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26話
しおりを挟む「んっ!はぁ……あっ、ナギ……ちゃん……んっ、ふっ…」
「ん?……気持ちいいんじゃないのこれ?」
唇を離してまたイっている綾乃に笑いかけた。
叩いただけでよがってんのが可愛くてもっとしてあげたくなる。かなり強く叩いてるのに綾乃は腰をがくがくさせながら快楽に耐えていてにやけそうだ。
こいつは本当に支配されるのがあっている。
「き、気持ち……いいけど……まだ、待って……」
「なんで?私としたかったんじゃないの?」
「そうだけど……また、い、イっちゃったから……」
「別に何回でもイったらいいじゃん。そっちの方が綾乃は気持ちいいでしょ?」
「あぁっ!ナギちゃん、本当に待っ……んっ、あっ……」
強引にキスをしてうるさい口を塞ぐと私は足を少しずらして綾乃の中に指を入れた。まだだ。ちょっとイったくらいでこの反応はまだな証だ。私はもっと先が見たいんだよ。真っ白で綺麗だった玩具が壊れたみたいになる様を笑って見ていたい。
「んっ!!んっ!うっんんん!!」
中の指を出し入れしながら腰を激しく動かす綾乃の腰をしっかりと掴んだ。もう中が何度も締まっているからイき続けてるんだろうが関係なかった。綾乃はあまりの快楽に目隠しが湿って濡れるくらい涙を流しているようだし、キスをしながら漏らす声は甘いけど苦し気だ。だけど、それでも耐えるように私に強く抱きついているのが堪らない。追い詰めてるのは私なのに私にすがる綾乃が興奮を誘う。
可愛い綾乃に笑いながら綾乃のでべとべとになった手の動きを更に早める。綾乃が絞めるから動かしにくいけど
まだ止めてやるつもりはない。
キスをしながら綾乃の苦し気な切な気な声を聞いて楽しんでいたら綾乃は逃げられないのに腰をまた動かして中を締め付けた。
それにまたイったのかと思ったら暖かい液体がべとべとの手に触れる。また楽しませてくれる綾乃に私はようやく唇を離して動きを止めた。
「綾乃漏らしたの?」
「あっ……はっ!あっ!……はぁ、はぁ、はぁ……んっ…」
「気持ちよすぎちゃった?」
腰を震わせる綾乃は快感のあまり答えられないのか荒く呼吸を繰り返すだけだ。私は笑いながら指を抜いてそのまま綾乃の口に人差し指を入れる。
「綾乃のせいで汚れたから舐めて?」
「あっ……はぁ、はぁ……んっ、はぁ……」
素直に私の指に舌を絡めて舐めだした綾乃はまだ腰を震わせている。愉しすぎる今は私の機嫌を最高に良くするから笑みが深まる。
「綾乃気持ちよくて我慢できなかった?漏らしちゃうとか今までなかったじゃん」
「んっ、はぁ……んっ……」
「ふふ。可愛いね綾乃。綾乃可愛いからもっとしたくなっちゃうんだけど」
綾乃の口からべとべとの指を引き抜くと私はようやく目隠しを取ってやった。綾乃の目は少し潤んでいるが熱を持った眼差しを向けてくる。私は今だと踏んでにっこり笑った。
「ねぇ、そろそろ入れない?もう大丈夫でしょ?」
傍らにあったディルドを取って綾乃に見せつける。綾乃は小さく頷いた。
「……うん。入れたい……。けど、ナギちゃん触ってくれないと……やだ……」
「ふふふ。いいよ?今日は頑張ってたから触ってあげる。じゃあ、こっち来て綾乃」
「……うん」
もう快感が頭を占めていそうな綾乃は女の顔をしていてこれからどうなるのか楽しみで仕方ない。
私は綾乃を軽く抱きながらベッドの下に移動するとフローリングの床にディルドの付け根の吸盤になっている部分を床に外れないように付ける。しっかり付いたのを確認すると私は綾乃にいつものように言った。
「これで動かないから一人でやってみて?見ててあげるから」
「……うん。わかった……」
綾乃はディルドを入れるために私の真正面に膝立ちになると先端を入るように手で触りながら位置をずらす。私は綾乃の痴態に笑いながら優越感と興奮を感じた。
本当に最高な気分だった。
「綾乃大丈夫?」
「うん……。ナギちゃん……見ててね?」
性癖が現れてきた綾乃は求めるように私を見つめる。内股までべとべとに濡れている綾乃はもう快感を求める女に成り果てている。淫らなそれが笑わずにはいられなかった。
「うん。見ててあげる」
綾乃は少し笑うとゆっくり腰を下ろしていく。太いそれを入れる綾乃は気持ち良さそうに顔を歪めた。
「んっ……はぁ、……んっ!……はぁ」
「ふふふ。全部入れないとダメだよ?」
「うん……んっ、はぁ……はぁ……」
言いつけ通り太いディルドを根本まで入れた綾乃はディルドのせいでべとべとのそれを床に垂らしている。さっきあれだけイったからそれをゆっくりと垂れ流しながら綾乃は既に腰を引く付かせながら私に言った。
「な、ナギちゃん……もっと、近くに来て、触って?」
少ししか距離は空いていないがまだそれをするには条件が揃っていない。私は笑った。
「綾乃が頑張って腰振ったらね?ほら、早く動いて?見ててほしいんでしょ?」
「う、うん……わかった……」
素直に受け入れる綾乃は床に手を付いて腰を上下に動かし始めた。ぬちゃぬちゃ音を立てながら綾乃は気持ち良さそうに喘いだ。一人でしてる綾乃は滑稽で私はこの上ない喜びを感じた。
「あっ、あっ、あっ……んっ!んっ……はぁ、はぁ」
「どう?気持ちいい綾乃?」
リードを引くと綾乃は私によがった顔を見せる。
「う、うん……んっ!んっ……奥、気持ち、いい……よっ」
「よかった。もっと動いてイっていいよ?そしたらもっと触ってあげるから」
動く綾乃の乳首をつまんで痛いくらい引っ張ると綾乃は腰を見るからにびくびく動かした。そんな綾乃がまるで動物みたいで笑えてしょうがなかった。
「あっ!……んっ!……うん、……んっ、わかった……んっ!んっ……」
「ふふふ。綾乃可愛い」
片手で乳首をいじりながら綾乃の痴態を眺める。
これだよ、これ。一心不乱に腰を振る綾乃は気持ちよさに表情を歪めるが私がリードを引けば私を切な気に見つめて求めるような眼差しを向ける。
可愛いペットになってきた綾乃に愛しさが沸いて仕方なかった。
性欲に飲まれている綾乃は可愛くて目が離せない。
このままもっと私が汚してやりたい。
する事と私しか考えられないようにして監禁でもしてしまいたかった。
だってこんな可愛い玩具他にないもん。
思考がおかしくなるくらい壊せばいつか監禁だってできるかもしれない。
愉しくなりそうな考えに浮かれていたら綾乃は激しく腰を振りながらディルドを深く中に入れてイってしまった。
「あっ!……んっ!んんっ!!……はぁ、はぁ、……」
「また漏らしたの綾乃?そんなにディルドよかった?」
「はぁ、はぁ、……うん……はぁ、よかった……」
綾乃の液が床に飛び散ってもう床もべとべとだ。綾乃は腰を震わせてまだ続く快感に悩ましい声をあげるが私は強くリードを引いた。
「綾乃?ディルド抜いてこっち来て?触ってあげるから」
「う、うん……待って、ね?…すぐ、…はぁ、抜くから……。はぁ…はぁ、…んっ」
命令に従う綾乃は腰を震わせながらゆっくりと腰を上げてディルドを抜く。抜くのにも感じている綾乃は抜ききって液を垂らしながら私に手を伸ばしてきた。
「あっ、はぁ……ナギ、ちゃん……」
「ふふふ。おいで綾乃」
「んっ、はぁ……」
可愛い綾乃を一回抱き締めて私に背中を向けさせるとそのまままた抱き締める。私は後ろからキスをして綾乃の胸を揉みながら話しかけた。
「綾乃ディルド気に入った?一番気持ち良さそうだった」
「んっ、はぁ、……よかったけど……んっ、すぐ、イっちゃうよ……」
「いいじゃんイって。漏らしてんの可愛かったよ?」
「……んっ!ナギちゃん……それだめ……んっ、はぁ……」
痛いくらい強く胸を揉んでからまた乳首を引っ張ると綾乃は良さそうな反応をする。痛いくらいの方が気持ちいい綾乃に私は笑いながら綾乃ので濡れたディルドを手に取った。
「こっちの方が感じてるくせになに言ってんの?」
「んっ!だって、……また、イきそうだから……」
「だからイっていいよって言ってるじゃん。我慢しなくていいんだよ?」
「でもっ、んっ!また、……出ちゃいそっ…だから…」
ディルドを綾乃の濡れたそこに当てがいながら私に必死に言ってくる綾乃が可愛くて弄ってやりたくなる。
漏らしたのは無様で可愛かったが私はそこだけが可愛かったんじゃない。私はディルドを入れながら言った。
「綾乃は出した方が気持ちいいでしょ?そういうの見られた方が興奮して気持ちいいんじゃないの?」
「んっ!はぁ、……んっ!……また、イく……!」
抵抗もなく根本まで入ったディルドに綾乃はまたイっていた。だけどそのまま動かしながら私は綾乃に尋ねた。
「綾乃?答えて?」
「はぁ!もっ……!ダメ……!はぁ、はぁ……!」
「……ねぇ?喘いでないで答えてよ?言わないと怒るよ?」
私は感じすぎている綾乃に入れたまま手を止めて笑いながら聞いた。ちょっと脅しただけで綾乃はすぐに私に怯えたような顔をする。この状況でも綾乃は私の機嫌を取るように行動できるようになった。
「気持ち、よかったよ?ナギちゃんに見られてると思うと……興奮して、気持ちよくなる……」
「ふーん。恥ずかしいの好きだもんね?じゃあ、次はトイレでする?足縛ってよく見えるようにして玩具入れてやったら気持ちいいんじゃない?」
恥ずかし気に言った綾乃に顔を寄せてキスをすると綾乃は顔を逸らした。
「……ナギちゃんと二人きりじゃないとやだ……」
「家でやればいいじゃん今日みたいに。それか綾乃が動けないように縛って痛くしてあげようか?綾乃痛いくらいのが感じるでしょ?」
「……うん。……そっちが、いい……」
少し黙ってから綾乃は目を逸らしながら言った。綾乃の欲望がどんどん露になってきているのに嬉しくなる。
「じゃ、次はそうしよっか。綾乃が気持ちよくないと意味ないからね。綾乃なんかしたい事あったら言ってね?何でもしてあげるから」
「うん……」
またキスをして期待するような眼差しに私はにっこり笑った。
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