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47日目−2
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火置き場の前に戻り育苗トレーの様子を確認する。
土をさわると表面が乾いていた。
インベントリから柄杓を取り出し濃縮したLv2ウォーターを唱え満遍なく水をかけた。
これで良しとニンニクの元に移動した。
………。
昨日収穫して失敗したニンニク。
今日はどうかなともう一つの苗を見る。
昨日と変化がない。
多分今収穫しても小さいままなんだろうな。ってか分かり難いわ!
枯れるまで放置して見るか。
魔力が足らないのでインベントリから魔力水を取り出し柄杓で4回分水をやった。
シイタケの原木の様子を伺う。
……変化はない。
鑑定を行い保有魔力量が減っていたので補充して置いた。
根菜も分かりづらいがキノコも分かり難いな。
保有魔力量が減ってるから食べてはいるんだろうな。
MP9/562
火置き場の前に戻り脇芽の確認をする。
唐辛子とナスの根は順調に伸びている。
もう一日経ったら新しいのと交換するか。
インベントリから魔力水を取り出し補充して置いた。
トマトの脇芽はどうかな?
プツプツと新しい根が生え始めていた。
ウォーターを唱えて水を入れて置いた。
さて次はどうしよう。
あ、そういえば昨日収穫した綿がそのままだったな。
バケツを取りだ……手狭だな。
育苗トレーをトマトの苗の前に持っていき場所を空けた。
気を取り直してインベントリからバケツを取り出す。
火置き場の前で乾燥させていた片栗粉はもうちょっと乾燥させた方が良さそうだ。
下に置いていた作業台とバケツをすり替える。
作業台を手元に寄せてその上に綿繰り機と収穫した綿を置いた。
脇にインベントリから新たに取り出したバケツと種を入れていたバケツを置く。
綿についていたゴミをバケツに取る。
取り終えたら火置き場にくべた。
綿を綿繰り機の上に置き指で弾くように回転させ種と綿を仕分ける。
全部終えると綿繰り機をインベントリに収納した。
バケツの中の種を見る。
油を絞るにはまだまだ全然足らないな。
インベントリにバケツを収納した。
代わりに綿弓を取り出す。
綿を弦の所に置き弦を引っ張って打つ。
ふんわりした所で綿と綿弓をインベントリに収納した。
ある程度数が溜まったら糸にしよう。
あとは溜まったサツマイモの蔓。
まずは成長速度上昇無し。
全部は出せないからまずは半分。
ナイフも取り出し手頃な長さに切っていった。
切り終えたものを束ねてインベントリに仕舞い残り半分を取り出し同じように切り分けた。
こちらは45本作ることができた。
続いて同じように成長速度上昇1がついた蔓を取り出し切り分けた。
こちらは54本作ることができた。
トマトの苗の前に移動していた育苗トレーをもとの場所に戻しておいた。
MP36/562
バケツにライトを唱え、回復を待ちつつニンジンやセロリが植わっていた場所に移動する。
シャベルを持ち掘り返す。
続いて鍬に持ち替え畝を整えた。
園芸用のこてを取り出し穴を掘る。
30cm程感覚を開け大根とカブ、ニンジンの苗3つ、玉ねぎを植えた。
それぞれに濃縮したLv2魔力水を1回づつやった。
MP33/562
火置き場の前に戻り焼き芋を食べ休憩をとった。
片栗粉の様子を見る。
まだ半乾きだった。
久しぶりに魔力でも上げるか。
水魔法はLv2になったから次は火魔法かな?
バケツを取り出し中に雪を入れた。
腰を下ろし胡坐をかく。
バケツを膝の上に乗せファイアーを唱えた。
MP1/626
雪が解け切った段階でインベントリに雪解け水を入れ、
新しい雪をバケツに出した。
その結果MPを64上げることが出来た。
ステータスを確認すると火属性魔法の経験値は793/1000になっていた。
明後日までには上げられそうかな?
長時間座りっぱなしだったのでバケツを隣に置き伸びをする。
そのまま立ち上がり軽く筋を伸ばした。
そういや……。
火置き場の前に置かれた土の板を見る。
片栗粉の水分は抜け乾いたようだ。
指摘み擦ると粉になった。
インベントリから小物入れを取り出し飛ばないようにそっと移した。
今回出来た量は片手の掌に乗るくらい。
今日は使わないのでインベントリに収納しておいた。
さて、雪解け水も結構貯まったし土を捏ねるか。
インベントリからトロ箱とシャベルと柄杓を取り出す。
バケツの中に雪解け水を注ぎトロ箱の中に土を出し塩梅を見ながら捏ねていった。
MP34/626
道具に向かってピュリフィケイションを唱え綺麗にしインベントリに収納する。
空になったバケツに向けライトを唱える。
サツマイモの世話をしよう。
ライト入りのバケツを小脇に抱えサツマイモの苗のところまで移動した。
【[奥]1/2/2[手前]
[奥]A1/B1B2/C1C2[手前]】
Aはインベントリにあった魔力水2回、
BはLv2ウォーター1回
CはLv2ウォーター2回
まずはそれぞれに水を与える。
新たな根が生えていないか葉を捲って確認し引っこ抜いておく。
作業を終えると今度はトマトの苗のところに移動した。
選別用のバケツも取り出しより分けながら収穫を行う。
脇芽を欠き伸びた枝は支柱に誘引しておいた。
MP31/626
火置き場の前に戻る。
育苗トレーの様子を見ると土が乾いていた。
インベントリから柄杓を取り出し濃縮したLv2ウォーターを唱え静かに水をやった。
今日も一日疲れたと休むことにした。
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