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第156話 ナニワトライアスロンスタート!

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ついにナニワトライアスロンスタートの時が来ました。
この万博の開催者であるサンサン商事の社長ひでよし、そして他のお菓子メーカーも社長や幹部が見守る中、大会の開幕です。

ヨーイ!ドン!!
ナニワの会場のスタート地点から選手が一斉に海に向かって走っていきます。
地方の無名のメーカーの選手も含めまずトップを走る目的でダッシュです!

この時、混乱が起き、トップを目指す選手たちの多くが接触事故を起こしました。
そして、その混乱をかいくぐり、まずトップに躍り出たのはDATE組の選手です。
その後にたけだ、うえすぎ、オダと続きます。

さて、ここでしまづの社長代理のよしひろが実況役、開発部長のなりあきらが解説で話を進めていきます。

よしひろ 「スタートで波乱はあったものの、始まりましたナニワトライアスロン!ただ今の状況は東側が頑張っているようだが・・・」

なりあきら 「中国には南船北馬という言葉があり、南は船、すなわち水泳が得意、北は陸地が得意と言いますが、日ノ本もまた南船北馬、あるいは西船東馬と言ったところでしょうか?」

よしひろ 「我らがしまづは作戦通り慎重に進んでいる様子、まだ始まったばかりだが、しまづは陸も強いことを見せつけて欲しい、これは強欲だろうか?」

なりあきら 「しまづだけではなく、りゅうぞうじ、もうり、ちょうそかべ、ミカワなども今のところは後方で様子を見ています、我ら同様後でエンジンをかける様子です、ここはあくまで慎重に!」

さて、会場からあわじしまに至るまでの海が見えてきました。
最初に海に飛び込んだのは陸に強く1位にこだわりのあるDATE組の水泳部員です。
飛び込むときも派手に目立つ、さすが「伊達男」です。

続いて、たけだ、うえすぎ、オダ、いまがわ、おおとも、と続きます。
しまづはもうり、ミカワ、りゅうぞうじ、等と真ん中よりやや後方で海に突入しました。

あるおとよ隊の日記
「とよひさ様が海に飛び込んだとき、まるで白魚が太陽の光を浴びて光るが如く、それはもうこの世のものとは思えぬ美しさでした」

もちろん、これはおとよ隊ならではのアイドル崇拝的視点でしたが、確かに汗をかいて走る姿、そして海に飛び込む姿はとても美しいと後々の語り草になりました。

※アニメ化が実現したら、どうか美しいとよひさ様を描いてください。
お願いします。<(_ _)>
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