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4th STAGE/国を渡ってゆかねばならぬのです。
274.ギザ台地での攻防戦・ハ
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およそ100数の天使たちと戦い始めました。
とは言え、エンジェルソルジャー集団は宙に浮いているので、【スキル】を発しても届かない“壱紀くん・陽斗くん・咲凛ちゃん”は手持ち無沙汰になっています。
これに気づいた利勇が、
「挑発!!」
約30体の天使を引き付けました。
なお、その【スキル】は〝発動者が視界に捉えている数にのみ有効〟です。
あしからず。
さておき…。
「ハル達!」
「コイツラに攻撃を!!」
我が弟の声かけによって、最前列の3人が動きだします。
こうした間に残る70体を倒しに掛かっている他メンバーです。
それらのエンジェルソルジャーは、既に扱ってしまっていたのか【光線】を撃ってこようとはしませんでした……。
眼前のエネミーを仕留め終えたところで、新たに100数ぐらいが飛んで来ます。
案の定、
「せん光!」
すかさず用いる琴音です☆ミ
こういった状況で、先程と同じようなバトルを繰り広げる我々でした…。
私たちは改めて“100体の天使グループ”を倒しています。
割と離れた正面では、だいたいではありますが“150数のエンジェル”と“100人のヒューマン”が争っていました。
あれから、双方とも、それなりに亡くなったみたいです。
いずれにせよ。
「他の人間達と違って、なかなかやりますね。」
〝ふむ〟と頷いた“神下十二将の一柱”が、
「あなた方は厄介なので、ここらへんで退場してもらいましょう。」
そのように、我ら[最神家イトコーズ]に告げてきました。
これは余談になるかもしれませんが、ボスキャラの“テフヌト”は、右手に[途中から曲がっている剣]を持っています。
鎌みたいな感じでもある武器は[ケペシュ]といった名称らしいです。
聡真くんによれば。
それはおいといて。
「餌にできないのは残念ですが、跡形もなく消えてもらう事にします。」
ボスが“左の掌”を向けてきました。
【ビーム】を放つ気なのでしょう。
このタイミングで、
「挑発!!」
「おんけい!」
ほぼ同時に扱う利勇と琴音です。
テフヌトは、家臣の天使たちに当たりながら、我々へと迫ります。
そこへ、
「カミナリィ―ッ!!」
一斉に32本の【サンダー】を飛ばす月媛ちゃんです。
これらが直撃したボスキャラは、
「がッあッ?!」
うつ伏せで地面に墜ちました。
しかも派手目に。
よって、大量の砂が舞いだします。
ただ、その落下地点には誰もいなかったので、1人の犠牲も出ませんでした。
こうしたなか、立ち上がろうとするも痙攣して力が入りきれないボスが、睨んできます。
それに構わず、
「地走り!!」
【スキル】を用いる壱紀くんです。
これを合図とばかりに、陽斗くん&咲凛ちゃんが駆けてゆきます。
【地走り】が顔にヒットして、
「ぐはッ!」
痛がるテフヌトの右目を、聡真くんが[ショットガン]で撃ちました。
「ぬがッ!!」
命中したボスは、片目を閉じます。
どうやら流血しているみたいです。
そうしたボスキャラの右肩を、
「爆破刺突!」
陽斗くんが負傷させました。
逆の左肩は、咲凛ちゃんが【十連撃】でダメージを与えます。
私もダッシュしたところで、痺れが解けたらしく、上体を起こしながら、左手で【光線】を放つテフヌトでした―。
とは言え、エンジェルソルジャー集団は宙に浮いているので、【スキル】を発しても届かない“壱紀くん・陽斗くん・咲凛ちゃん”は手持ち無沙汰になっています。
これに気づいた利勇が、
「挑発!!」
約30体の天使を引き付けました。
なお、その【スキル】は〝発動者が視界に捉えている数にのみ有効〟です。
あしからず。
さておき…。
「ハル達!」
「コイツラに攻撃を!!」
我が弟の声かけによって、最前列の3人が動きだします。
こうした間に残る70体を倒しに掛かっている他メンバーです。
それらのエンジェルソルジャーは、既に扱ってしまっていたのか【光線】を撃ってこようとはしませんでした……。
眼前のエネミーを仕留め終えたところで、新たに100数ぐらいが飛んで来ます。
案の定、
「せん光!」
すかさず用いる琴音です☆ミ
こういった状況で、先程と同じようなバトルを繰り広げる我々でした…。
私たちは改めて“100体の天使グループ”を倒しています。
割と離れた正面では、だいたいではありますが“150数のエンジェル”と“100人のヒューマン”が争っていました。
あれから、双方とも、それなりに亡くなったみたいです。
いずれにせよ。
「他の人間達と違って、なかなかやりますね。」
〝ふむ〟と頷いた“神下十二将の一柱”が、
「あなた方は厄介なので、ここらへんで退場してもらいましょう。」
そのように、我ら[最神家イトコーズ]に告げてきました。
これは余談になるかもしれませんが、ボスキャラの“テフヌト”は、右手に[途中から曲がっている剣]を持っています。
鎌みたいな感じでもある武器は[ケペシュ]といった名称らしいです。
聡真くんによれば。
それはおいといて。
「餌にできないのは残念ですが、跡形もなく消えてもらう事にします。」
ボスが“左の掌”を向けてきました。
【ビーム】を放つ気なのでしょう。
このタイミングで、
「挑発!!」
「おんけい!」
ほぼ同時に扱う利勇と琴音です。
テフヌトは、家臣の天使たちに当たりながら、我々へと迫ります。
そこへ、
「カミナリィ―ッ!!」
一斉に32本の【サンダー】を飛ばす月媛ちゃんです。
これらが直撃したボスキャラは、
「がッあッ?!」
うつ伏せで地面に墜ちました。
しかも派手目に。
よって、大量の砂が舞いだします。
ただ、その落下地点には誰もいなかったので、1人の犠牲も出ませんでした。
こうしたなか、立ち上がろうとするも痙攣して力が入りきれないボスが、睨んできます。
それに構わず、
「地走り!!」
【スキル】を用いる壱紀くんです。
これを合図とばかりに、陽斗くん&咲凛ちゃんが駆けてゆきます。
【地走り】が顔にヒットして、
「ぐはッ!」
痛がるテフヌトの右目を、聡真くんが[ショットガン]で撃ちました。
「ぬがッ!!」
命中したボスは、片目を閉じます。
どうやら流血しているみたいです。
そうしたボスキャラの右肩を、
「爆破刺突!」
陽斗くんが負傷させました。
逆の左肩は、咲凛ちゃんが【十連撃】でダメージを与えます。
私もダッシュしたところで、痺れが解けたらしく、上体を起こしながら、左手で【光線】を放つテフヌトでした―。
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