上 下
52 / 73

44日目−3

しおりを挟む



MP214/562

乾燥させた唐辛子の仕分けるか。

インベントリから唐辛子とバケツを取り出し枝からポキポキと手折りバケツに移していく。
枯れた枝は火にくべておく。

インベントリから小物入れを取り出しバケツから移しておいた。

続いてトマト

先ほどのバケツを取り出しインベントリに落としたトマトをザッと出した。
別なバケツと小物入れを取り出す。
ヘタを小物入れに実をバケツに仕分ける。
バケツ6分目くらいの量を仕分け終えるとトマトにピュリフィケイションを唱えバケツごとインベントリに収納した。


続いて玉ねぎを取り出す。
茶色い皮を剥いておく。
実はインベントリに入れておいた。

白菜とキャベツはどうしようかな。

うーん……。

もうちょっと我慢しよう。料理に使いたい。

ここで先程水に浸けていたサツマイモを見る。
濁っていた水は落ち着いていた。

外に運び水を捨てる。

中に戻りもう一度ウォーターを唱えた。
ヘラを取り出しかき混ぜる。
水が白く濁る。
別なバケツに静かに移し余計な繊維を取り除いておく。
残った繊維は外に捨てておいた。
また落ち着くまでおいておく。

MP226/562

落ち着くのを待つ間にサツマイモの蔓返しを行う。
バケツを取り出しライトを唱えた。
小脇に抱えサツマイモの苗の所へ移動する。

バケツを置き一つ一つ葉を捲り根っこを確認する。
新しい苗が生えていたので引っこ抜いて行った。

【[奥]1/2/2/2/1/2/2[手前]
[奥]A1/B1B2/C1C2/D1D2/E1/F1F2/G1G2[手前]】


Aはインベントリにあった魔力水2回、
BはLv2ウォーター1回
CはLv2ウォーター2回
Dは濃縮したLv2ウォーター2回 
Eはインベントリにあった魔力水4回 
FはLv2ウォーター2回  
GはLv2ウォーター4回 

それぞれに魔力水を与えておいる。


MP176/562

バケツを小脇に抱え火置き場の前に移動する。

……育苗用のポットを作ろうかな。
今回畝にセロリとニンジンの種を蒔いて思った。
バケツ便利だと。

セロリなんか結局種が流れて植えたところから少しそれたところに生えてたからな。

植えている本数が少ない今は良い。
これから畝を増やすにあたって水を与えるたびにあっちゃこっちゃ種が流れたら戻すのが大変だ。

根をしっかり出してから植えよう。

ってことでポットを作る。
よくホームセンター等で売られてる苗が入っている塩化ビニールのポットを頭に浮かべる。

あれくらいの大きさの物を作ればいいのか?
全部同じ大きさでいいのか?

百科事典を開いて育苗を見た。

……野菜によって大きさ変わるのか。
トマトが4号、ナスは5号……。

あ、育苗トレーでも良いのか。
こっちの方場所を取らなくて良さそうだな。

ちょっと作って見るか。

インベントリから小物入れを取り出す。
土をギュウギュウに詰めてひっくり返し外す。
直径4cmの円柱になるよう整える。
整えると魔力を込めて固めた。

続いてインベントリからトロ箱を取り出す。

土を入れ園芸用のこてで押し付け均す。


先程固めた円柱を手に持ち型抜きをするように土に押し付ける。
円柱を引き抜き空いた穴に魔力を込めて固める。

トロ箱一杯に穴を開け終えると穴の間の土を固めた。

縁を掴みトロ箱から引っこ抜く。
裏側の土を払う。
192個の穴が空いた育苗トレーが出来た。


トロ箱に残った土に濃縮したLv2ウォーターを入れ土を捏ねる。

捏ねた土を穴一つあたり7分目まで育苗トレーに詰める。
半分の96個に土を入れ終えると指で種を入れる穴を開けて行った。
もう半分は魔力水のみでやってみよう。

こんなんで良いかな。

トロ箱と育苗トレーと園芸用のこてをインベントリに収納した。

MP6/562

サツマイモのバケツを覗く。
白い物体が下の方に沈んでいた。
外に持っていき静かに水を捨てる。
またウォーターを唱えヘラでかき混ぜ白く濁ったら別なバケツに静かに移す。
ちょっと繊維は残ったがこれ以上はいいか。
また落ち着くまでおいておく。



その間にトマトの世話をする。
バケツにライトを唱えトマトの苗のところに移動した。
トマトの苗Aの主枝の第一果房が赤く染まっていた。
プチプチともいではインベントリに落として行った。

新しく脇芽が出来ていたので欠いていく。


MP15/562

サツマイモのバケツを覗き込む。
白い物体が沈殿しているのを確認し外に持っていき水を静かに捨てた。

後はこれを乾かすだけ。
火置き場の前に置いておいた。

ちょっと早いが今日も1日お疲れ様でしたと休むことにした。







しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

レジェンドテイマー ~異世界に召喚されて勇者じゃないから棄てられたけど、絶対に元の世界に帰ると誓う男の物語~

裏影P
ファンタジー
【2022/9/1 一章二章大幅改稿しました。三章作成中です】 宝くじで一等十億円に当選した運河京太郎は、突然異世界に召喚されてしまう。 異世界に召喚された京太郎だったが、京太郎は既に百人以上召喚されているテイマーというクラスだったため、不要と判断されてかえされることになる。 元の世界に帰してくれると思っていた京太郎だったが、その先は死の危険が蔓延る異世界の森だった。 そこで出会った瀕死の蜘蛛の魔物と遭遇し、運よくテイムすることに成功する。 大精霊のウンディーネなど、個性溢れすぎる尖った魔物たちをテイムしていく京太郎だが、自分が元の世界に帰るときにテイムした魔物たちのことや、突然降って湧いた様な強大な力や、伝説級のスキルの存在に葛藤していく。 持っている力に振り回されぬよう、京太郎自身も力に負けない精神力を鍛えようと決意していき、絶対に元の世界に帰ることを胸に、テイマーとして異世界を生き延びていく。 ※カクヨム・小説家になろうにて同時掲載中です。

全能で楽しく公爵家!!

山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。 未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう! 転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。 スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。 ※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。 ※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。

性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!

エノキスルメ
ファンタジー
ノエイン・アールクヴィストは性格がひねくれている。 大貴族の妾の子として生まれ、成人するとともに辺境の領地と底辺爵位を押しつけられて実家との縁を切られた彼は考えた。 あのクソ親のように卑劣で空虚な人間にはなりたくないと。 たくさんの愛に包まれた幸福な人生を送りたいと。 そのためにノエインは決意した。誰もが褒め称える理想的な領主貴族になろうと。 領民から愛されるために、領民を愛し慈しもう。 隣人領主たちと友好を結び、共存共栄を目指し、自身の幸福のために利用しよう。 これはちょっぴり歪んだ気質を持つ青年が、自分なりに幸福になろうと人生を進む物語。 ※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載させていただいています

人間だった竜人の番は、生まれ変わってエルフになったので、大好きなお父さんと暮らします

吉野屋
ファンタジー
 竜人国の皇太子の番として預言者に予言され妃になるため城に入った人間のシロアナだが、皇太子は人間の番と言う事実が受け入れられず、超塩対応だった。シロアナはそれならば人間の国へ帰りたいと思っていたが、イラつく皇太子の不手際のせいであっさり死んでしまった(人は竜人に比べてとても脆い存在)。  魂に傷を負った娘は、エルフの娘に生まれ変わる。  次の身体の父親はエルフの最高位の大魔術師を退き、妻が命と引き換えに生んだ娘と森で暮らす事を選んだ男だった。 【完結したお話を現在改稿中です。改稿しだい順次お話しをUPして行きます】  

異世界でお取り寄せ生活

マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。 突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。 貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。 意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。 貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!? そんな感じの話です。  のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。 ※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。

無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います

長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。 しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。 途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。 しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。 「ミストルティン。アブソープション!」 『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』 「やった! これでまた便利になるな」   これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。 ~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~

農業機器無双! ~農業機器は世界を救う!~

あきさけ
ファンタジー
異世界の地に大型農作機械降臨! 世界樹の枝がある森を舞台に、農業機械を生み出すスキルを授かった少年『バオア』とその仲間が繰り広げるスローライフ誕生! 十歳になると誰もが神の祝福『スキル』を授かる世界。 その世界で『農業機器』というスキルを授かった少年バオア。 彼は地方貴族の三男だったがこれをきっかけに家から追放され、『闇の樹海』と呼ばれる森へ置き去りにされてしまう。 しかし、そこにいたのはケットシー族の賢者ホーフーン。 彼との出会いで『農業機器』のスキルに目覚めたバオアは、人の世界で『闇の樹海』と呼ばれていた地で農業無双を開始する! 芝刈り機と耕運機から始まる農業ファンタジー、ここに開幕! たどり着くは巨大トラクターで畑を耕し、ドローンで農薬をまき、大型コンバインで麦を刈り、水耕栽培で野菜を栽培する大農園だ! 米 この作品はカクヨム様でも連載しております。その他のサイトでは掲載しておりません。

異世界無知な私が転生~目指すはスローライフ~

丹葉 菟ニ
ファンタジー
倉山美穂 39歳10ヶ月 働けるうちにあったか猫をタップリ着込んで、働いて稼いで老後は ゆっくりスローライフだと夢見るおばさん。 いつもと変わらない日常、隣のブリっ子後輩を適当にあしらいながらも仕事しろと注意してたら突然地震! 悲鳴と逃げ惑う人達の中で咄嗟に 机の下で丸くなる。 対処としては間違って無かった筈なのにぜか飛ばされる感覚に襲われたら静かになってた。 ・・・顔は綺麗だけど。なんかやだ、面倒臭い奴 出てきた。 もう少しマシな奴いませんかね? あっ、出てきた。 男前ですね・・・落ち着いてください。 あっ、やっぱり神様なのね。 転生に当たって便利能力くれるならそれでお願いします。 ノベラを知らないおばさんが 異世界に行くお話です。 不定期更新 誤字脱字 理解不能 読みにくい 等あるかと思いますが、お付き合いして下さる方大歓迎です。

処理中です...