そうだ作ってみよう

番外編雪山について

最近《バックカントリースキー》というものが流行っている。早い話がコース外滑走である。
確か固められたコースより新雪の中を滑るという楽しみがあるとは聞いていたが、これにより事故や遭難が起きるリスクを知っているのだろうか。
本来のコースでないためにまず確実に帰れるかわからない。
下手をすると雪崩に会う（自分で起こしたものに巻き込まれることも）
コース外のため電波が届きにくい。などあげるとキリが無い。

子供の頃、親が勤めていた先の人が正月に雪山に登山に行って帰ってこないと大騒ぎをしたことがある。たくさんの山の仲間や自衛隊など出動して捜索してもらったのだが、結局春、雪が溶けたときに諦めずに探していた仲間に遺体で発見されたそうだ。［雪山を舐めてはいけない］それがその時思ったわたしなりの教訓だ。
山の天候は変わりやすい。バックカントリースキーをするのなら整備された場所とされていない場所の違いを理解し、無理をしないスキーを楽しんでほしいものだ。


なお、見つかったのは確か6月だったとおもう。何せ北海道大雪山系旭岳に登ったため、雪が溶けるまでに半年以上かかったのを覚えている。