300 / 516
【150.5話】 リリアとネイルサロン ※リリアのある休日の話し※
しおりを挟む
リリアの休日。
基本的にリリアは朝が早く、勤勉な方だ。村育ちのせいであろう。村では朝から農作業が始まるし、農作業どこ吹く風だったリリアでも、周りが早々と作業に出るので、それに合わせてシェリフ仕事をしていた。
勇者になって… いや、冒険者兼業勇者的な人になり街に住むようになってからも朝早く起きて仕事にでる。
休日も基本的に朝早い。が、寝だめして極端に遅い時もある。
護衛、頼まれごと、採取仕事、冒険者酒場でジョブボードの仕事を引き受けては数日出かけてはギルドに戻ってきて数日お休みしている。こう見えてもフォート・ランカシムの英雄であり、リアルゴールドの専属モデルであり「王国が給料出さないから無給で勇者しているのよ!」と不満を言いつつも「リリアモデルの宣伝で結構良い契約金が出ているのよ、リアルゴールド・愛・ラブ・ユー」と余裕があるようだ。
が、勇者仕事では身銭を切って人助けしている事も多々ある。
普段仕事では、ハンター風の軽装備ででかける。仕事内容によっては宣伝もかねてリリアモデルを着て出ていく。
リアルゴールドとハンズマンがリリア向けにデザインしたリリアモデル装備を着たリリアは正直、格好良い。スタイルが良く胸がおっきくエロボディで長身のリリアは惚れ惚れするような装備姿に変身だ。
「リリアモデルのマント?絶対に着けないわよ。あんなの椅子に座って指示してる偉い人が着ける物よ。冒険者=死因:マント、みたいな物じゃない。絶対着けて出かけない」
マントに話が及ぶとリリアは絶対こう答える。
また、「契約金もらってるからリリアモデルは宣伝してあげないとね」と言いながら休暇は極力リリアモデルを着て出歩いている。
リリアモデルはかなり露出が多い装備とは言え、仕事では軽装備、休暇中に重装備を着る変なライフサイクルだが、本人は鎧のカチャカチャ音を嫌って革系統の装備を好むようだ。
稀だが街娘が着るような普段着、ローブを着ている時もある。
「ん?これ?特に何もないけど… せっかく買ったしたまには着てあげないと」
たいていこんな返事がリリアから帰ってきて、普段着のローブにダガーベルトを腰に着けていたりする。
オシャレに興味が無いのかと言うと、そうでもない。むしろそんな事は無い。って言うか結構オシャレに高い関心があるようだ。
「これどう?街娘みたいでしょ?」そんな事を云いながら洋服を買ったり香水を買ってみたりしている。
今日、リリアは休日を利用してゴグスタフ先生の所に行く予定だ。
しかし、午前中時間があるのでラビと連れ立ってネイルサロンにやってきた。
ネコ耳の女性が何人か集まってネイルサロンを経営しているらしい。
「ネイルサロン?何それ?エスカルゴ料理?サーロインステーキ?… あ、食べ物じゃないのね。爪を綺麗に?えっへっへ、ニャン子ちゃんはその辺で爪研ぎするのかと思ったら違うのね」
リリアが笑ったら「ネコ耳をバカにしてるニャン!」とネーコに怒られた。
リリアがネイルサロンに行ったことないと知るとラビが連れて行ってくれると言ってくれた。ネーコは別件でお出かけ。
ラビはネイルとうさ耳の毛並みをお手入れしてもらうようだ。
「ネコ耳さんにとって爪は大事ピョン。うさ耳のラビは耳のお手入れ大事ピョン。コトたん?弦楽器奏者は手元を注目されるって結構手には気を使っているピョン。まぁでも、基本は水仕事多いピョン」ラビが説明する。
“そっか、言われてみればコトロは結構手を気にしているな”リリアはコトロがリュートを手にしている姿を思い浮かべる。
サロンは賑わっている。順番待ちの席にリリアは座る。亜人の間では人気店らしい。
「何とかニャン」「何なにピョン」「しかじかワン」「誰それがコン」「何がしがポン」
いかにも亜人の憩いの場になっている。
「何とかがブヒ」「かんとかがヒヒン」「何でもペン」「それでモー」「そうだゾウ」
聞きなれない訛りだが色んな亜人がいるのだとリリアは感心する。
「お次の方… リリアさんどうぞ」
呼ばれて席に着く。
可愛らしいネコ耳さんがおしゃべりしながらリリアのネイルを見てくれる。
「ネイルサロン初めてニャン?次からは指名して来たらよいニャン。お客さんは専業主婦ではないニャン。職業は勇者?… それって儲かる仕事ニャン? えぇ?ただ働きニャン?何で続けるニャン?仕事じゃないニャン、それ趣味の領域ニャン。あ、冒険者さんなのニャン。納得ニャン。冒険者しながら趣味で…勇者しているニャン?… お金にならないニャン?それ趣味ニャン。何で余計な事を続けるニャン?王国にただで?お客さん奴隷ニャン?」
ネコ耳さんは屈託無くニコニコおしゃべりしながらリリアの手をケアする。嫌味でも悪口でも無い、勇者が何かの理解もいまいちであろう。儲からないメニューならサービス終了で良くないですか?程度の感覚。
“確かに… 給料になってない上、自腹を切っている時さえ多い。知らない人から見れば勇者はただの趣味の領域なのか…”リリアはちょっと怖くなる。
「お客さんの手、お手入れしたら綺麗くなるニャン。でもさすが冒険者さんニャン。剣タコが出来ているニャン。こっちの指先は弓?グローブしていても出来るニャン?命がけニャン」
改めて見ると色白とは言い切れないが普段意識するより白い腕をしている。肘上まで隠れるロンググローブで日焼け跡がくっきり。手の傷は薬草類で治るものの爪はボロボロだ。
「リリア、山小屋の修理にいくから魔物の退治を頼む」と言われてでかければ、大工仕事も手伝う。魔物がいないからと言って居眠りしてもいられない。次も仕事で呼ばれるためには木材を切って担ぎ上げて釘でも打たなければパワー系の亜人に仕事を取られてしまう。
弓が上手、接近戦も人並みにでき、サービス精神があって頑張り屋でしゃべりが面白い冒険者リリアが仕事につながるのであって、弓だけならエルフ、接近戦と力仕事だけならオーク系、雑用だけならゴブリンかインプでよいのだ。
人間の村娘リリアにはライバルがひしめいている。冒険者リリアは何でも屋さんなのだ。
リリアの手等、ハンマーで叩いたり、ノコギリで切ったり、爪で何かを剝がしたり、類を見ない程酷使されていてまさに酷使無双だ。
その上勇者なんて趣味の域なのか…
「… お客さん?お客さん?… 大丈夫ニャン?さっきから呼んでるニャン」
「… あ!ごめん! 何なに?」リリアはハッとする。
「ケアは終わったけど、デコレーションするニャン?」
「…あぁ… えっと… そうねぇ、良いようにやっちゃってよ」リリアは答える。
「わかったニャン。お客さんの爪は短すぎるから良い付け爪にデコするニャン」ネコ耳さんが張り切っている。
「リリたんどうだったピョン?手、見せてピョン。わぁ、綺麗になったピョン。ってかせっかくネイルサロン行ったのにグローブ着けるのもったいないピョン」
ネイルサロンから出来てラビが笑う。ラビのうさ耳はピンとなってツヤツヤしている。ラビ満足気。
「そうだよねぇ。せっかくだからグローブ要らないよねぇ」リリアは苦笑い。
「そうピョン。グローブはベルトにでも挟んで素手で過ごしたら良いピョン。なんならしばらくラビがポーチに入れるピョン」
「せっかくだからテラスで昼ご飯して、午後からゴグスタフ先生のところ手伝いに行くよ。まずその前に街中着け爪デビューよ」リリアは自分の手を見てヒラヒラさせている。
「そうするピョン。って、休日なのに診療所手伝いに行くピョン?すごい気分転換ピョン」ラビが笑う。
「うん、村にいた時、修道女やってたけど、診療所も似ているところがあるんだよね」
「そっか、偉いピョン… リリたん、早くボーイフレンド作るピョン… じゃあ、午後には一回着け爪外すピョン?」ラビが聞く。
「… そね、外すね… ね!ラビ、メッチャ人通りのするテラスの席でご飯しようね」
「手を見せびらかして食事するピョン」
リリアが笑うとラビも笑った。
基本的にリリアは朝が早く、勤勉な方だ。村育ちのせいであろう。村では朝から農作業が始まるし、農作業どこ吹く風だったリリアでも、周りが早々と作業に出るので、それに合わせてシェリフ仕事をしていた。
勇者になって… いや、冒険者兼業勇者的な人になり街に住むようになってからも朝早く起きて仕事にでる。
休日も基本的に朝早い。が、寝だめして極端に遅い時もある。
護衛、頼まれごと、採取仕事、冒険者酒場でジョブボードの仕事を引き受けては数日出かけてはギルドに戻ってきて数日お休みしている。こう見えてもフォート・ランカシムの英雄であり、リアルゴールドの専属モデルであり「王国が給料出さないから無給で勇者しているのよ!」と不満を言いつつも「リリアモデルの宣伝で結構良い契約金が出ているのよ、リアルゴールド・愛・ラブ・ユー」と余裕があるようだ。
が、勇者仕事では身銭を切って人助けしている事も多々ある。
普段仕事では、ハンター風の軽装備ででかける。仕事内容によっては宣伝もかねてリリアモデルを着て出ていく。
リアルゴールドとハンズマンがリリア向けにデザインしたリリアモデル装備を着たリリアは正直、格好良い。スタイルが良く胸がおっきくエロボディで長身のリリアは惚れ惚れするような装備姿に変身だ。
「リリアモデルのマント?絶対に着けないわよ。あんなの椅子に座って指示してる偉い人が着ける物よ。冒険者=死因:マント、みたいな物じゃない。絶対着けて出かけない」
マントに話が及ぶとリリアは絶対こう答える。
また、「契約金もらってるからリリアモデルは宣伝してあげないとね」と言いながら休暇は極力リリアモデルを着て出歩いている。
リリアモデルはかなり露出が多い装備とは言え、仕事では軽装備、休暇中に重装備を着る変なライフサイクルだが、本人は鎧のカチャカチャ音を嫌って革系統の装備を好むようだ。
稀だが街娘が着るような普段着、ローブを着ている時もある。
「ん?これ?特に何もないけど… せっかく買ったしたまには着てあげないと」
たいていこんな返事がリリアから帰ってきて、普段着のローブにダガーベルトを腰に着けていたりする。
オシャレに興味が無いのかと言うと、そうでもない。むしろそんな事は無い。って言うか結構オシャレに高い関心があるようだ。
「これどう?街娘みたいでしょ?」そんな事を云いながら洋服を買ったり香水を買ってみたりしている。
今日、リリアは休日を利用してゴグスタフ先生の所に行く予定だ。
しかし、午前中時間があるのでラビと連れ立ってネイルサロンにやってきた。
ネコ耳の女性が何人か集まってネイルサロンを経営しているらしい。
「ネイルサロン?何それ?エスカルゴ料理?サーロインステーキ?… あ、食べ物じゃないのね。爪を綺麗に?えっへっへ、ニャン子ちゃんはその辺で爪研ぎするのかと思ったら違うのね」
リリアが笑ったら「ネコ耳をバカにしてるニャン!」とネーコに怒られた。
リリアがネイルサロンに行ったことないと知るとラビが連れて行ってくれると言ってくれた。ネーコは別件でお出かけ。
ラビはネイルとうさ耳の毛並みをお手入れしてもらうようだ。
「ネコ耳さんにとって爪は大事ピョン。うさ耳のラビは耳のお手入れ大事ピョン。コトたん?弦楽器奏者は手元を注目されるって結構手には気を使っているピョン。まぁでも、基本は水仕事多いピョン」ラビが説明する。
“そっか、言われてみればコトロは結構手を気にしているな”リリアはコトロがリュートを手にしている姿を思い浮かべる。
サロンは賑わっている。順番待ちの席にリリアは座る。亜人の間では人気店らしい。
「何とかニャン」「何なにピョン」「しかじかワン」「誰それがコン」「何がしがポン」
いかにも亜人の憩いの場になっている。
「何とかがブヒ」「かんとかがヒヒン」「何でもペン」「それでモー」「そうだゾウ」
聞きなれない訛りだが色んな亜人がいるのだとリリアは感心する。
「お次の方… リリアさんどうぞ」
呼ばれて席に着く。
可愛らしいネコ耳さんがおしゃべりしながらリリアのネイルを見てくれる。
「ネイルサロン初めてニャン?次からは指名して来たらよいニャン。お客さんは専業主婦ではないニャン。職業は勇者?… それって儲かる仕事ニャン? えぇ?ただ働きニャン?何で続けるニャン?仕事じゃないニャン、それ趣味の領域ニャン。あ、冒険者さんなのニャン。納得ニャン。冒険者しながら趣味で…勇者しているニャン?… お金にならないニャン?それ趣味ニャン。何で余計な事を続けるニャン?王国にただで?お客さん奴隷ニャン?」
ネコ耳さんは屈託無くニコニコおしゃべりしながらリリアの手をケアする。嫌味でも悪口でも無い、勇者が何かの理解もいまいちであろう。儲からないメニューならサービス終了で良くないですか?程度の感覚。
“確かに… 給料になってない上、自腹を切っている時さえ多い。知らない人から見れば勇者はただの趣味の領域なのか…”リリアはちょっと怖くなる。
「お客さんの手、お手入れしたら綺麗くなるニャン。でもさすが冒険者さんニャン。剣タコが出来ているニャン。こっちの指先は弓?グローブしていても出来るニャン?命がけニャン」
改めて見ると色白とは言い切れないが普段意識するより白い腕をしている。肘上まで隠れるロンググローブで日焼け跡がくっきり。手の傷は薬草類で治るものの爪はボロボロだ。
「リリア、山小屋の修理にいくから魔物の退治を頼む」と言われてでかければ、大工仕事も手伝う。魔物がいないからと言って居眠りしてもいられない。次も仕事で呼ばれるためには木材を切って担ぎ上げて釘でも打たなければパワー系の亜人に仕事を取られてしまう。
弓が上手、接近戦も人並みにでき、サービス精神があって頑張り屋でしゃべりが面白い冒険者リリアが仕事につながるのであって、弓だけならエルフ、接近戦と力仕事だけならオーク系、雑用だけならゴブリンかインプでよいのだ。
人間の村娘リリアにはライバルがひしめいている。冒険者リリアは何でも屋さんなのだ。
リリアの手等、ハンマーで叩いたり、ノコギリで切ったり、爪で何かを剝がしたり、類を見ない程酷使されていてまさに酷使無双だ。
その上勇者なんて趣味の域なのか…
「… お客さん?お客さん?… 大丈夫ニャン?さっきから呼んでるニャン」
「… あ!ごめん! 何なに?」リリアはハッとする。
「ケアは終わったけど、デコレーションするニャン?」
「…あぁ… えっと… そうねぇ、良いようにやっちゃってよ」リリアは答える。
「わかったニャン。お客さんの爪は短すぎるから良い付け爪にデコするニャン」ネコ耳さんが張り切っている。
「リリたんどうだったピョン?手、見せてピョン。わぁ、綺麗になったピョン。ってかせっかくネイルサロン行ったのにグローブ着けるのもったいないピョン」
ネイルサロンから出来てラビが笑う。ラビのうさ耳はピンとなってツヤツヤしている。ラビ満足気。
「そうだよねぇ。せっかくだからグローブ要らないよねぇ」リリアは苦笑い。
「そうピョン。グローブはベルトにでも挟んで素手で過ごしたら良いピョン。なんならしばらくラビがポーチに入れるピョン」
「せっかくだからテラスで昼ご飯して、午後からゴグスタフ先生のところ手伝いに行くよ。まずその前に街中着け爪デビューよ」リリアは自分の手を見てヒラヒラさせている。
「そうするピョン。って、休日なのに診療所手伝いに行くピョン?すごい気分転換ピョン」ラビが笑う。
「うん、村にいた時、修道女やってたけど、診療所も似ているところがあるんだよね」
「そっか、偉いピョン… リリたん、早くボーイフレンド作るピョン… じゃあ、午後には一回着け爪外すピョン?」ラビが聞く。
「… そね、外すね… ね!ラビ、メッチャ人通りのするテラスの席でご飯しようね」
「手を見せびらかして食事するピョン」
リリアが笑うとラビも笑った。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
Crystal Asiro【クリスタルアシロ】
wiz
ファンタジー
武力、魔法、機械文明、化学技術、工芸。
それらを駆使し永遠の栄華と繁栄が続く大国、『レイレード王国』。
その国で、著者不明の『伝記』が発見された。
荒廃した国を一代で復興させた名君、『クリスタル国王』。
即位後殆どの魔法や機械の開発を行い、広い知見で巧みな交渉を行うなど、様々な面で天才的な頭脳があったとされる人物。
発見された伝記には、その国王の永過ぎる歴史が書かれていた。
伝記には、よく登場する人物がいる。
かの国王の傍に常に居た、側近の『ルーグ』。
伝記の国が存在する世界とは違う「神の世界」という世界に住まう、創造神の『ライト』.
そしてその創造神と対の存在である、破壊神の『レフト』。
伝記に記されてしたのは、「出来ない事はない」と語られている彼らの輝かしい物語とはまた違ったものであった。
___これは、伝記に書かれた人物達の、伝記の内容当時のお話。
【概要】
国王クリスタルと側近ルーグの二人がメインのお話。
自分の国の統治・外交を行ったり、ライトとレフトという友人との交流を中心に書いております。
またショートストーリーとして「『とある世界』での旅」シリーズを書いています。
価値観や当たり前の事に目を向けた題材がメインとなる『旅のお話』です。
※以前書いていた連載作品の改変版です。
※不定期更新。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる