異世界転移~治癒師の日常

コリモ

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第3章森へ行こう

これからの事

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みんなでわいわいがやがや言いながら食事をすませると、
「さて、今回の評価だが、皆よく頑張ってくれた。トメニだけは流石に難しいみたいだが、必要な分は手に入れられた。感謝する」そうガイアスが言うと
「いいえ。色々勉強になりました。」とあちらこちらから声があがった。
「そう言ってもらえると嬉しい。君たちはまだまだ駆け出しの部類だが、定期的に講習会みたいな機会を与えて採取して来た品物の品質向上を図ろうと思っている。しばらくは定期的におこな奥と思っている。今回受けられなかったものを集めて来週にでも第2回を行おうおと思っているので、そのつもりで」と言い出した
「ちょっと待って。それじゃあ必要なものが揃わないわ!せめて2週間後にして」と私が言うと
「大丈夫、先ほどマコトが作ったカバンやナイフを行商人の見せたところ、興味を持ってくれたので、材料と交換で出来上がったものや設計図などを交換しようということになったのだが、今ある工房だけでは間に合わない。ひとまず行商人からカバンを買って、加工してその手間賃をもらうことにしたんだ。おかげでカバンはもう30個ほどできたし、ナイフは持ち手部分が特殊なので材料の到着を待っている状態なんが、今回は手に入れられたのか?」と来て来た。
「はい一応使えそうなものを集めてもらったのですが、ドラゴンの襲来で、必要な分が取れていないようです。」とキースさんが答えた。
「それじゃあ明日、私が森に行って必要なものを手に入れて来ます。それと今回採取して来た分は食堂の壁際に今回依頼したものの分だけかごを置いておきましたので、パーティ名を書いてあるところにそれぞれ置いてもらえますか?」そういうと食べ終わったパーティから順にそれぞれやって来て、どうやって出そうかと思案しているので
「出したいものを思い浮かべながらカバンに手を入れて出してみて下さい」と言いながら私が見本を見せると
それぞれうまく出すことができた。しかし、出てくるものといえばやはり採り慣れているトメニやメイズ草が多かった。
「ありがとうございました。今日の依頼料はそれぞれに渡したカバンや袋の中に入っています。先ほど教えた要領で探ってみて下さい。」そう言うとそれぞれに渡したいヒップバッグや袋に手を入れて確認し始めた。
確認し終わったところで、
「今回納品された物の査定と代金は明日のお昼には終わるので、午後にギルドに来てくれ。」そうガイアスが言って今回の依頼と騒動は終わった。



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