮はありました。

しかし、今は違います。



先ほどの関ヶ原の場合もそうでしたが、敗者の石田三成はとても人気があり、場合によっては勝者の徳川家康を圧倒することもあります。

事実、ツイッターなどの若い人や歴史に新しく触れた人々が多い媒体では石田三成はダントツの人気をもっています。



今年の大河ドラマ、「麒麟がくる」でもユースケ・サンタマリアさんが好演した朝倉義景がとても評判が良い評価を受けています。

宮崎に小京都と呼ばれる華やかな文化を築いた伊東家は朝倉家と似たところがあります。



しかも伊東家は朝倉家と違い、いったん衰弱した後戦国末期から復活しています。

ドラマとしてとても興味深い個性を持っています。

もし、早めに島津義弘を大河ドラマにすれば、その放映の後今度は伊東家が大河ドラマの主役を目指すことも不可能ではありません。



ただ、今の時点では全国的に見ると島津家よりも知名度が低いので、長い目で見て伊東家というコンテンツを育てるためにも先に島津家でいろいろと観察するほうが得策だと推測します。



それに、鹿児島は2度の幕末主役を輩出している大河ドラマの常連でもあります。

いきなり、宮崎が経験のない状態で大河ドラマを誘致するよりも経験のある鹿児島と協力していろいろと学び、より効率的で成功率の高いイベントの成功を狙うのが宮崎にとっても良いのではと思います。



長くなりましたので、次の章では島津義弘が大河ドラマの主役になった時宮崎にどのような影響があるか、そして長期的視野でこの企画を成功させるための要素について紹介したいと思います。
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