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物書き的に良いような悪いようなやっぱり最悪の実質一生出られない部屋

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「う、うーーん……はっ、ここは?辺り一面真っ白だ、まさか!」
「ようこそ出られない部屋へ」
「一人しかいないのに出られない部屋なのか、何すればいいんだ」
「ここはお前が書きかけて放置したネタを全部書ききらないと出られない部屋」
「は?」
「お前が書きかけて放置したネタを全部書ききらないと出られない部屋」
「詰んだ」
「起床は7:00食事は1日3回就寝は23:00です」
「終わった」
「お前が妙な言い訳をしないようにそこそこのスペックのパソコンといい椅子といい机を用意した、データはお前ん家のパソコンと同期してある」
「フッぬかったな、俺の書きかけデータはほとんどスマホの中だ」
「そこにお前のスマホが置いてある」
「マジか」
「YouTubeはアンインストール済みだ」
「マジか」
「あといい布団用意したしカフェインは禁止だ」
「夜更かし抜きなんて一生終わらないだろ」
「お前がYouTube見てる時間使ったら終わる」
「ぐう正論」
「あと真夜中の作業を朝に回せ」
「ぐう正」
「何か言い残すことはあるか、ないなら作業を始めろ」
「息抜きが必要だと思いますpixiv周回の許可を」
「詰まったら体動かせば良くない?」
「ぐう」
「アイディアに詰まったらそこにランニングマシン置いといたから」
「でもほら……インプットないと……」
「お前の書きかけのネタの99パーセントは展開決まってるのに止まってるよな」
「ぐ」
「もういい?」
「一個確認していいすか」
「何」
「仕事行かなきゃなんすけど」
「ここ時間の面だけで言えば精神と時の部屋理論だから」
「えっ」
「でも二年と言わずいつまでもいていいよ」
「いや帰るわ」
「出られない部屋なんだよな」
「もしかして5億年ボタンだった?」
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