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ご先祖様
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(あぁ~やっぱ俺 悠の浴衣姿もっとちゃんとなめる様に見ときゃ~良かった)
俺は悠の浴衣姿を見てから そんな事ばっかり考えていた
(おばさん悠の浴衣の写真とかスマホに撮ってねぇ~かなぁ~ あぁ~もうスゲー後悔・・・ もう一度悠の浴衣姿見てぇ~なぁ~そしたらさぁ~ ヤベ~また悠のエロいとこ思い出したヤベー)
俺は思わず大事な所を押さえた
(ヤベーもうすぐ悠が来るのに・・・)
俺は違う事を必死に考えた
すると俺の家のチャイムが鳴った
(悠だ ヤベーどうする)
「榎本 僕」
「今開ける」
俺は自動ドアを開けた
(下で待ってるはずだったのに・・・ 何やってんだよ)
自動ドアが開き 僕はエレベーターへと乗り込んだ
エレベーターのドアが開くと 榎本がエレベーターの前で待っていてくれて僕はちょっと驚いた
「榎本」
「悠待ってた 階段じゃなくて良かった」
榎本は僕に優しい笑顔を見せていた
(あぁ~やっぱ浴衣な訳ねぇ~よなぁ~)
榎本は玄関を開けた
「悠入って」
「お邪魔します」
(さっき榎本の顔が一瞬暗かったのは なんだろう?」
榎本の家はいつも ヒンヤリとしていて気持ちが良かった
榎本は奥へと進み また僕に麦茶を入れてくれた
「悠飲んで」
「うん ありがとう」
(何か榎本の様子が変だ どうしたんだろう)
「悠 俺の部屋」
「うん」
(やっぱり榎本は変だきっと何かあったんだ・・・)
僕はいつもの様に座った
「ねぇ~榎本何かあったの? 何か変だよ」
(ぜんぜんいつもの榎本じゃ~ない)
「えっそうかなぁ~」
(ヤベ~俺顔に出てた?)
「ねぇ~榎本言ってよ」
僕は榎本を真っ直ぐ見た
(え~言えねぇ~よ 悠の浴衣姿にエロい事考えてたとか マジでゼッテー悠に俺嫌われる)
「えっ何でもねぇ~よ それより勉強勉強しよう」
(俺が勉強とか余計おかしいか・・・)
(榎本は何で言ってくれないの 僕に言えない事?僕じゃ~頼りない・・・)
(ヤベ~悠が下を向いた)
「悠俺は・・・」
悠の顔を両手で優しく包み込んで 悠の顔を上げた
(榎本?)
「俺はさぁ~悠 悠の事が好きで好きで大好きでしょうがねぇ~んだ ただそれだけ悠の浴衣姿が俺 忘れられなくて・・・」
(やっぱ言えねぇ~)
俺はそのまま悠のくちびるを重ねた
(榎本)
榎本のくちびるが離れると 榎本はまた僕のくちびるを重ねた
榎本の舌が何度も僕の舌と絡み合っていた
(榎本長い・・・ ダメ頭がクラクラする)
榎本のくちびるが離れると 僕は息をするので精一杯で
そんな僕を榎本はベッドに上げ 次々と僕の洋服を脱がせていった
(この間したばかりなのに何で・・・)
(あぁ~ヤベ~悠の白い肌ヤベー)
榎本は僕の上に重なり 僕を抱きしめクルリと回った
僕の足の間に榎本の足が入り 榎本の膝が持ち上がった
(ちょっと待って榎本)
僕は思わず四つん這いになって 榎本に覆いかぶさっていた
榎本がスーっと起き上がると 僕は自然と榎本の腰に乗り抱きしめられていた
「榎本待って」
榎本は僕の声も聞かず 僕のに手を伸ばし 榎本の大きな手にギュッと握られた
僕はびっくりして腰を浮かせ 榎本の肩につかまり大きな声を出した
(ヤベ~つい力が入った でも悠の顔がヤベーめちゃエロい)
榎本は明らかにいつもと違っていた
(榎本お願いそんなに強く握らないで・・・)
僕は榎本の目の前で 恥ずかしいくらいに 大きな声を出していた
榎本のもう片方の手が僕の後ろへ
榎本の指が僕の中へ 榎本は両手を動かした
(あっダメウソ嫌だ それダメ・・・)
(あぁ~スゲー悠が俺の上でもだえてる 気持ち良さそう・・・)
俺は手をゆっくりと離し 目の前にある胸に舌をころがした
(こんなに小さいのにすぐ硬くなる 悠の声もいい・・・ 反対側も・・・)
俺は悠の小さな胸をなめまわし 悠の腰を掴み下へ下へと押し下げた
僕は榎本の顔を見ながら首を振った
(榎本無理だよダメ・・・)
榎本のが当たり僕が声を出すと 榎本は更に力強く僕を下へと押し下げた
(あぁ~悠のこの声スゲーいい 悠に飲み込まれていくこの感じ気持ちいい・・・)
榎本は僕の腰から手を離し 両手を後ろへ榎本の腰が動き出した
(お願い榎本ダメ・・・ 奥が僕が壊れるちゃう)
僕の目から涙が溢れ出kし トランポリンの様に榎本のお腹で僕は弾んでいた
(悠もっと声出して・・・ 悠のがだんだん復活してきた)
俺は悠の腰を支え悠から離れ すぐさま悠の足をベッドから降ろした
(榎本もう無理もうダメ・・・)
僕の身体がブルブルと震える間もなく 榎本は凄い勢いで僕の中へと入ってきた
僕の大きな声と僕の頭が何かに貫かれ
榎本の大きな手に またギュッと力強く握る閉められた
(榎本やめて・・・ 強く握らないで・・・)
(いつもより悠の反応がスゲー 引き締めもスゲー 悠のがスゲー元気だ これはヤベー)
俺の手の中にある悠のを優しく握り動かした
悠がのけぞり大きな声を出すと悠の腰を掴み
俺は悠の声を聞きながら 何度も悠の柔らかな尻に押入れた
(榎本凄い・・・)
(もっともっとだ 悠声を出して・・・)
榎本の激し過ぎる動きに 僕は必死にベッドにしがみつき声を出していた
(悠もう少し・・・)
榎本は素早く僕から離れ 僕をベッドへ持ち上げた
僕は榎本の胸で息を整えていた
(苦しい・・・)
(あぁ~ヤベ~何かスゲー気持ちいい・・・)
榎本も苦しそうに息をしていた
榎本が僕の身体をなぞる様に触ったいた
(ホント悠の身体は サラサラして気持ちいい・・・)
「榎本やっぱり僕気になる 榎本の事僕まだ聞いてないよ」
僕は榎本の胸でそう言った
「悠悪い俺・・・」
「榎本謝らないで 榎本のここにある物全部話て・・・」
僕は榎本の胸をポンポンと軽くたたいた
(やっぱ言わなきゃダメか・・・)
「悠 俺の事軽蔑しないでほしいんだけど・・・」
僕は顔を上げ榎本を見た
「僕は榎本の事軽蔑なんてしないよ する訳ないじゃん」
榎本は僕の頭に手を乗せ笑った
「悠ありがとう」
悠はまた俺の胸に顔を乗せた
「悠の 悠のさぁ~浴衣姿が忘れられなくて 悠スゲーかわいいかったから なぁ~おばさん悠の浴衣姿スマホで撮ってないの?」
「うん 浴衣着せてもらってすぐ僕 マンションの下へおりて来ちゃったから・・・」
「そっか・・・」
(やっぱ撮ってねぇ~のかぁ~)
「そんなに僕似合ってた?」
「あぁ~似合ってた・・・ てか俺正直あんまちゃんと悠の浴衣姿見てねぇ~んだ 見られなかった今スゲー後悔してる ごめんやっぱこれ以上は言えねぇ~」
(間違っているかもしれないけど・・・ 榎本が言いたい事が僕には少し分かった様な気がする)
「ねぇ~榎本 僕ねずっと考えていた事があるんだ」
「えっ何?」
(悠が考えてた?何を?)
「あのね 僕達の遠い遠いご先祖様は恋人同士だったんだよ だけどそこで結ばれる事もなく離れ離れになってしまったんだ でもその思いはとても強くて 何年も何年も時を越えてやっと同じ時代この時代に 僕達はめぐり合う事が出来たんだ」
「悠は不思議な事を考えるんだなぁ~」
僕は顔を上げ榎本を見た
「だって榎本そうじゃなきゃおかしいよ 僕達は男同士なんだよ こんなのどう考えてもおかしいよ」
(おかしいかぁ~ 確かに普通じゃ~ねぇ~よなぁ~)
榎本が困った様な顔をした
「あっごめん榎本」
榎本が僕の頭をなでてくれた
「悠が謝る事ねぇ~よ 悠の正直な気持ちだろう・・・」
榎本はそう言って笑ってくれた
「ご先祖様かぁ~ 確かにそうかもしれねぇ~なぁ~ だとしたらご先祖様に感謝しねぇ~となぁ~」
(俺が初めて悠を見た時の衝撃は ご先祖様のだったのか・・・)
「そうだね 榎本が僕を探し出してくれたんだよ 榎本ありがと」
僕はまた榎本の胸に顔を乗せた
(もしご先祖様みたいに 僕と榎本が離れ離れにならなきゃいけない事になったら 僕はいったいどうするんだろう あの時は僕の勘違いだったけど もうあんな思いは二度としたくない 僕と榎本は大丈夫だ だけど僕達のご先祖様は 計り知れない苦しみを味わったんだ)
「悠 俺で良かったのか 例えご先祖様のセイだとしてもさぁ~」
「榎本には凄くこれまでも いろいろ助けてもらってるよ 僕は榎本で良かったよ榎本じゃなくちゃダメだったよ」
(ヤベースゲー嬉しいどうしよう・・・ 俺 何を悠にしてあげたらいいんだよ)
俺は悠のサラサラした身体を触り続いていた
「俺はさぁ~悠 いつでもどんな時でも 悠を独り占めしたいと思ってるし 悠にこうして密着してたい 悠の全てが俺の物になればいいと思ってる スゲー嫉妬もするし 悠の事を困らせるかもしんねぇ~ でもそれでも俺は悠の傍に一番近くにいつも居たいと思ってる」
「うん榎本ありがとう 僕も榎本と一緒だよ 榎本はいつも僕の傍に居てくれた 榎本と離れる事なんて考えられないよ」
僕はそう思いながら 顔を上げ榎本のくちびるを重ねた
(つづく)
俺は悠の浴衣姿を見てから そんな事ばっかり考えていた
(おばさん悠の浴衣の写真とかスマホに撮ってねぇ~かなぁ~ あぁ~もうスゲー後悔・・・ もう一度悠の浴衣姿見てぇ~なぁ~そしたらさぁ~ ヤベ~また悠のエロいとこ思い出したヤベー)
俺は思わず大事な所を押さえた
(ヤベーもうすぐ悠が来るのに・・・)
俺は違う事を必死に考えた
すると俺の家のチャイムが鳴った
(悠だ ヤベーどうする)
「榎本 僕」
「今開ける」
俺は自動ドアを開けた
(下で待ってるはずだったのに・・・ 何やってんだよ)
自動ドアが開き 僕はエレベーターへと乗り込んだ
エレベーターのドアが開くと 榎本がエレベーターの前で待っていてくれて僕はちょっと驚いた
「榎本」
「悠待ってた 階段じゃなくて良かった」
榎本は僕に優しい笑顔を見せていた
(あぁ~やっぱ浴衣な訳ねぇ~よなぁ~)
榎本は玄関を開けた
「悠入って」
「お邪魔します」
(さっき榎本の顔が一瞬暗かったのは なんだろう?」
榎本の家はいつも ヒンヤリとしていて気持ちが良かった
榎本は奥へと進み また僕に麦茶を入れてくれた
「悠飲んで」
「うん ありがとう」
(何か榎本の様子が変だ どうしたんだろう)
「悠 俺の部屋」
「うん」
(やっぱり榎本は変だきっと何かあったんだ・・・)
僕はいつもの様に座った
「ねぇ~榎本何かあったの? 何か変だよ」
(ぜんぜんいつもの榎本じゃ~ない)
「えっそうかなぁ~」
(ヤベ~俺顔に出てた?)
「ねぇ~榎本言ってよ」
僕は榎本を真っ直ぐ見た
(え~言えねぇ~よ 悠の浴衣姿にエロい事考えてたとか マジでゼッテー悠に俺嫌われる)
「えっ何でもねぇ~よ それより勉強勉強しよう」
(俺が勉強とか余計おかしいか・・・)
(榎本は何で言ってくれないの 僕に言えない事?僕じゃ~頼りない・・・)
(ヤベ~悠が下を向いた)
「悠俺は・・・」
悠の顔を両手で優しく包み込んで 悠の顔を上げた
(榎本?)
「俺はさぁ~悠 悠の事が好きで好きで大好きでしょうがねぇ~んだ ただそれだけ悠の浴衣姿が俺 忘れられなくて・・・」
(やっぱ言えねぇ~)
俺はそのまま悠のくちびるを重ねた
(榎本)
榎本のくちびるが離れると 榎本はまた僕のくちびるを重ねた
榎本の舌が何度も僕の舌と絡み合っていた
(榎本長い・・・ ダメ頭がクラクラする)
榎本のくちびるが離れると 僕は息をするので精一杯で
そんな僕を榎本はベッドに上げ 次々と僕の洋服を脱がせていった
(この間したばかりなのに何で・・・)
(あぁ~ヤベ~悠の白い肌ヤベー)
榎本は僕の上に重なり 僕を抱きしめクルリと回った
僕の足の間に榎本の足が入り 榎本の膝が持ち上がった
(ちょっと待って榎本)
僕は思わず四つん這いになって 榎本に覆いかぶさっていた
榎本がスーっと起き上がると 僕は自然と榎本の腰に乗り抱きしめられていた
「榎本待って」
榎本は僕の声も聞かず 僕のに手を伸ばし 榎本の大きな手にギュッと握られた
僕はびっくりして腰を浮かせ 榎本の肩につかまり大きな声を出した
(ヤベ~つい力が入った でも悠の顔がヤベーめちゃエロい)
榎本は明らかにいつもと違っていた
(榎本お願いそんなに強く握らないで・・・)
僕は榎本の目の前で 恥ずかしいくらいに 大きな声を出していた
榎本のもう片方の手が僕の後ろへ
榎本の指が僕の中へ 榎本は両手を動かした
(あっダメウソ嫌だ それダメ・・・)
(あぁ~スゲー悠が俺の上でもだえてる 気持ち良さそう・・・)
俺は手をゆっくりと離し 目の前にある胸に舌をころがした
(こんなに小さいのにすぐ硬くなる 悠の声もいい・・・ 反対側も・・・)
俺は悠の小さな胸をなめまわし 悠の腰を掴み下へ下へと押し下げた
僕は榎本の顔を見ながら首を振った
(榎本無理だよダメ・・・)
榎本のが当たり僕が声を出すと 榎本は更に力強く僕を下へと押し下げた
(あぁ~悠のこの声スゲーいい 悠に飲み込まれていくこの感じ気持ちいい・・・)
榎本は僕の腰から手を離し 両手を後ろへ榎本の腰が動き出した
(お願い榎本ダメ・・・ 奥が僕が壊れるちゃう)
僕の目から涙が溢れ出kし トランポリンの様に榎本のお腹で僕は弾んでいた
(悠もっと声出して・・・ 悠のがだんだん復活してきた)
俺は悠の腰を支え悠から離れ すぐさま悠の足をベッドから降ろした
(榎本もう無理もうダメ・・・)
僕の身体がブルブルと震える間もなく 榎本は凄い勢いで僕の中へと入ってきた
僕の大きな声と僕の頭が何かに貫かれ
榎本の大きな手に またギュッと力強く握る閉められた
(榎本やめて・・・ 強く握らないで・・・)
(いつもより悠の反応がスゲー 引き締めもスゲー 悠のがスゲー元気だ これはヤベー)
俺の手の中にある悠のを優しく握り動かした
悠がのけぞり大きな声を出すと悠の腰を掴み
俺は悠の声を聞きながら 何度も悠の柔らかな尻に押入れた
(榎本凄い・・・)
(もっともっとだ 悠声を出して・・・)
榎本の激し過ぎる動きに 僕は必死にベッドにしがみつき声を出していた
(悠もう少し・・・)
榎本は素早く僕から離れ 僕をベッドへ持ち上げた
僕は榎本の胸で息を整えていた
(苦しい・・・)
(あぁ~ヤベ~何かスゲー気持ちいい・・・)
榎本も苦しそうに息をしていた
榎本が僕の身体をなぞる様に触ったいた
(ホント悠の身体は サラサラして気持ちいい・・・)
「榎本やっぱり僕気になる 榎本の事僕まだ聞いてないよ」
僕は榎本の胸でそう言った
「悠悪い俺・・・」
「榎本謝らないで 榎本のここにある物全部話て・・・」
僕は榎本の胸をポンポンと軽くたたいた
(やっぱ言わなきゃダメか・・・)
「悠 俺の事軽蔑しないでほしいんだけど・・・」
僕は顔を上げ榎本を見た
「僕は榎本の事軽蔑なんてしないよ する訳ないじゃん」
榎本は僕の頭に手を乗せ笑った
「悠ありがとう」
悠はまた俺の胸に顔を乗せた
「悠の 悠のさぁ~浴衣姿が忘れられなくて 悠スゲーかわいいかったから なぁ~おばさん悠の浴衣姿スマホで撮ってないの?」
「うん 浴衣着せてもらってすぐ僕 マンションの下へおりて来ちゃったから・・・」
「そっか・・・」
(やっぱ撮ってねぇ~のかぁ~)
「そんなに僕似合ってた?」
「あぁ~似合ってた・・・ てか俺正直あんまちゃんと悠の浴衣姿見てねぇ~んだ 見られなかった今スゲー後悔してる ごめんやっぱこれ以上は言えねぇ~」
(間違っているかもしれないけど・・・ 榎本が言いたい事が僕には少し分かった様な気がする)
「ねぇ~榎本 僕ねずっと考えていた事があるんだ」
「えっ何?」
(悠が考えてた?何を?)
「あのね 僕達の遠い遠いご先祖様は恋人同士だったんだよ だけどそこで結ばれる事もなく離れ離れになってしまったんだ でもその思いはとても強くて 何年も何年も時を越えてやっと同じ時代この時代に 僕達はめぐり合う事が出来たんだ」
「悠は不思議な事を考えるんだなぁ~」
僕は顔を上げ榎本を見た
「だって榎本そうじゃなきゃおかしいよ 僕達は男同士なんだよ こんなのどう考えてもおかしいよ」
(おかしいかぁ~ 確かに普通じゃ~ねぇ~よなぁ~)
榎本が困った様な顔をした
「あっごめん榎本」
榎本が僕の頭をなでてくれた
「悠が謝る事ねぇ~よ 悠の正直な気持ちだろう・・・」
榎本はそう言って笑ってくれた
「ご先祖様かぁ~ 確かにそうかもしれねぇ~なぁ~ だとしたらご先祖様に感謝しねぇ~となぁ~」
(俺が初めて悠を見た時の衝撃は ご先祖様のだったのか・・・)
「そうだね 榎本が僕を探し出してくれたんだよ 榎本ありがと」
僕はまた榎本の胸に顔を乗せた
(もしご先祖様みたいに 僕と榎本が離れ離れにならなきゃいけない事になったら 僕はいったいどうするんだろう あの時は僕の勘違いだったけど もうあんな思いは二度としたくない 僕と榎本は大丈夫だ だけど僕達のご先祖様は 計り知れない苦しみを味わったんだ)
「悠 俺で良かったのか 例えご先祖様のセイだとしてもさぁ~」
「榎本には凄くこれまでも いろいろ助けてもらってるよ 僕は榎本で良かったよ榎本じゃなくちゃダメだったよ」
(ヤベースゲー嬉しいどうしよう・・・ 俺 何を悠にしてあげたらいいんだよ)
俺は悠のサラサラした身体を触り続いていた
「俺はさぁ~悠 いつでもどんな時でも 悠を独り占めしたいと思ってるし 悠にこうして密着してたい 悠の全てが俺の物になればいいと思ってる スゲー嫉妬もするし 悠の事を困らせるかもしんねぇ~ でもそれでも俺は悠の傍に一番近くにいつも居たいと思ってる」
「うん榎本ありがとう 僕も榎本と一緒だよ 榎本はいつも僕の傍に居てくれた 榎本と離れる事なんて考えられないよ」
僕はそう思いながら 顔を上げ榎本のくちびるを重ねた
(つづく)
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