男の娘には百合が咲く

蒼の受難!?

今僕は燐に連れられて近くのショッピングモールに入っている下着屋に来ている。
なぜこうなったのかと言うと、
一時間ほど前、ぼくは燐に身ぐるみ剥がされ
今着ているゴスロリワンピースを着させられたが下着が燐のお下がり一枚しかなかったため銀行でお金を下ろして今に至ると言うわけだ。
「なぁ、ほんとに女物の下着穿かないとだめか？」
そう燐に言うと。
「当たり前でしょ！中身が男だからって見た目は立派な女の子なんだからおしゃれしないとだめなんだからね！」
とお叱りを受けた。
(僕の意見はお構いなしか)と思っていると
「なんか不満でも有る？」(ニッコリ)
「イイエナンデモナイデス。」
「取り敢えず早く行くわよ。」
そう言ってすたすたと行ってしまいそうになった時、
「ちょっと待って早いから、
そんなに早いとこけるから」ガッ、ズテン
「痛った」
盛大な音を立ててこけたのだ。
「大丈夫！？怪我してない？」
そう言って燐が駆け寄ってきた。
「うん、グスッ なんとか ヒグッ 大丈夫だよ」
「ごめんね、私が早く歩きすぎたから。」
「ちがう、グスッ 僕が遅いから ヒグッ 」
「痛かったよね」
そう言って燐は僕を抱き上げた
「だっこするなぁ～ヒグッ」
「はいはい」
(やっぱり、精神年齢が幼くなっているよなぁ)
その後ば燐に抱き抱えられながら下着屋に向かった。
「もうそろそろ降ろしてもらって良いですか？」
そう燐に聞くと
「だ～め、降ろしたらさっきみたいにこけるでしょ。」
「うむぅ～」
図星を突かれ何も言えなくなった。
「は～い、ついたよ」
「え～、本当に入るのぉ？」 
「つべこべ言ってないで行くわよ。」
そう言って下着屋に入っていった。
「え～これ穿くのぉ～///」
渡された下着はくまさんがプリントされた可愛い下着だった。
「良いじゃない、可愛いんだから♪」
「う～～///」
「可愛いとか言うなぁ///」
「まだまだ行くよぉ♪」(チョロいな～)
その後一時間は燐の着せ替え人形状態になっていた。
「疲れた～、もう少し加減してよぉ～」
そう文句を言うと、
「ごめんね、つい楽しくなっちゃて。」
と言っていた。
(もう着せ替え人形は勘弁だ)
と強く思った。
帰りも燐に抱き抱えられながら家に帰った。
「「ただいま～」」
二人で僕の家に帰ってきた。
「夕御飯どうするの～」
そう聞かれたので
「どうしようかな…」
と悩んでいると燐が
「じゃあ野菜炒めでも良いなら私が作るよ」と言った。
「やったぁ～」ど思わず口に出てしまう。
そうすると燐がニヤニヤとしながら
「可愛いやつめ～」
とあたまを撫でてきた。
「だって燐の野菜炒め美味しいんだもん。あと、可愛いとか言うなぁ～」ともはやテンプレとなったことばで反論した。
もちろん燐の野菜炒めは完食した。
食器を洗って片付けた後燐が
「一緒にお風呂入る？」と行きなり聞いてきて僕は
「うん！入r…ってなな何言ってんだよ！！」
となんとか反論できたが燐は
「もう女の子同士なんだし別に大丈夫でしょ？」
といってきた。
僕は思った。
(いや中身は男だが燐の言う通り体は女だから良いのか？)
少し考えたが答えがでなかった。
僕が悩んでいると燐が
「まぁ、後30分位で決めてくれれば良いよ。」と言ってくれた。


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 次回はお待ちかねのお風呂回です。
不定期になりますが気長にお待ち下さるとこちらも嬉しいです。