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第一章 王様と暗殺者
-1- アレキサンド・ライト!
しおりを挟む春の弥生の あけぼのに
四方の山辺を 見わたせば
花盛りかも 白雲の
かからぬ峰こそ なかりけれ……
青年は駆ける。
宵闇に包まれた森は薄暗く、騒ぐ木の葉が不気味に囁いている。ざわざわと、その侵入者の噂をするように囁いている。
昨晩の雪の所為か、肌に当たる師走の風は冷たく鋭い。だがそれは、青年の思考の隙間に入る程のものでもない。表情はさながらその風のように凍てついていて、眉の一つさえぴくりとも動くことはない。
ふと、故郷の唄が脳裏に過る。それは今の青年には全く関係の無いものであるし、別にそれらしいきっかけがあったわけでもない。意味なんてもう思い出せないし、そもそも思い出す程のものでもないというのに。
青年には名が無い。とはいえ、元々無かった訳ではない。もう思い出すことが出来ない――思い出そうとすらしないからだ。当の昔に、何処かへ置いてきてしまったのだ。
青年は駆ける。
唄の続きはもう忘れた。聴こえるのは、風を切る音、木の葉の揺れる音、足をついた地面の擦れる音、掴んだ枝の軋む音。木の葉の騒めきの後ろで、動物が息をする音を感じる。
小さく何かを詠唱して乾いた風を纏う。風と一つになったかのように、その身体は木々の間を緩やかにすり抜けてゆく。
青年には故郷が無い。当の昔に滅んでしまったからである。五年前、愚かな国王が忌まわしき呪いに手を染めた。数多の命を要するその呪いは大地を枯らし、その国土を血で染め上げた。全てが静寂に包まれたその国で、少年は一人、息をしていた。
少年は「選ばれた」のだ。呪いの元凶である悪神は、少年に微笑みかけた。
青年は駆ける。
人目など気にする必要はない。己の存在を異様に薄め、風に混ざる彼に誰も気づかない。街行く人も森の中の生き物も、何処にも彼を気に留めるものは居ない……あるとすれば、頭上で囁く木の葉くらいであろう。
青年には視覚がない――否、「視ること」忘れてしまったのだ。悪心に魅入られ心を奪われてしまった青年は、暗闇の中にその心を閉じ込めた。
この世で一番美しいものを見せてあげる。悪神はそう少年に微笑んだ。その為に五〇〇の魂を捧げよ。悪神は目を細めながらそう囁いた。
「視えない」代わりに青年は音を聴き、肌で感じた。僅かな音を感じ取り、小さな温度や湿度の変化を肌で理解した。そうして長い月日を経た青年は四九九の魂を悪神に捧げた。
そして、最後の一つ。悪神は王の魂を求めた。
青年はふと立ち止まる。森の中、不自然にぽっかりと木々の途切れた場所へと辿り着いたからだ。木陰に身を潜め、青年は聴覚を研ぎ澄ます。
「王の魂」を求めて降り立った島国は豊かだった。城下は年の瀬の祭りの準備で賑わっており、人々の忙しなく行き交う足音と子供の騒ぐ声が町中に溢れていた。
「王様は森の中にいる」。城下町の町人がそう言ったのを聞いた。黙々と仕事に打ち込み遊びに出掛けることもなく、深い森の中、身を隠すようにして暮らしているという。
その言葉通り、そこからは生活の音が聞こえてきた。風に吹かれた窓が僅かにがたつく音、換気扇越しに聞こえる人の声から、青年はここが目的地なのだと確信した。
息を殺して意識を研ぎ澄ます。その表情はまるで感情がないかのように無機質で、暗く淀んだ灰色の瞳は光を宿さない。
そして、探していたそれは容易に見つかった。
「陛下、お夜食を」
冬だというのに無防備に開け放たれた窓の向こう、それは幾多の騒めきの中でも青年の耳に明瞭に届いた。若い女の声は、おそらく最上階からだ。返事の声は聞き取れなかったが、ドアの閉まる音を待たずに青年は動き出していた。
大方屋敷の形を推測した青年は、小さな刃の付いたロープを高く投げると数度の詠唱の後それを風で操る。ふわり、と静かに屋根に着地させると、窓の死角から速やかに軽やかに、青年はロープを登ってゆく。
一連の鮮やかな動作は、何度も繰り返された侵入で精錬されているとも言えよう。気配の遮断に加えて物音の一つすら立てないそれは、最早芸術の域に達している。不用心にも警備の者すら居ない屋敷への侵入など造作でもない。
目的地の窓に静かに降り立つ。暖かな部屋には薪の燃える匂いが充満している。それに混ざる何か華やかな匂いが漂い、そして部屋の端からは何かを書き付ける音が聴こえてくる。
若い呼吸音。それはまるで、幼い子供……? 青年の思考は一瞬乱れたが、声は間違いなくここから聞こえてきた。青年は己の疑いを振り払う。対象が子供なら好都合じゃないか。
対象との距離はそう遠くない。軽く跳躍すれば確実に一撃で、そして悲鳴を上げる間もなく仕留められる。紺色のフードの下で、青年の前髪がゆらりと揺れる。
腰に下げたナイフケースから短剣を取り出す。奇妙な装飾の施されたそれは、かの悪神が授けたものだ。その刃が心臓を貫けば、たちまち魂は抜き取られてしまうのだ。
銀色の刃は青白く怪しげに光る。小さく静かに、青年は呼吸をした。精神を整えて、乱れを払う。全神経をその刃の先端に集中させる――
「誰? そこに居るのは」
静寂を割るように、部屋に響いたのは声。それは少年のようにあどけなくて、少女のように無垢な声。それでいてしっかりと芯のある、余裕を持った声。その声は確かに、青年に向けられたものだ。青年の眉が思わずぴくりと動く。限界まで気配を消したはず自分に気づいている……?
すぐに青年は乱れを掻き消した。その鉄のような表情に揺らぎはない。存在に気づかれたのならば、一刻も早く殺す。悲鳴を上げる前に殺す。存在に気づかれようが、子供が十九の男に敵う筈もないのだから。
「すごいね、キミ! どうやって此処に入ったの? この屋敷は外からは見えないように、光の結界で隠してるのにさあ」
その声に怯えはない。呼吸が恐怖で震えることもない。幼い声は何処か楽しげに弾んでいる。無邪気な問いかけに、青年は答えなかった。
目の前のターゲットに向けるのは、明確な「殺意」。窓枠を蹴って飛んだ青年の身体は、一瞬にして声の主との距離を一気に縮めた。そして禍々しい刃の先は、真っ直ぐに目の前の対象に突きつけられる。
青年は右手で握りしめたナイフを、振り下ろした――はずだった。
「どうして、そんなにくすんだ色をしてるんだい」
それは確実に……的確に心臓を仕留めたはずだった。
青年にもよく分からないことだったが――振り下ろしたそれには何の感覚も伝わらなかった。避けたのか、もしくは青年の剣筋が乱れたのか。
腕の力が抜ける。指に力が入らない。空を切ったナイフは手の中から滑り落ちてゆく。想定外の事態に焦ったように駆ける鼓動。青年の鉄壁の表情が崩れる。
理解するよりも先に、身体が床へと転がり落ちる。
「どうして、そんなに哀しい灰色なんだい?」
小さな手が、柔らかな温かい手が、頬に触れる。
「見せてよ、キミの色を! 素敵なその色を!」
それは、色彩だった。
あまりに強烈で眩しくて、頭痛がするほどに鮮やかで。まるでそれは子供が初めて世界を見たみたいに、キラキラ輝いて見えた。
目の前の少女のような、少年のような幼子の柔らかくて暖かな微笑みが見えた。真っ赤な瞳を輝かせた幼子が見えた。青年は目を見開く。
陶器のように白くて穢れの無い肌に、ふわふわと揺れる細いブロンドの髪が影を落とす。少し頬の紅潮したその幼子の顔は鳥肌が立つほどに整っていて、何処か神々しさを感じてしまうほどだった。
その一瞬はまるで悠久の時のように感じた。眩しすぎて神々しすぎて、目も開けていられないくらいなのに……なのに、もっと見ていたい。
「……っ!?」
激痛。青年を正気に戻すように、頭部への殴打の如くそれは訪れる。急激な視界の変化に、脳がそれを処理しきれなかったのだ。青年はとたんに崩れ落ち、床に倒れて蹲った。
視界が歪む。どうにか立ち上がろうと藻掻くが、震える手足に力は入らない。それどころか、あまりの激痛は青年の意識を遠のかせた。
霞んでゆく景色の中、バタバタと慌ただしい靴音が近付いてくるのが聞こえる。それが部屋の前で止まるのを感じて、青年は諦めたように床に身を預けた。
「アレキっ……? ねえ、すごい音したけど大丈夫?」
「おっと……まずいな」
数度のノック音の後に、辛うじて若い男の焦る声が青年の耳に届く。その子供は困ったように少し笑うと、不意に青年の足を掴んだ。
抵抗することもままならない青年を引き摺りながら、雑に寝台の陰へと押しやる。幸いそこはドアから死角になっているようで、どうにか意識を保ちながら青年は息を殺した。
間もなく鍵の開く音とドアノブの回る音がし、よりはっきりと二人のやり取りが聞こえてきた。
「大丈夫、積んでた本ひっくり返しちゃっただけだから」
「もう……気をつけてね、心配したんだから」
「ごめんごめん。じゃ、おやすみ」
暫く二人のやり取りが続いている間に、青年は何とか呼吸を整えた。先程よりは随分はっきりしてきた視界の中、ふとあのナイフが手元に無いことに気が付く。
ドアの閉まる音を待ってどうにか身体を引っ張り出してみたは良いものの、ナイフは何処にも見当たらない。未だに残る目眩と重い頭痛を堪えながら見回していると、嬉しそうな満面の笑みと目が合った。
「……で、キミの事を聞かせてもらおうかな」
立ち上がれずにいる青年に目線を合わせるようにしゃがんで、「アレキ」と呼ばれた子供は微笑む。よく見てみると、どちらかと言えば少女のようにも見えるが、その凜とした声や緩やかにウェーブした短髪からは少年らしさも見受けられる。
その笑顔に、青年の頭はまたずきずきと痛む。朗らかすぎるのだ。侵入どころか自分を殺そうとした者に対する笑みではない。
黙り込んで苦痛に表情を歪めていると、その「少女」はハッとしたように机に置いていた何かを取り出した。
「ああ、ボクはアレキサンドラ! 皆の前では『アレクサンダー』って名乗ってるけどね。キミが探してるのって、これでしょ?」
その手の中のものに、思わず青年は目を見開いた。彼女の手の中に、あの禍々しいナイフがしっかりと収まっている。可愛らしい少女にはあまりにも似付かわないそれを横目で見ながら、アレキサンドラは意地悪っぽく笑った。
「ふふん、これはキミにとって大切なものだとみた! って、うわ!」
隙を見て予備のナイフ(これは単なる殺傷道具だが)を振りかざすも、案の定簡単に避けられてしまう。握っているのが精一杯だ。姿を捉えられ力を失った暗殺者など、最早何の役にも立たない。そうは言っても、この逃れられない状況を何とか打破しなければ。彼の脳裏に終わり――即ち「死」のビジョンが明瞭に浮かび上がってくる。
危ないなあ、とアレキサンドラは困ったように笑う。横髪がはらりと顔に掛かるのを、彼女は指で払った。その紅い目は眼下の青年を楽しそうに見下ろしている。
「も~、こんなの殺人未遂だよ! まあ、今日はこのボクのひろーい心に免じて見逃してもいいけど……ってキミも懲りないね」
再び自分に向けられたナイフを、彼女は余裕の笑みで受け流す。そこで漸く青年は「自分が見逃されている立場であること」を受け入れた。そうして次の打開策を頭に巡らせる。
ナイフが使えないとなれば銃は……駄目だ、照準が定まらない上に、銃声が響き渡れば外した時のリスクが大きすぎる。火薬も同様にそう。自分が逃げられない可能性のほうが大きい。考えれば考えるほどに、この状況が詰んでいることを突き付けられる。
それに、逃げたくても、逃げ道は目の前の少女に塞がれてしまっている。
「別に、ボクはキミのことを捕まえようとか罪に問おうとか、そんなの思ってるわけじゃないんだよ。だってキミのこと、ずっと待ってたんだから」
「……は?」
「それはそれとして、責任は取ってもらわなくちゃ、ね。住居侵入、殺人未遂、公務執行妨害……ああ、あと不敬罪」
思わず初めて声を上げた青年に、少女はにやりと口角を上げた。悪戯っぽく含みのあるその笑みに、青年の表情は不可解だ、というように歪む。
たかがこの程度の子供に妥協されるのは屈辱的だ。唇を噛みながらナイフを握りしめたが、どうすることもできない。この状況において、青年はあまりにも無力だった。
玩具で遊ぶように、アレキサンドラは手の中でナイフの使をころころと転がす。楽しそうに声を弾ませながら、彼女は眩しい笑顔でその意味不明なことを彼に告げた。
「退屈で死にそうなボクに、何か面白いものを持ってきてよ! ボクが満足したら、ナイフは返してあげる」
「はあ?」
「ボクは王様だからね! 公務って疲れるんだよ。だから休息が欲しいってわけ」
唖然。彼女の言葉を何度咀嚼し直しても、意味が分からなくて「は?」とか「あ?」しか言葉が出てこない。呆れ返った青年は、そのうち段々腹が立って情けなくなってきた。
王様は黙々と仕事に打ち込み遊びに出掛けることもなく、深い森に身を隠す『内気で臆病な人』。そうなのだと勝手に思い込んでいた。それがこれである。目の前の「これ」はただのお子さま……いや、大人を舐め腐って面白がっているタチの悪いクソガキだ。愉快そうに目を細める少女に、青年は不快感で眉を顰める。
「物騒なキミのことだから、どうせ別の武器で殺そう~とか考えてると思うけど……じゃあ、特別に教えてあげるね。ふふ、これ」
「!」
含みのある表情で彼女が取り出したのは、鎖の付いた金色の懐中時計のようなもの。ふと、漠然とした不安に襲われる。思い出せない記憶が目の前のそれにサイレンを鳴らす。
「これはね、『エラ』って言って王族が神と契約した証なんだ。ボクがこれを起動さえすれば、キミは消し炭だよ」
「っ! それは……」
青年はそれを知っていた。アレキサンドラが自慢げに見せびらかすそれを知っていた。その恐ろしさを知っていた。
かつて、愚かな王によって起動された呪い。国一つ分の命を奪い、大地を枯れ果てさせた神の力。青年が目の前で見たそれこそが、祖国で『无(む)』と呼ばれていた神との契約。
血の気が引いて顔色が悪くなる青年を眺めながら、彼女は不思議そうに首を傾げる。青年は目を伏せて少し考え込んだ。
未だに痛む頭を抱える。きっと彼女を殺そうとしてもここで逃げても、今までの計画全てが無になるのは目に見えている。あれを起動されては、自分の命どころか集めてきた魂にまで影響を及ぼす。
せめて、ナイフを取り戻せば。あれさえ返ってこれば、このクソガキから逃れて代わりの魂を探すこともできるはずだ。だから。
「どうしたの? この怖さが分からないなら、今ここで」
「……チッ、お前を満足させたら良いんだろ……」
「! やったあ! やっとちゃんと喋ってくれたね」
舌打ちしながら心底嫌そうに言い放ったそれに、彼女はぴょんと小さく跳ねる。少女の嬉しそうに弾んだ声が頭に響いて頭痛がする。その眩しすぎる笑顔に目が眩む。
よろけながらも立ち上がった青年に、アレキサンドラはじりじりと這い寄る。思わず後ずさりする青年の目を、赤い瞳が見上げて覗き込む。相変わらずくすんで濁った灰色の目だ。彼女は目を細める。
「明日から毎晩来てもいいよ! ボク、期待して待ってるから! あははっ、楽しみだなあ」
無邪気な笑顔は悪夢のようで、青年は溜息をついた。どうしてこうなったのか、鮮やかな色彩は未だに頭を揺さぶる。
王様と暗殺者。その光景を傍から見てもそうは見えまい。この奇妙な出会いが、歪な二人の繋がりが、まるで物語の一ページのようで少女の胸を高鳴らせる。
退屈で死にそうなモノクロの日々に色がついたような、世界がキラキラしていくようなそんな気がして、アレキサンドラはまた悪戯に微笑んだ。
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