神の塔

浅貴るお

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第5話

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 ジークはしばし歩き、鐘のある家の前に着いた。
「ここか」
 ジークはドアノブをひねり、ドアを開ける。
 暗い暗い空間が広がっていた。
「暗いな。足元に気をつけて進まないとな」
 ジークは暗闇の中に恐る恐る足を踏み入れた。
 何故だか、違和感を覚えたが、気に病むほどではないかったので、そのまま、暗闇の中を進んだ。
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