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転校生のかずや
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この前夢を見た。
そこは学校で少しぼやけていた。
そこでは 私と知らない誰かが
手を繋いで歩いていた 。
そして今日の朝
転校生が来たのを知った 。
でもその時変な違和感を感じた 。
なぜかって…転校生が夢に出てきた人にそっくりだったから!
誰だって
夢に出てきた人が現実に現れるなんて 、思いもしないと思う。
でもその人の名前は聞いたことのある名前だった 。
その名は
樫木和優
和優は私の小さな頃の友人だ。
でも和優は小学校のときに他の県に引っ越してしまったのだ。
会うの何年ぶりかなぁ...。
嬉しい反面、ちょっと緊張してしまい 、
こけてしまった私。その時、誰かが私を助けてくれた。
助けてくれたのは…和優だった。
でも和優は私を抱きしめたまま離さなかった。
とても、暖かった。
暖かく、居心地のいい、この腕の中。離れたくなくなってしまいそうだ。
私は和優の目を見た。すると、和優は顔を赤らめて目を逸らした。
「えっ...//」
緊張してるのかな…?
容姿も少し変わっていたから、もう私の知ってる和優じゃないのかと思っていたけど違った。
和優は和優だ。
「...ねぇ、そら」
「っ!」
私は驚いてまた和優の目を見る。
「覚えてくれてたの...??」
「当たり前でしょ。あんなに、いっぱい遊んだんだから。僕の事、覚えてる?僕の名前わかる?言ってみて。僕の名前」
「覚えてるに決まってるじゃん…!
かずや...でしょ...?」
「へへっ...//なんか照れるな//ただいま...そら」
「おかえりっ...かずや...!」
私はとても嬉しかった...。
元彼と会うのはとっても嫌だったけど...
和優との再会はとっても嬉しい...
「和優...あったかいね」
私は抱き返した。そしたら、みるみる和優の顔が赤くなって...
「わっ//ごめん、離れたくなくなっちゃって...」
「え//」
「あぁぁぁぁ~っ!!違くてっ//」
「また、遊びに来て?」
「もちろん!海宙と蒼空元気?」
「元気だよ!大きくなりました~!今度遊んであげて!」
「うん!!ねえ、そら」
「ん??どうしたの?」
「あの...その...さ」
「??」
和優が私から目をそらす。
そして、目を泳がせて、また私へと視線を向ける。それを何度か繰り返し...
気づけば和優の顔は真っ赤になっていた。
「そらは...彼氏...いるの...、!?」
「えっ…いや、いないよ...元彼ならいるけど...」
「え、元彼!?でも、今は居ないんだ...えへへ...//よかったぁ~//」
「なんで??非リア仲間欲しかったの??」
「違うよw」
「非リア同盟組みたいの??」
「違う違うww違くて…普通に…知りたかっただけ...そらに恋人...想い人がいるかどうか...」
「想い人かぁ...」
「え!!?もしかしていたの!?」
「いないよwでも...」
「でも?」
“キーンコーンカーンコーン”
「あ!チャイムなった!そろそろ教室戻ろっか!」
「え、待って待って!!w」
でもね、初恋の人はいるんだ。
初恋の相手は...君だったんだ…和優。
その後、告られて付き合ったのが富真。
これから何が起こるんだろうなぁ。
なんにも起こらなそうだけど...
そこは学校で少しぼやけていた。
そこでは 私と知らない誰かが
手を繋いで歩いていた 。
そして今日の朝
転校生が来たのを知った 。
でもその時変な違和感を感じた 。
なぜかって…転校生が夢に出てきた人にそっくりだったから!
誰だって
夢に出てきた人が現実に現れるなんて 、思いもしないと思う。
でもその人の名前は聞いたことのある名前だった 。
その名は
樫木和優
和優は私の小さな頃の友人だ。
でも和優は小学校のときに他の県に引っ越してしまったのだ。
会うの何年ぶりかなぁ...。
嬉しい反面、ちょっと緊張してしまい 、
こけてしまった私。その時、誰かが私を助けてくれた。
助けてくれたのは…和優だった。
でも和優は私を抱きしめたまま離さなかった。
とても、暖かった。
暖かく、居心地のいい、この腕の中。離れたくなくなってしまいそうだ。
私は和優の目を見た。すると、和優は顔を赤らめて目を逸らした。
「えっ...//」
緊張してるのかな…?
容姿も少し変わっていたから、もう私の知ってる和優じゃないのかと思っていたけど違った。
和優は和優だ。
「...ねぇ、そら」
「っ!」
私は驚いてまた和優の目を見る。
「覚えてくれてたの...??」
「当たり前でしょ。あんなに、いっぱい遊んだんだから。僕の事、覚えてる?僕の名前わかる?言ってみて。僕の名前」
「覚えてるに決まってるじゃん…!
かずや...でしょ...?」
「へへっ...//なんか照れるな//ただいま...そら」
「おかえりっ...かずや...!」
私はとても嬉しかった...。
元彼と会うのはとっても嫌だったけど...
和優との再会はとっても嬉しい...
「和優...あったかいね」
私は抱き返した。そしたら、みるみる和優の顔が赤くなって...
「わっ//ごめん、離れたくなくなっちゃって...」
「え//」
「あぁぁぁぁ~っ!!違くてっ//」
「また、遊びに来て?」
「もちろん!海宙と蒼空元気?」
「元気だよ!大きくなりました~!今度遊んであげて!」
「うん!!ねえ、そら」
「ん??どうしたの?」
「あの...その...さ」
「??」
和優が私から目をそらす。
そして、目を泳がせて、また私へと視線を向ける。それを何度か繰り返し...
気づけば和優の顔は真っ赤になっていた。
「そらは...彼氏...いるの...、!?」
「えっ…いや、いないよ...元彼ならいるけど...」
「え、元彼!?でも、今は居ないんだ...えへへ...//よかったぁ~//」
「なんで??非リア仲間欲しかったの??」
「違うよw」
「非リア同盟組みたいの??」
「違う違うww違くて…普通に…知りたかっただけ...そらに恋人...想い人がいるかどうか...」
「想い人かぁ...」
「え!!?もしかしていたの!?」
「いないよwでも...」
「でも?」
“キーンコーンカーンコーン”
「あ!チャイムなった!そろそろ教室戻ろっか!」
「え、待って待って!!w」
でもね、初恋の人はいるんだ。
初恋の相手は...君だったんだ…和優。
その後、告られて付き合ったのが富真。
これから何が起こるんだろうなぁ。
なんにも起こらなそうだけど...
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