(続きです！)

昂良くんの境遇には想像以上に凄惨な部分があり、胸が痛くなります....。だからこそ朔斗くんの「汚くない」という言葉が凄く響きました😢普段から朔斗くんの言葉はシンプルで、ドライに聞こえますが、余計な言葉がない分、そこには重みがあるように感じます。「汚くない」本当に一言ですが、真っ直ぐで、今までの朔斗くんの経験や昂良くんとの日々が詰まっており、朔斗くんだからこそ面と向かって言える言葉であり、更に額面通り受け取っていい言葉だと感じました。「…お前正気かよ」という昂良くんの言葉には思わず頬が緩みました🤭一連の流れを読んで「ああ、美しい関係だな」と感じました。

美叶ちゃんのお墓参りで朔斗くんが「ここに昂良が居れば」と考えるシーンがありましたが、朔斗くんにとって昂良くんがどのような存在になっているのか、ここからもうほとんど答えは出ているのではないか...！と朔斗くんの肩を思わず押したくなりました。

長くなりましたが2人が幸せな未来で笑えるよう、これからも見守り続けたいと思います！

最後に、先生が書くR18シーン本当に大好きです！文章でこれ程までにリアルさが出るのかと毎度感嘆しています...。

こんなにも素敵なお話を無料で読めることが信じられません。ありがとうございます🥰これからも応援しております！！🙇🏻‍♀️

最新話までの2期全体の感想をこちらに失礼します🙇🏻‍♀️

1期でも感じたことなのですが、先生の小説は本当に言葉選びが絶妙で、頭の中に映像が流れてくるような、まるで映画を観ているような気持ちになります。文章1つ1つから受け取ることの出来る情報量が凄まじく、読後の満足感がこれでもかという程あります...！語彙も豊富であるため、先生の小説を読んで自分が意味や読み方が分からない言葉を調べるということを繰り返しており、大変勉強にもなっています😂先生は本を沢山読まれる方でしょうか...？お勧めの本等ございましたら、教えて頂きたいです☺️

ここから内容のお話になります。
2期では、朔斗くんの昂良くんに対して抱く感情への苦悩が綴られており、胸が苦しくなるような場面も多々ありました😢
朔斗くんは家庭環境の影響もあり、かなりドライな性格ですが、作中ではそんな彼が昂良くんとの関係に名前を付けられないことや性行為の意味に悩み、自分の中で一旦は思考を止める・結論を出すものの、事ある毎に自分の頭の中を支配されてしまう様子が繊細に描かれており、私自身も朔斗くんと昂良くんの関係性について考え込んでしまいました。同時に、諦めが早く、合理的な判断をするドライな性格である朔斗くんが簡単に答えを出すことのできない昂良くんという存在は、関係性に明確な名前を付けることが出来ずとも朔斗くんの人生や価値観、思考に大きな影響を与えた大切な存在であることに変わりは無いのだと感じました。
先生の巧みな文章力で、朔斗くんの心の動き、葛藤、自分の中で生まれる未知の感情に対する戸惑いが痛いほど伝わり何度も涙が出そうになります...。

また、昂良くんの「いつか他の誰かを好きになったら、その時はその人に尽くすんだろうな」という台詞に切なくなりました。昂良くんはこれに対して、朔斗くんにどのように答えて欲しかったのでしょうか...？あるいは答えは求めていないのでしょうか...。このシーンは読んでいて互いが今にも崩れそうな足場の上に立って話しているような心地がしました。

2人の関係は触れれば壊れてしまうような危うさも含んでいるように感じられますが、自分自身や人生が変わるほど心から愛していた人物が突然この世を去る辛さを互いに分かっており、尊重することができるからこそ、互いが互いにとってなくてはならない存在だと強く感じました。

私自身、BLが好きで、よく漫画を読んでいました。pixivで漫画を見つけた時、私の心臓にどストライクな絵柄とキャラクターに心奪われていた時、小説があることを知りました。自分自身、初めてのBL小説に戸惑いはあったものの、2人の過去や気持ちから作品に引き込まれ、すっかり2人の世界観に入っていきました。小説は漫画と違い、自分で考えながら、想像しながら読み進めていくことが出来ることに感動しています。素晴らしい作品をありがとうございました。もしよろしければ、これから応援させてください！！応援したいです！！！応援してます！！！！