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- 最終期・全身にて全霊を賭けて -
第322話 岸辺にて・其之伍
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[中央の大陸]の南側にて――。
およそ200万の邪神どものなかで、四割ほどが宙に浮いて攻撃を仕掛けている。
これに、ドラゴンなどが応戦していた。
そこには[セイレーンの女王]も見受けられる。
ジョブは【剣士】で、ステータスは[LV.137/HP:1096/MP:959/基本攻撃力:1028/基本防御力:822/基本素早さ548]となっていた。
地上では、“キャット・エレファント・ゴリラ”のロード達が[近距離型]を率いてバトルを繰り広げている。
しかしながら、こちらの兵数の方が少ないため、神の多くに真横を通過されていく。
それを中盤で迎え撃つは、“リザードマン・カバ・蛇”の王と女王たちだ。
最後尾からは“エルフの国主”に“インセクトロード”が援護していた。
なお、魔物だけでなく人間もジョブごとに分かれて、あちらこちらで奮闘している。
一方の下級神どもは、[炎・水・氷・風・雷・地・爆発]といった“攻撃魔法”に、【剣士】と【アサシン】の“スキル”を、全員が使えるみたいだ。
それでも、連合軍のほうが押していた。
メンバーの殆どが【加護】によって能力値が倍増しているためであろう。
前線の面子が“邪悪なる神々”を討ち取っていくなか、[ゴリラの王]が“敵の総大将”と対峙する。
暫し互いに睨んだ[ゴリラロード]と[女神]は、ほぼ同時に、ダッシュで間合いを詰めた……。
西側も、同じような展開になっている。
上空では“ガーゴイルロード”も闘っていた。
ちなみに、こちらの軍勢には[サハギンロード]が加わっている。
性別はオスであり、ジョブが【騎士】で、扱っている武器は“三叉槍”のようだ。
ステータスは[LV.141/HP:1410/MP:705/基本攻撃力:1296/基本防御力:1128/基本素早さ423]だった。
さて…。
[接近戦チーム]を指揮しているのは“西陸のドワーフ国主”や“ダークエルフの女王”に“ハイエナの王”と“トロールの女王”である。
そうしたグループのなかには、かつて[神壁の円盾]を所持していた“聖騎士”も居るみたいだ。
中盤では、“ケルベロス”が統括を行ない、それを“ライノロード”が補っていた。
最後尾は“ネズミの王”と“サソリの女王”が任されている。
あちらの総大将たる“男神”が先頭に進み出てきたようだ。
「妾が相手をするとしよう!」
周囲に告げる“ダークエルフの女王”に、
「待たれよ!!」
「ここは自分に任せていただきたい。」
「“可視化”を使える家来が言うには、眼前の敵どもは下級神とのこと。」
「ならば、今後、より強い者らが現れよう。」
「故に、そなたは温存しておくのが賢明である。」
こう述べる“ライノロード”であった。
「ふむ、一理ある。」
「……、よかろう。」
「譲ってやる。」
「しかし!」
「次の総大将は妾が予約しておく!!」
“ダークエルフの女王”が主張したところ、
「承知した。」
「コヤツらに勝利したあと、そうした旨を皆に伝えおこう。」
そのように“ライノロード”が応える。
こうした流れで、最前へと足を運ぶ“犀の王”に、
「息の根を止めてやれ!」
背中ごしに声をかける“ダークエルフロード”だった―。
およそ200万の邪神どものなかで、四割ほどが宙に浮いて攻撃を仕掛けている。
これに、ドラゴンなどが応戦していた。
そこには[セイレーンの女王]も見受けられる。
ジョブは【剣士】で、ステータスは[LV.137/HP:1096/MP:959/基本攻撃力:1028/基本防御力:822/基本素早さ548]となっていた。
地上では、“キャット・エレファント・ゴリラ”のロード達が[近距離型]を率いてバトルを繰り広げている。
しかしながら、こちらの兵数の方が少ないため、神の多くに真横を通過されていく。
それを中盤で迎え撃つは、“リザードマン・カバ・蛇”の王と女王たちだ。
最後尾からは“エルフの国主”に“インセクトロード”が援護していた。
なお、魔物だけでなく人間もジョブごとに分かれて、あちらこちらで奮闘している。
一方の下級神どもは、[炎・水・氷・風・雷・地・爆発]といった“攻撃魔法”に、【剣士】と【アサシン】の“スキル”を、全員が使えるみたいだ。
それでも、連合軍のほうが押していた。
メンバーの殆どが【加護】によって能力値が倍増しているためであろう。
前線の面子が“邪悪なる神々”を討ち取っていくなか、[ゴリラの王]が“敵の総大将”と対峙する。
暫し互いに睨んだ[ゴリラロード]と[女神]は、ほぼ同時に、ダッシュで間合いを詰めた……。
西側も、同じような展開になっている。
上空では“ガーゴイルロード”も闘っていた。
ちなみに、こちらの軍勢には[サハギンロード]が加わっている。
性別はオスであり、ジョブが【騎士】で、扱っている武器は“三叉槍”のようだ。
ステータスは[LV.141/HP:1410/MP:705/基本攻撃力:1296/基本防御力:1128/基本素早さ423]だった。
さて…。
[接近戦チーム]を指揮しているのは“西陸のドワーフ国主”や“ダークエルフの女王”に“ハイエナの王”と“トロールの女王”である。
そうしたグループのなかには、かつて[神壁の円盾]を所持していた“聖騎士”も居るみたいだ。
中盤では、“ケルベロス”が統括を行ない、それを“ライノロード”が補っていた。
最後尾は“ネズミの王”と“サソリの女王”が任されている。
あちらの総大将たる“男神”が先頭に進み出てきたようだ。
「妾が相手をするとしよう!」
周囲に告げる“ダークエルフの女王”に、
「待たれよ!!」
「ここは自分に任せていただきたい。」
「“可視化”を使える家来が言うには、眼前の敵どもは下級神とのこと。」
「ならば、今後、より強い者らが現れよう。」
「故に、そなたは温存しておくのが賢明である。」
こう述べる“ライノロード”であった。
「ふむ、一理ある。」
「……、よかろう。」
「譲ってやる。」
「しかし!」
「次の総大将は妾が予約しておく!!」
“ダークエルフの女王”が主張したところ、
「承知した。」
「コヤツらに勝利したあと、そうした旨を皆に伝えおこう。」
そのように“ライノロード”が応える。
こうした流れで、最前へと足を運ぶ“犀の王”に、
「息の根を止めてやれ!」
背中ごしに声をかける“ダークエルフロード”だった―。
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