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三話 運命の祭壇。
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とても高くて広々としたとした部屋に通されたけど一言で言えば……何もない!
「ここは……何ですか?」
「この場所は運命の祭壇と呼ばれる聖域です。」
「ココが……目的地?」
「そうですよ!この場所が目的地です。」
「何も無いように見えますが…?」
「見てもらった方が早いですね…今から出しますので私の側から離れないでください。」
「女神ティーナが承認する……運命の祭壇を起動します。人材 ガチャよ…ここに来たれり!」
「キャスト…ガチャ?」
(ガチャってあのガチャだよな…?)
「まぁ、見ていて下さい♪」
ティーナ様は天井を指を刺すと巨大なガチャポンがゆっくりと降りてきた。
「マジか……ガチャポンの巨大板だと!?」
(想像を超える大きさとインパクトがあるガチャポンのフォルムが印象的だった。)
「コレは"人材ガチャ"です!」
「異世界で活躍できる人材を用意しています。F~URまでのランクがあり、それぞれに特徴が変わり、その中でも高いランクになると排出確率も低くなりますが、武力、知力共に最強キャラがURのキャラになります。」
(URって宝くじの一等に当選するくらいに極レアなんじゃ……こりゃ、当たらないな。)
「説明ありがとうございました。良いのが当たるとイイけど……」
「幸也さんに一つだけ質問しますが、男性と女性ならどちらとずっと共に過ごしたいですか?」
「男性か女性を選べるとしたらどちらにしますか?」
「へぇ~男女が選べるのですか?」
「はい、簡単に説明すると従者とかがしっくりくるかもしれませんが、主人が死ぬまで仕える存在なので真剣に決めた方がイイですよ?」
(まぁ……オレの心はすでに決まっている)
「実はもう……決まってます!」
「早かったですね!それで…どちらにします?」
「女性にします。」
「では、人材は女性の人が選べるガチャに変更しました♪」
「キャストって人間ですよね?なら、人間に対しての好き嫌いがあったりしませんか?」
「それはありますね……特に女性のキャストにはその傾向が強いです。」
「やっぱり…なら、初見で拒否されたりもあり得ますよね!?」
「それは心配は要らないと思いますよ?
見た目で判断はしないのでご安心を!」
「では早速、ガチャをやってみましょうか?」
「はい……やります!」
「人材ガチャ…運命の出会いに幸あれ!」
(宝くじの一等と同等……期待せず、話し相手が手に入ると思って回してみよう!)
幸也はガチャの取手をゆっくり回し始めた。
"ガラガラ"と音を立てながらゆっくりと回るガチャポンの出口から出てきたのは……
「虹色の卵……!?」
果たして幸也の目の前に出てきた"虹色の卵"の中身はどんな人材が当たったのか!?
「ここは……何ですか?」
「この場所は運命の祭壇と呼ばれる聖域です。」
「ココが……目的地?」
「そうですよ!この場所が目的地です。」
「何も無いように見えますが…?」
「見てもらった方が早いですね…今から出しますので私の側から離れないでください。」
「女神ティーナが承認する……運命の祭壇を起動します。人材 ガチャよ…ここに来たれり!」
「キャスト…ガチャ?」
(ガチャってあのガチャだよな…?)
「まぁ、見ていて下さい♪」
ティーナ様は天井を指を刺すと巨大なガチャポンがゆっくりと降りてきた。
「マジか……ガチャポンの巨大板だと!?」
(想像を超える大きさとインパクトがあるガチャポンのフォルムが印象的だった。)
「コレは"人材ガチャ"です!」
「異世界で活躍できる人材を用意しています。F~URまでのランクがあり、それぞれに特徴が変わり、その中でも高いランクになると排出確率も低くなりますが、武力、知力共に最強キャラがURのキャラになります。」
(URって宝くじの一等に当選するくらいに極レアなんじゃ……こりゃ、当たらないな。)
「説明ありがとうございました。良いのが当たるとイイけど……」
「幸也さんに一つだけ質問しますが、男性と女性ならどちらとずっと共に過ごしたいですか?」
「男性か女性を選べるとしたらどちらにしますか?」
「へぇ~男女が選べるのですか?」
「はい、簡単に説明すると従者とかがしっくりくるかもしれませんが、主人が死ぬまで仕える存在なので真剣に決めた方がイイですよ?」
(まぁ……オレの心はすでに決まっている)
「実はもう……決まってます!」
「早かったですね!それで…どちらにします?」
「女性にします。」
「では、人材は女性の人が選べるガチャに変更しました♪」
「キャストって人間ですよね?なら、人間に対しての好き嫌いがあったりしませんか?」
「それはありますね……特に女性のキャストにはその傾向が強いです。」
「やっぱり…なら、初見で拒否されたりもあり得ますよね!?」
「それは心配は要らないと思いますよ?
見た目で判断はしないのでご安心を!」
「では早速、ガチャをやってみましょうか?」
「はい……やります!」
「人材ガチャ…運命の出会いに幸あれ!」
(宝くじの一等と同等……期待せず、話し相手が手に入ると思って回してみよう!)
幸也はガチャの取手をゆっくり回し始めた。
"ガラガラ"と音を立てながらゆっくりと回るガチャポンの出口から出てきたのは……
「虹色の卵……!?」
果たして幸也の目の前に出てきた"虹色の卵"の中身はどんな人材が当たったのか!?
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