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不可解な日常ー1
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人間、生きていれば常に毎日が不可解の連続である。
そんな台詞を何か、小説だったか、それとも劇中だったか覚えてはいないけれど、何かで読むか、聞くかした。
何故突然そんなものが頭に浮かんだのかというと、このところの私の日常が不可解極まりないことの連続であるからだ。
お腹がシクシク痛い。
これは月のアレかな?と思っていたら、やはりそうだった。
私はわりと毎月順調な質で、さほど体調を壊すとかお腹の痛みに苦しむとかいうのがない。
時期もきっちり月の半ばだいたい同時期にくる。
それが今月は微妙に遅れていた。
10日ほど。
だいたい同時期にくるといっても、10日程度ならさして気になるズレでもない。
同僚たちから聞いた話しによると、一月に2回あったりまるまる二月近く来ないことだってあるらしい。
生活のリズムが普段と違ったり寝不足が続いていたり、ダイエット中で食事制限していたり、心身のバランスが崩れていると、ズレやすいとか。
そういった時は往々にしてお腹の痛みが酷かったり、貧血が酷かったりもすることが多いのだとか。
シクシク痛むお腹を擦りながら、なるほどこういうことか、と私は納得する。
いつもの2割増くらいで痛みがある気がする。
腰も重くて心なし頭も重い。
それでも。
ドロリと下腹部の奥を伝い落ちる感触に、何故だかものすごくホッとした。
まるで心の奥底にズシリとのしかかった重石が取り去られたみたいに。
それはとてもおかしな感覚で、自分でも変なのって思う。
だって月のものが来ない理由がないのに。
ただ少しばかり遅れていただけ。
それだけなのに、全身から力が抜けるほどホッとして、お手洗いから控室に戻るまでの学校の廊下を気が抜けたボンヤリ頭で歩き、他人にぶつかった。
「……ひゃっ!?」
しかも腑抜けてたせいでぶつかった衝撃に足がたたらを踏む。数歩、後ろによろけてそのまま膝から力が抜ける。
こけるっ!
今度は人ではなく床にお尻からぶつかる。
そう確信して、身構えた。
けれど前から伸びてきた腕が思わず前方に伸ばしていた私の手首を掴んで引き戻してくれた。
ついでにもう一本の腕が私の腰に回されて力強く支えてくれる。
おかげで私は中途半端に腰が抜けた体制ながらも、なんとか一応尻は床に着けずに踏みとどまった。
たぶん、傍から見ればすんごく間抜けな体制だろうけど、まあ、とりあえず助かった、かな?うん。
私は腰を支えてくれる腕に助けてもらい、姿勢を正した。
「すみません。ぼ~っとしてて、助かりました」
ペコリと頭を下げつつ、助けてくれた人物を目で確認する。
うん。見たことのある顔だった。
というか、最近やけに良く見る顔だ。
「いや、こちらこそ。ぶつかったのは僕も同じですし。大丈夫ですか?」
そう言って柔和に笑う人物は、私のような付添人と違い学校の制服を着ていた。
私の可愛いお嬢様が通う高等学校は、貴族ーーしかもそれなりに高位のお貴族様か下位でも相当なお金持ちな家のご子息ご令嬢が通う場所だ。
ちなみに国に学校と呼ばれる機関は3つあって、身分によって通う学校が違う。
高等学校はその中でも一番身分の高い方たちが通う学校でお嬢様はそこの中位学科の女子クラス。
貴族のご令嬢がマナーやダンス、楽器に刺繍といった淑女教育を学ぶクラスだけど、実際にはご令嬢同士の交流と一部は婿探しの場。
目の前の人物は、中位学科の男子クラスの生徒である。
名前はルドルフ・シェルター。
伯爵家の次男で騎士志望だったはず。
どうりで力強いはずだ。
ヒョロヒョロで腕力皆無な騎士様なんてまずいないよね。
全員がほぼ同じ授業を受ける女子クラスと違って、男子は志望によって同じクラスでも授業が分かれる。
騎士学科の生徒なんて授業は身体を虐めて虐めて虐めまくる全員筋肉痛が大好きなマゾ体質なんですか?と言いたくなるカリキュラムを毎日こなしている私から見たらド変態な人たちなのだ。
私は乱れたスカートの襞を手で直しながら、コクリと頷いて見せた。
「おかげ様で。ありがとうございます」
「なら良かった」
そう言ってふんわりと笑うその姿に私は頭の中でやっぱりこの人はなかなか有望株だな、と評価する。
なんの有望株かと言うと、お嬢様の婿候補として。
普通なら跡継ぎでないお嬢様は他家に嫁入りするのが通例、というか当り前。
なのだがお嬢様を溺愛するハルトバレル候爵家のご当主様に御曹司、その他諸々(もちろん私も含む)としては、お嬢様をよそのお家にやるなんてとんでもない!!が共通認識なのだ。
だって万が一お嬢様の可愛さに嫉妬した旦那の姉妹が小姑化したらどうする?
姑が嫁イビリに精を出す御仁だったら?
もしそんな事態になったら相手は一家没落くらいじゃすまないけどね。
そうならないように手を打ちますってわけで。
ハルトバレル家ではお嬢様に婿を探している。
跡継ぎの長男ではなく次男か三男。
できればそれなりの家の出で、必須条件はお嬢様を大切にできる事とお酒が飲める事。そしてもらうのではくこちらに来てくれる事。
その点、ルドルフ・シェルターは伯爵家の次男で騎士志望ということは武門の家柄で婿養子に入れる家を探すか、騎士爵を得て一代限りの貴族として自身の家を持つか。
あるいはハルトバレル家のような後見を得てその家の持つ爵位の一つを譲ってもらうか。
だいたいそのいずれかになるので、婿候補にはちょうどいい。もっとも似たような人間は他にもたくさんいる。たとえ多少肩身は狭くとも有力な婚家に美人で可愛い奥さん、何不自由のない裕福な生活が保証されるのだ。
スキさらばお嬢様に話しかけ自身をアピールしようとする子息は山ほどいる。
ルドルフはその中では少々変わり種でありだからこそ私の評価は高い。
他の有象無象が必死にお嬢様に近づこうとするなか、お嬢様でなく付添人の私の方に寄ってきているのだから。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。
どこの誰の言葉だか知らないが、まあルドルフの意図はそんなところなのだろう。
姑息といえば姑息だけど、他の毎度似たような褒め言葉とわざとらしい天気だのの話題だの自慢話だので終始するなか、別のアプローチを試そうとするその姿勢がなかなか良い。
私のような使用人相手に常ににこやかな笑顔と丁寧な物言いと態度であることも高評価だ。
ただ意図がバレバレなあたりはちょっとなんだよね?
さすがに毎日のように私の前に現れて話しかけてくるっていうのは、やりすぎだと思う。
しかも、
「僕のせいでルーディンさんのキレイな肌にアザでもできたりしていたら、僕はいくら後悔してもし足りないところでした」
心底ホッとしたって顔で言ってるけど、言い回しがキザすぎますから。
ルドルフと頻繁に顔を合わすようになったのは、二月ほども前のこと。そういえばちょうど今と同じようなシチュエーションであったなと私は思い出す。
そんな台詞を何か、小説だったか、それとも劇中だったか覚えてはいないけれど、何かで読むか、聞くかした。
何故突然そんなものが頭に浮かんだのかというと、このところの私の日常が不可解極まりないことの連続であるからだ。
お腹がシクシク痛い。
これは月のアレかな?と思っていたら、やはりそうだった。
私はわりと毎月順調な質で、さほど体調を壊すとかお腹の痛みに苦しむとかいうのがない。
時期もきっちり月の半ばだいたい同時期にくる。
それが今月は微妙に遅れていた。
10日ほど。
だいたい同時期にくるといっても、10日程度ならさして気になるズレでもない。
同僚たちから聞いた話しによると、一月に2回あったりまるまる二月近く来ないことだってあるらしい。
生活のリズムが普段と違ったり寝不足が続いていたり、ダイエット中で食事制限していたり、心身のバランスが崩れていると、ズレやすいとか。
そういった時は往々にしてお腹の痛みが酷かったり、貧血が酷かったりもすることが多いのだとか。
シクシク痛むお腹を擦りながら、なるほどこういうことか、と私は納得する。
いつもの2割増くらいで痛みがある気がする。
腰も重くて心なし頭も重い。
それでも。
ドロリと下腹部の奥を伝い落ちる感触に、何故だかものすごくホッとした。
まるで心の奥底にズシリとのしかかった重石が取り去られたみたいに。
それはとてもおかしな感覚で、自分でも変なのって思う。
だって月のものが来ない理由がないのに。
ただ少しばかり遅れていただけ。
それだけなのに、全身から力が抜けるほどホッとして、お手洗いから控室に戻るまでの学校の廊下を気が抜けたボンヤリ頭で歩き、他人にぶつかった。
「……ひゃっ!?」
しかも腑抜けてたせいでぶつかった衝撃に足がたたらを踏む。数歩、後ろによろけてそのまま膝から力が抜ける。
こけるっ!
今度は人ではなく床にお尻からぶつかる。
そう確信して、身構えた。
けれど前から伸びてきた腕が思わず前方に伸ばしていた私の手首を掴んで引き戻してくれた。
ついでにもう一本の腕が私の腰に回されて力強く支えてくれる。
おかげで私は中途半端に腰が抜けた体制ながらも、なんとか一応尻は床に着けずに踏みとどまった。
たぶん、傍から見ればすんごく間抜けな体制だろうけど、まあ、とりあえず助かった、かな?うん。
私は腰を支えてくれる腕に助けてもらい、姿勢を正した。
「すみません。ぼ~っとしてて、助かりました」
ペコリと頭を下げつつ、助けてくれた人物を目で確認する。
うん。見たことのある顔だった。
というか、最近やけに良く見る顔だ。
「いや、こちらこそ。ぶつかったのは僕も同じですし。大丈夫ですか?」
そう言って柔和に笑う人物は、私のような付添人と違い学校の制服を着ていた。
私の可愛いお嬢様が通う高等学校は、貴族ーーしかもそれなりに高位のお貴族様か下位でも相当なお金持ちな家のご子息ご令嬢が通う場所だ。
ちなみに国に学校と呼ばれる機関は3つあって、身分によって通う学校が違う。
高等学校はその中でも一番身分の高い方たちが通う学校でお嬢様はそこの中位学科の女子クラス。
貴族のご令嬢がマナーやダンス、楽器に刺繍といった淑女教育を学ぶクラスだけど、実際にはご令嬢同士の交流と一部は婿探しの場。
目の前の人物は、中位学科の男子クラスの生徒である。
名前はルドルフ・シェルター。
伯爵家の次男で騎士志望だったはず。
どうりで力強いはずだ。
ヒョロヒョロで腕力皆無な騎士様なんてまずいないよね。
全員がほぼ同じ授業を受ける女子クラスと違って、男子は志望によって同じクラスでも授業が分かれる。
騎士学科の生徒なんて授業は身体を虐めて虐めて虐めまくる全員筋肉痛が大好きなマゾ体質なんですか?と言いたくなるカリキュラムを毎日こなしている私から見たらド変態な人たちなのだ。
私は乱れたスカートの襞を手で直しながら、コクリと頷いて見せた。
「おかげ様で。ありがとうございます」
「なら良かった」
そう言ってふんわりと笑うその姿に私は頭の中でやっぱりこの人はなかなか有望株だな、と評価する。
なんの有望株かと言うと、お嬢様の婿候補として。
普通なら跡継ぎでないお嬢様は他家に嫁入りするのが通例、というか当り前。
なのだがお嬢様を溺愛するハルトバレル候爵家のご当主様に御曹司、その他諸々(もちろん私も含む)としては、お嬢様をよそのお家にやるなんてとんでもない!!が共通認識なのだ。
だって万が一お嬢様の可愛さに嫉妬した旦那の姉妹が小姑化したらどうする?
姑が嫁イビリに精を出す御仁だったら?
もしそんな事態になったら相手は一家没落くらいじゃすまないけどね。
そうならないように手を打ちますってわけで。
ハルトバレル家ではお嬢様に婿を探している。
跡継ぎの長男ではなく次男か三男。
できればそれなりの家の出で、必須条件はお嬢様を大切にできる事とお酒が飲める事。そしてもらうのではくこちらに来てくれる事。
その点、ルドルフ・シェルターは伯爵家の次男で騎士志望ということは武門の家柄で婿養子に入れる家を探すか、騎士爵を得て一代限りの貴族として自身の家を持つか。
あるいはハルトバレル家のような後見を得てその家の持つ爵位の一つを譲ってもらうか。
だいたいそのいずれかになるので、婿候補にはちょうどいい。もっとも似たような人間は他にもたくさんいる。たとえ多少肩身は狭くとも有力な婚家に美人で可愛い奥さん、何不自由のない裕福な生活が保証されるのだ。
スキさらばお嬢様に話しかけ自身をアピールしようとする子息は山ほどいる。
ルドルフはその中では少々変わり種でありだからこそ私の評価は高い。
他の有象無象が必死にお嬢様に近づこうとするなか、お嬢様でなく付添人の私の方に寄ってきているのだから。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。
どこの誰の言葉だか知らないが、まあルドルフの意図はそんなところなのだろう。
姑息といえば姑息だけど、他の毎度似たような褒め言葉とわざとらしい天気だのの話題だの自慢話だので終始するなか、別のアプローチを試そうとするその姿勢がなかなか良い。
私のような使用人相手に常ににこやかな笑顔と丁寧な物言いと態度であることも高評価だ。
ただ意図がバレバレなあたりはちょっとなんだよね?
さすがに毎日のように私の前に現れて話しかけてくるっていうのは、やりすぎだと思う。
しかも、
「僕のせいでルーディンさんのキレイな肌にアザでもできたりしていたら、僕はいくら後悔してもし足りないところでした」
心底ホッとしたって顔で言ってるけど、言い回しがキザすぎますから。
ルドルフと頻繁に顔を合わすようになったのは、二月ほども前のこと。そういえばちょうど今と同じようなシチュエーションであったなと私は思い出す。
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