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42話 帰宅
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家に帰る朝。
「お父さん。僕思ったんだ。わざわざ馬に乗って帰る必要ないんじゃないかって。」
「ん?それはどういうこと?」
「魔法を使った方が早く帰れると思う。」
「それはどんな魔法だい?」
「空間と空間を繋げる魔法っていうのかな。瞬間移動できる魔法!」
「それは出来たらすごいけど、フランツは出来るの?」
「うーん。イメージは出来てるから、出来ると思う。ちょっと待ってて。」
まずは感知魔法で周辺に魔物がいないかを念のため確認する。よし。いない。
最初は近場で実験した方がいいよね。
僕は今いるところと、お父さんがいるところを繋げるイメージで魔法を発動させる。
すると、目の前に人が通れるくらいの大きさの光った円が現れた。円の中からは僕が行きたいと想像した景色が見えている。
つまり、お父さんの姿が。
同時にお父さんの隣にも同じような円ができていた。
「多分できた。見てお父さん。」
僕は目の前にある円に腕を入れて、椅子に座っているお父さんの肩を叩く。
「これはすごいな。この円を通ったらそっちに行けるってことか。」
「うん。多分そのはず!とりあえずそっちに行ってみるね。」
僕は円の中に一歩踏み入れると、お父さんの隣まで移動していた。
「やった!成功だね。これを家とここで繋げれば一瞬で帰れるよ!」
僕は魔法を解く。
「いや、よく思いついたね。家までは遠いけど、出来そう?」
「多分行きたいところのイメージがはっきりしてれば問題ないと思う。やってみていい?」
「いいよ。」
僕は今いるところと、家の玄関付近を繋げるイメージで魔法を使う。
すると、目の前に玄関が見えるようになった。
「すごいな。」
「出来た!帰ろう!」
僕とお父さんは円をくぐり抜け、家の玄関前まで来ることに成功した。
「やった。帰ってこれたね!」
「本当だね。まったく本当にすごいな。フランツは。」
お父さんは僕の頭を撫でる。
「ありがとう。お父さんのお陰だよ。」
”トントントン”
さっそく、玄関をノックする。こんなに早く帰ってくるなんて思ってもないだろうから、びっくりするだろうな。
「はーい!」
ジュリアンが最高の笑顔で出迎えてくれた。
「ただいま。」
「あっお兄ちゃん!お父さんも!今日は早いね!待ってた!やった!」
ジュリアンは僕に思いっきり抱きついてくる。
「ジュリアンー。会いたかったよ。」
今週はいろんな事があったから、僕はいつも以上にジュリアンを抱きしめる。
「お兄ちゃん、苦しいよー。」
「あっごめん。」
しまった。お父さんと同じようなことをしてしまった。
「ねぇねぇお兄ちゃん。遊ぼっ!」
「いいね。何して遊ぼうか。」
「探検ごっこ!」
「よし!じゃぁお兄ちゃんと一緒に探検に出かけるぞ!」
「おー!」
「ということで、ジュリアンと遊んできて良い?」
お父さんに一応許可をとっておかないとね。
「うん。いいよ。気をつけてね。」
「はーい。」
「お兄ちゃん。あっち行こう!」
ジュリアンは向こうにある丘を指さしている。
「いいよ。」
あの丘の頂上からは見晴らしが良いから、僕も好きな場所なんだよね。
ジュリアンは丘を目指して歩き出し、僕もそれに付いていく。
「ジュリアン、今週は何してたの?」
「うーんとね。魔法の訓練したり、1人で探検したりかな。最近お母さんがあんまり遊んでくれないんだ。」
「そうなの?お母さんとけんかでもしたの?」
「ううん。してないよ。なんか忙しいんだって。」
お母さんが忙しいってどういうことなんだろう?家事でやることが多かったとか?
「そっか。それはさみしかったね。」
「うん。でもお兄ちゃんが早く帰ってきたからいいの。」
「じゃぁ代わりにいっぱい遊ぼうね。」
「うんっ!」
途中、お花や、変わった形の草などであーだこーだいいながら、丘の頂上に到着した。
「着いた!」
ジュリアンは両手を挙げ喜んでいる。
「着いたね。」
「あっ見て!僕たちのお家だよ!」
「本当だ。あそこから歩いてきたんだね。ジュリアンも1人で来れるなんてすごいよ。」
「うん。僕もお兄ちゃんみたいになりたいから。」
「え?お兄ちゃんみたいに?お父さんじゃなくて?」
「うんっ!お兄ちゃんは僕の目標なんだ。」
「ありがとう。ジュリアン。じゃぁお兄ちゃんもジュリアンに負けないくらい頑張らないとだね。」
「お兄ちゃんはもう頑張ってるよ。だから、僕がお兄ちゃんを支えるんだ。」
「ジュリアン。そんなこと言われたら、お兄ちゃん嬉しすぎて泣いちゃう。ありがとう。」
1週間ぶりなのに、いつの間にか、こんなに成長してたんだな。
「ねぇねぇお兄ちゃん。あれって何?」
「ん?どれ?」
「ほら、向こうの方の黒いやつ。」
ジュリアンが言っているのはあれか……。国境より向こう側だな。
魔物の大群か?遠すぎてよく見えない。
いや、何か旗がなびいている。
……もしかして、隣国の軍隊か?
「なんだろうね。一旦家に帰ってお父さんに言いに行こうか。」
「うん。わかった。ねぇお兄ちゃん。」
この顔は、何か企んでるな?
「どうしたの?」
「僕さぁ、お兄ちゃんみたいに空飛びたいな。」
「そういえば前から言ってね。飛べるようになった?」
「まだ難しくて練習中なんだ。」
「そっか。あっなるほど。じゃぁお兄ちゃんと飛びたい人!」
「はーい!」
ジュリアンは満面の笑みで手を挙げている。
「よし!じゃぁ手を繋いで。行くぞ!じゃーんぷ!」
「うわぁぁぁぁ!すごい!楽しー!」
「よかった。こうやって風を操作するんだよ。」
「うーん。それが難しいんだよー。」
「ちょっとずつ、出来るようになっていこう。」
「お父さん。僕思ったんだ。わざわざ馬に乗って帰る必要ないんじゃないかって。」
「ん?それはどういうこと?」
「魔法を使った方が早く帰れると思う。」
「それはどんな魔法だい?」
「空間と空間を繋げる魔法っていうのかな。瞬間移動できる魔法!」
「それは出来たらすごいけど、フランツは出来るの?」
「うーん。イメージは出来てるから、出来ると思う。ちょっと待ってて。」
まずは感知魔法で周辺に魔物がいないかを念のため確認する。よし。いない。
最初は近場で実験した方がいいよね。
僕は今いるところと、お父さんがいるところを繋げるイメージで魔法を発動させる。
すると、目の前に人が通れるくらいの大きさの光った円が現れた。円の中からは僕が行きたいと想像した景色が見えている。
つまり、お父さんの姿が。
同時にお父さんの隣にも同じような円ができていた。
「多分できた。見てお父さん。」
僕は目の前にある円に腕を入れて、椅子に座っているお父さんの肩を叩く。
「これはすごいな。この円を通ったらそっちに行けるってことか。」
「うん。多分そのはず!とりあえずそっちに行ってみるね。」
僕は円の中に一歩踏み入れると、お父さんの隣まで移動していた。
「やった!成功だね。これを家とここで繋げれば一瞬で帰れるよ!」
僕は魔法を解く。
「いや、よく思いついたね。家までは遠いけど、出来そう?」
「多分行きたいところのイメージがはっきりしてれば問題ないと思う。やってみていい?」
「いいよ。」
僕は今いるところと、家の玄関付近を繋げるイメージで魔法を使う。
すると、目の前に玄関が見えるようになった。
「すごいな。」
「出来た!帰ろう!」
僕とお父さんは円をくぐり抜け、家の玄関前まで来ることに成功した。
「やった。帰ってこれたね!」
「本当だね。まったく本当にすごいな。フランツは。」
お父さんは僕の頭を撫でる。
「ありがとう。お父さんのお陰だよ。」
”トントントン”
さっそく、玄関をノックする。こんなに早く帰ってくるなんて思ってもないだろうから、びっくりするだろうな。
「はーい!」
ジュリアンが最高の笑顔で出迎えてくれた。
「ただいま。」
「あっお兄ちゃん!お父さんも!今日は早いね!待ってた!やった!」
ジュリアンは僕に思いっきり抱きついてくる。
「ジュリアンー。会いたかったよ。」
今週はいろんな事があったから、僕はいつも以上にジュリアンを抱きしめる。
「お兄ちゃん、苦しいよー。」
「あっごめん。」
しまった。お父さんと同じようなことをしてしまった。
「ねぇねぇお兄ちゃん。遊ぼっ!」
「いいね。何して遊ぼうか。」
「探検ごっこ!」
「よし!じゃぁお兄ちゃんと一緒に探検に出かけるぞ!」
「おー!」
「ということで、ジュリアンと遊んできて良い?」
お父さんに一応許可をとっておかないとね。
「うん。いいよ。気をつけてね。」
「はーい。」
「お兄ちゃん。あっち行こう!」
ジュリアンは向こうにある丘を指さしている。
「いいよ。」
あの丘の頂上からは見晴らしが良いから、僕も好きな場所なんだよね。
ジュリアンは丘を目指して歩き出し、僕もそれに付いていく。
「ジュリアン、今週は何してたの?」
「うーんとね。魔法の訓練したり、1人で探検したりかな。最近お母さんがあんまり遊んでくれないんだ。」
「そうなの?お母さんとけんかでもしたの?」
「ううん。してないよ。なんか忙しいんだって。」
お母さんが忙しいってどういうことなんだろう?家事でやることが多かったとか?
「そっか。それはさみしかったね。」
「うん。でもお兄ちゃんが早く帰ってきたからいいの。」
「じゃぁ代わりにいっぱい遊ぼうね。」
「うんっ!」
途中、お花や、変わった形の草などであーだこーだいいながら、丘の頂上に到着した。
「着いた!」
ジュリアンは両手を挙げ喜んでいる。
「着いたね。」
「あっ見て!僕たちのお家だよ!」
「本当だ。あそこから歩いてきたんだね。ジュリアンも1人で来れるなんてすごいよ。」
「うん。僕もお兄ちゃんみたいになりたいから。」
「え?お兄ちゃんみたいに?お父さんじゃなくて?」
「うんっ!お兄ちゃんは僕の目標なんだ。」
「ありがとう。ジュリアン。じゃぁお兄ちゃんもジュリアンに負けないくらい頑張らないとだね。」
「お兄ちゃんはもう頑張ってるよ。だから、僕がお兄ちゃんを支えるんだ。」
「ジュリアン。そんなこと言われたら、お兄ちゃん嬉しすぎて泣いちゃう。ありがとう。」
1週間ぶりなのに、いつの間にか、こんなに成長してたんだな。
「ねぇねぇお兄ちゃん。あれって何?」
「ん?どれ?」
「ほら、向こうの方の黒いやつ。」
ジュリアンが言っているのはあれか……。国境より向こう側だな。
魔物の大群か?遠すぎてよく見えない。
いや、何か旗がなびいている。
……もしかして、隣国の軍隊か?
「なんだろうね。一旦家に帰ってお父さんに言いに行こうか。」
「うん。わかった。ねぇお兄ちゃん。」
この顔は、何か企んでるな?
「どうしたの?」
「僕さぁ、お兄ちゃんみたいに空飛びたいな。」
「そういえば前から言ってね。飛べるようになった?」
「まだ難しくて練習中なんだ。」
「そっか。あっなるほど。じゃぁお兄ちゃんと飛びたい人!」
「はーい!」
ジュリアンは満面の笑みで手を挙げている。
「よし!じゃぁ手を繋いで。行くぞ!じゃーんぷ!」
「うわぁぁぁぁ!すごい!楽しー!」
「よかった。こうやって風を操作するんだよ。」
「うーん。それが難しいんだよー。」
「ちょっとずつ、出来るようになっていこう。」
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