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Chapter 1/最初の国
№88 諸般⑥
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[サウスウエストギルド]にて。
シリウスが、
「説明してくれ。」
“受付の男性”を促す。
それにより、
「最南端の港町で、商会が貿易船の護衛を発注しています。」
「海岸の魔物は町の兵士たちが討伐しているみたいですが、遠めは範囲外だそうで、商人の方々は船を出せずにいるそうです。」
「そのため、他国に渡るまでの間、冒険者に護ってもらいたい、とのことでした。」
内容を伝え終えた“NPC”が、
「ここまで御理解いただけましたでしょうか?」
「もう一度お聞きになりますか??」
このように確認してきた。
「どうする?」
皆を窺った“シールダーのシリウス”に、
「受けても構わねぇが…、その前に“闘技大会”に参加してみてぇだんよな、俺は。」
“武闘家のサイザー”が意見する。
「ま、取得したスキルを試しておきたいよね。」
そう“騎士のサーガ”が後押しすると、
「私としてはぁ、“衣服屋”を見てみたいんだけどぉ。」
“白魔術士のセイラン”が異なる考えを口にした。
これに、シューラ以外の女性陣が〝いいねぇ~♪〟といったふうに盛り上がりだす。
サイザーとサーガは少し嫌そうにしている。
シリウスも乗り気ではなさそうだ。
“少年黒魔術士のソソ”が“少女剣士のシューラ”に視線を送ったところ、
「じゃ、闘技大会に出場してから、衣服屋に行こう。」
そのように提案した。
よって、一旦クエストを保留にしたのである……。
▽
[Team S]と入れ替わるようにして、[Team D]がギルドに訪れた。
[Team K] と[Team Z]はユニコーンでフィールドを進んでいる。
とは言え、[Team K]は比較的のんびりしていた。
[イッチューズ]は、洞窟内を歩いている。
こうしたなか、
「生えている宝石って、取れないの??」
“アーチャーのカリン”が素朴な疑問を投げかけた。
「無理だよな?」
首を軽く傾げた“侍のヤト”に、
「あぁ、多分。」
頷いた“戦士のニケ”が、
「専門のクエストみたいなのがあれば別だろうけど。」
そのように述べる。
ここから、中学生六人組は何かと雑談を交わしていく…。
▽
[コロッセウム]の窓口に、シューラ達の姿があった。
[女性NPC]の話しが済んだところで、11人が試合場へと足を運びだす。
“シューラ・シリウス・サイザー・サーガ”は楽しみにしているようだ。
一方、“侍のソリュウ”は、平静である。
ソソは少なからず緊張していた。
残りの女性メンバーたちは、どこか面倒そうだ。
そんな感じで、コロッセウムでのイベントに挑む[Team S]だった―。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
[Team S]に関する情報/女性編・パート2
名前:スイ
年齢:42歳
身長:165㎝
容姿:銀髪ロング/緑の瞳/黒肌
ジョブ:ガンナー
LV:9
HP:72
SP:81
MP:無
武器:銅製の“ライフル銃”
防具:銅の“額当て/胸当て/肘当て/籠手/膝当て脛当て”
パープルのマント
攻撃力:基本63+装備品48=総計111
防御力:基本59+装備品239=総計293
素早さ:基本104-装備品の重量32=総計78
スキル:スロー (※現時点での効果は小)
名前:サザミン
年齢:50歳
身長:157㎝
容姿:金髪ロング/青の瞳/白肌
ジョブ:アーチャー
LV:9
HP:72
SP:81
MP:無
武器:銅製の“弓”
防具:銅の“サークレット/胸当て/籠手/腰回り/脛当て”
グリーンのショートマント
攻撃力:基本63+装備品43=総計106
防御力:基本59+装備品233=総計292
素早さ:基本104-装備品の重量30=総計74
スキル:混乱 (※現時点での効果は小)
名前:サキ
年齢:61歳
身長:158㎝
容姿:黒髪お団子/黒の瞳/白肌
ジョブ:召喚士
LV:9
HP:59
SP:無
MP:122
武器:銅製の柄(長さ1.5M)に半球体で黄色のクリスタルが付属している“魔法の杖”
防具:銅の“サークレット/胸当て/肘当て/膝当て”
イエローのローブ
攻撃力:基本50+装備品35=総計85
防御力:基本41+装備品213=総計254
素早さ:基本86-装備品の重量28=総計58
魔法:召喚
カラドリウス/ダークドック.Jr/ゴブリン/キラービー
シリウスが、
「説明してくれ。」
“受付の男性”を促す。
それにより、
「最南端の港町で、商会が貿易船の護衛を発注しています。」
「海岸の魔物は町の兵士たちが討伐しているみたいですが、遠めは範囲外だそうで、商人の方々は船を出せずにいるそうです。」
「そのため、他国に渡るまでの間、冒険者に護ってもらいたい、とのことでした。」
内容を伝え終えた“NPC”が、
「ここまで御理解いただけましたでしょうか?」
「もう一度お聞きになりますか??」
このように確認してきた。
「どうする?」
皆を窺った“シールダーのシリウス”に、
「受けても構わねぇが…、その前に“闘技大会”に参加してみてぇだんよな、俺は。」
“武闘家のサイザー”が意見する。
「ま、取得したスキルを試しておきたいよね。」
そう“騎士のサーガ”が後押しすると、
「私としてはぁ、“衣服屋”を見てみたいんだけどぉ。」
“白魔術士のセイラン”が異なる考えを口にした。
これに、シューラ以外の女性陣が〝いいねぇ~♪〟といったふうに盛り上がりだす。
サイザーとサーガは少し嫌そうにしている。
シリウスも乗り気ではなさそうだ。
“少年黒魔術士のソソ”が“少女剣士のシューラ”に視線を送ったところ、
「じゃ、闘技大会に出場してから、衣服屋に行こう。」
そのように提案した。
よって、一旦クエストを保留にしたのである……。
▽
[Team S]と入れ替わるようにして、[Team D]がギルドに訪れた。
[Team K] と[Team Z]はユニコーンでフィールドを進んでいる。
とは言え、[Team K]は比較的のんびりしていた。
[イッチューズ]は、洞窟内を歩いている。
こうしたなか、
「生えている宝石って、取れないの??」
“アーチャーのカリン”が素朴な疑問を投げかけた。
「無理だよな?」
首を軽く傾げた“侍のヤト”に、
「あぁ、多分。」
頷いた“戦士のニケ”が、
「専門のクエストみたいなのがあれば別だろうけど。」
そのように述べる。
ここから、中学生六人組は何かと雑談を交わしていく…。
▽
[コロッセウム]の窓口に、シューラ達の姿があった。
[女性NPC]の話しが済んだところで、11人が試合場へと足を運びだす。
“シューラ・シリウス・サイザー・サーガ”は楽しみにしているようだ。
一方、“侍のソリュウ”は、平静である。
ソソは少なからず緊張していた。
残りの女性メンバーたちは、どこか面倒そうだ。
そんな感じで、コロッセウムでのイベントに挑む[Team S]だった―。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
[Team S]に関する情報/女性編・パート2
名前:スイ
年齢:42歳
身長:165㎝
容姿:銀髪ロング/緑の瞳/黒肌
ジョブ:ガンナー
LV:9
HP:72
SP:81
MP:無
武器:銅製の“ライフル銃”
防具:銅の“額当て/胸当て/肘当て/籠手/膝当て脛当て”
パープルのマント
攻撃力:基本63+装備品48=総計111
防御力:基本59+装備品239=総計293
素早さ:基本104-装備品の重量32=総計78
スキル:スロー (※現時点での効果は小)
名前:サザミン
年齢:50歳
身長:157㎝
容姿:金髪ロング/青の瞳/白肌
ジョブ:アーチャー
LV:9
HP:72
SP:81
MP:無
武器:銅製の“弓”
防具:銅の“サークレット/胸当て/籠手/腰回り/脛当て”
グリーンのショートマント
攻撃力:基本63+装備品43=総計106
防御力:基本59+装備品233=総計292
素早さ:基本104-装備品の重量30=総計74
スキル:混乱 (※現時点での効果は小)
名前:サキ
年齢:61歳
身長:158㎝
容姿:黒髪お団子/黒の瞳/白肌
ジョブ:召喚士
LV:9
HP:59
SP:無
MP:122
武器:銅製の柄(長さ1.5M)に半球体で黄色のクリスタルが付属している“魔法の杖”
防具:銅の“サークレット/胸当て/肘当て/膝当て”
イエローのローブ
攻撃力:基本50+装備品35=総計85
防御力:基本41+装備品213=総計254
素早さ:基本86-装備品の重量28=総計58
魔法:召喚
カラドリウス/ダークドック.Jr/ゴブリン/キラービー
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