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第114話 なりあきらの提案
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しまづの社長代理のよしひろが同じくしまづの人事部長兼技術部長のなりあきらに郭隗の馬の骨と名乗る変人が書いた小説を使ってアニメ化は出来ないか相談をした!
前回はこんな感じでした。
数日してなりあきらの方からよしひろの副社長室での会議を提案され、両者がそろっているところです。
なりあきらは開口一番!
「この小説はド素人の作品ですね!まず基本が出来ていません、読みにくい所もあるし誤字脱字も多い!たぶんスキルがないせいか小説の約束事なども全然知らないようです!これをこのまま出しても出版社に突き返される可能性が高いでしょうね!」
副社長室に隠れて話を聞いていた郭隗の馬の骨轟沈!!!
流石なりあきら、容赦がありません。
もしかしたら、前の人物紹介でド〇ンパと言ったことをまだ根に持っているのか?
でももう十分だと思うんですが・・・
と、作者が泣きながら落ち込んでいるころ、話の流れが変わります。
なりあきら曰く とはいえご当地アニメという点で言えば面白い点もいくつかあります!
それにUSO800で削られた社員たちのことを考えたらこの小説に賭けてみるのもありかと考えます。
幸い、よしひさ様もとしひさ様も教養もあり、文才もあるでしょうからあの素人の作品について助言を求めてみてはいかがでしょうか。
このタイミングなら、両名共に協力してくれるはずです!
こうして、よしひろはなりあきらの提案に従って、今度は社長室にいるよしひさと彼に呼ばれたとしひさと3人で話し合いをしました。
よしひさからは「文体などはわしの部下に優秀なのが何人かいるから、その馬の骨とやらと相談して作品を人様に出せるよう指導すればよかろう!」という前向きな提案が出ました。
続いてとしひさからは「おとよ隊やわしの配下の部下を使ってしまづの県の連中に宣伝して回ればよい!しまづの連中は新しい物好きだから、その「しまづの県」とかいう作品を応援するように情報をうまく流すように準備しておこう」
「あと、役所の連中にも根回ししといた方がいいな!人気を集めるためにはなにかお墨付きがあったほうがインパクトがあって良い、やとが〇ちゃん観察日記とやらでは市長も出演したと聞いているしな!」
「あとは選考が通るかどうか、こればかりは出版社の決めることだから運を天にまかせるしかないな!」
みつなりとの抗争で失脚して元気のなかったとしひさでしたが、今回の話で元気が出たようで饒舌に話をする姿を見てよしひろもよしひさも心が温かくなるのを感じました。
こうして、郭隗の馬の骨が書いた小説は沢山の人々の期待を乗せて、選考に望むことになりました。
※リスペクトと補足
『八十亀ちゃんかんさつにっき』 (やとがめちゃんかんさつにっき) は当時の河村市長がオープニングのナレーターに挑戦しました。
前回はこんな感じでした。
数日してなりあきらの方からよしひろの副社長室での会議を提案され、両者がそろっているところです。
なりあきらは開口一番!
「この小説はド素人の作品ですね!まず基本が出来ていません、読みにくい所もあるし誤字脱字も多い!たぶんスキルがないせいか小説の約束事なども全然知らないようです!これをこのまま出しても出版社に突き返される可能性が高いでしょうね!」
副社長室に隠れて話を聞いていた郭隗の馬の骨轟沈!!!
流石なりあきら、容赦がありません。
もしかしたら、前の人物紹介でド〇ンパと言ったことをまだ根に持っているのか?
でももう十分だと思うんですが・・・
と、作者が泣きながら落ち込んでいるころ、話の流れが変わります。
なりあきら曰く とはいえご当地アニメという点で言えば面白い点もいくつかあります!
それにUSO800で削られた社員たちのことを考えたらこの小説に賭けてみるのもありかと考えます。
幸い、よしひさ様もとしひさ様も教養もあり、文才もあるでしょうからあの素人の作品について助言を求めてみてはいかがでしょうか。
このタイミングなら、両名共に協力してくれるはずです!
こうして、よしひろはなりあきらの提案に従って、今度は社長室にいるよしひさと彼に呼ばれたとしひさと3人で話し合いをしました。
よしひさからは「文体などはわしの部下に優秀なのが何人かいるから、その馬の骨とやらと相談して作品を人様に出せるよう指導すればよかろう!」という前向きな提案が出ました。
続いてとしひさからは「おとよ隊やわしの配下の部下を使ってしまづの県の連中に宣伝して回ればよい!しまづの連中は新しい物好きだから、その「しまづの県」とかいう作品を応援するように情報をうまく流すように準備しておこう」
「あと、役所の連中にも根回ししといた方がいいな!人気を集めるためにはなにかお墨付きがあったほうがインパクトがあって良い、やとが〇ちゃん観察日記とやらでは市長も出演したと聞いているしな!」
「あとは選考が通るかどうか、こればかりは出版社の決めることだから運を天にまかせるしかないな!」
みつなりとの抗争で失脚して元気のなかったとしひさでしたが、今回の話で元気が出たようで饒舌に話をする姿を見てよしひろもよしひさも心が温かくなるのを感じました。
こうして、郭隗の馬の骨が書いた小説は沢山の人々の期待を乗せて、選考に望むことになりました。
※リスペクトと補足
『八十亀ちゃんかんさつにっき』 (やとがめちゃんかんさつにっき) は当時の河村市長がオープニングのナレーターに挑戦しました。
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