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この世界は乙女ゲームの世界なの
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私は淫獣を産んだ後空っぽのお腹を撫でながら寂しい気持ちになりました。今までそこにあったのは憎しみの対象なのに。いつの間にか心の支えになっていたという感情になっている。
妃教育で心が挫けそうになったとき、限界まで頑張ることが出来た。外国語も他国に逃げ出すための勉強になった。逃げるため生きるために憎しみの対象がお腹にあるおかげで今の地位があると言っても過言じゃない。
誰かに苦しみを理解してほしくて暴力で訴えた。言葉にしなさいと言われても、助けを呼べなかった。私は無関係の人たちをいじめてきてしまった。
王家のお茶を飲みたくなくてポッドやカップを床に落として割った。そこに人がいてもいなくても。
生理がこないと心配する両親が医者や治療師が検査に来たら憎たらしい態度を取った。
王立学校の生徒を言いがかりで苛めて笑っていた。
ひどすぎる女だ。
(『悪役令嬢のビビアン』はこのまま処刑されるの?)
声を出さずに泣いていると食事を持ってきたメアリがテーブルに置いて私を抱きしめた。
「どうしたの?」
「お腹が空っぽなの。寂しいの。悪役令嬢ビビアンが消えそうなの。」
私はここで、私が転生者の恵(めぐみ)で違う世界からやってきてこの体になったことをメリアに教えた。
「私ビビアンじゃないの。騙していてごめんなさい。」
泣きじゃくる私に力強くメリアは抱きしめた。
「恵もビビアンだよ。態度が変わった最後に扇子で叩いた時からかな。」
「なんで知ってるの?」
「だって私ビビアンのこと好きだから。ずっと好きだったから」
ビビアンの言葉がカラカラになった心に愛が染み込んでいく。
「皆気が付かなかった、お父様もお母様もメイドも学校のみんなも近くにいたのに。」
恵に気がついて貰えたこと、ビビアンが好きなことを言われて心の中の穴が少し塞がっていく。
「恵かビビアンどっちかしか残らなかったらメリアはどっちがいい?」
悪役令嬢ビビアンとしての気持ちがまだ残っていて人を試す意地悪な質問をしてしまう。
「どっちも残って欲しい。選べないよ。どっちも大好き。全部好き」
「どっちも消えて新しい人格ができたら?またメリアのこといじめたらどうするの?」
「その時はその時だよ。本気で嫌ってるなら離れるし、顔を見て嫌な顔をするなら仮面でフードで隠すよ。大丈夫だよ。なんとかなるよ。」
「メリア、メリア」
子供のように泣きじゃくりメリアの肩を濡らした。私の中の婚約式で止まっていた幼いビビアンが心の中で同じように泣いている。
「ずっとずっと自分が嫌いで仕方なかった。助けて欲しかった。みんな気が付かなかった。なんでわたくしなの?いっぱい頑張ったのに。」
「ビビアンはよく頑張っていたよ」
頭を撫でている背中をポンポンするとビビアンは眠った。久しぶりに深く眠りについた。
ビビアンは眠っているとき深い深い海の底に眠る殻に閉じこもった。あの時から時間が止まっているあの時の自分を殻を割って光の方に向かって一緒に泳いだ。一人で持つには重い。ふいに体が軽くなった。そうだ私にはもう一人いる。
「ありがとう、ずっと私を守ってくれて」
殻の中にいた10歳くらいのビビアンが、恵と悪役令嬢のビビアンにお礼を言った。
「もう二人は大丈夫だね、私は消える。元々あなたたちの世界だから。この世界は異世界から来た私が介入していいところじゃない。」
「恵、ありがとう。」
「恵あなたは誰なの?」
恵はふたりのビビアンを抱きしめた。
「メリアと仲良くしてね。知識は置いていくから、存分に使って。私はこの世界をゲームだと思い込んだ、異世界の人。本当はあなたの心を乗っ取って立場を奪おうとした。でも、出来なかった。この世界が、ビビアンが、メリアが大好きだから。」
「めぐみ......」
3人は抱きしめ合うと恵が海の中に溶けて消えてしまった。
「ビビアン、私も消える」
「どうして?」
「だって私は苦しみをあなたに植え付ける。メリと一緒に楽しく過ごしてほしい。でも、最後にメリに抱かれるのを許してほしい」
「メリ...懐かしい呼び方ね。どうして忘れていたんだろう」
ビビアンは光が差し込んだ海の中で子供の頃の自分を見送った。
メリアは眠っているビビアンの背中を撫でていた。目を覚ました眠そうな顔をしたビビアンは昔話を始めた。
「ビビちゃんね、秘密があるの」
ビビちゃんと自分のことを呼ぶビビアンを見て懐かしい気持ちになった。初めて出会ったあの頃の気持ち。
「秘密を教えてくれるの?」
「絶対に秘密だよ」
「分かった、誰にも喋らないからお話して」
「あのね、神殿に行った時にトイレの場所が分からなくて草陰に隠れてしてたの。そしたら女の子がきて目の前でおしっこをしちゃったの。お母様に怒られると思ったから、その場でその子におしっこにおしっこをかけなさいって命令しちゃったの。」
「その子はどんな子だったの」
「平民だけど可愛い子だったの。おしっこをしてる姿が可愛かったの。いっぱいおしっこしていて湯気が立ってた。」
自慢するように話すとビビちゃんは話を続ける。
「それでね神殿に行くとその子に会うと一緒に遊んだりおしっこしてたんだ。でもある日喧嘩しちゃって、暴力はいけないからパパがママにするみたいにおちんちんを口に入れて黙らせようとしたんだけど。おちんちんがないから出来ないからお股を口に当てさせたの。その子は出来っこないって言ってたんだけど、嘘つきって言われたくなくてその子のくちにお股を当てておしっこを口に出しちゃったの。」
恥ずかしくてメリアの胸に顔を埋めると顔を左右にふった。その刺激でメリアは、はぅ❤っと声を漏らした。
「女の子に小さいおちんちんがついてるから赤ちゃんが出来るって言ったら出来ないって言われて。でも赤ちゃんの元をどうやって出すのか分かんなくて。間違っておしっこ出してたの。約束してたの。どっちかがおちんちんついたら結婚しようねって。」
「ビビちゃん、覚えていたんだね。」
「ビビちゃん覚えていたの。メリずっとありがとう。あのね、ビビちゃんも女神様の前で子作りしたい❤」
後ろにいた神官はドアを開けると私たちはそこからまた先程までいた場所に戻って行った。
「メリ❤女の子におちんちんはある話嘘じゃなかったでしょ?」
「ビビちゃん、嘘だって言ってごめんね❤」
2人は先ほどの部屋に戻るときれいになったベットに座った。女神様の像の前でまぐわい前の濃厚キスをしている。ちゅっちゅと軽いキスから濃厚な口の中を犯すキスも。乳首と乳首が当たって擦れ、メリアが飲みたがっていた母乳が溢れても舐める余裕すらない。
「初めてのキスはビビちゃんだったんだよ。首にも痕を残したんだよ。白い肌に真っ赤な痕で凄く綺麗だったんだ」
「神殿の生命の樹の下でしたよね」
「その後、親に見つかって神聖な神殿で何やってるのって怒られたんだよね。それから会えなくなって、ずっと会いたかった」
首筋をちゅっちゅしてビビは自分の物と証明するように痕を残した。
「ビビはずっと私を思っていたの?」
「ビビがずっとメリを思っていたの!ビビがだよ!」
ビビの独占欲が強い発言でメリアはふたなりおちんちんの金玉が大量に精子を作られる感覚に襲われた。
「メリ、本当に赤ちゃん作りたいの?」
この空間はメリアとビビアンの感覚を共有している。つまりメリアの気持ちは筒抜けになっているのだ。
「正直に話して」
ビビの言葉で決心をしたメリは甘トロ声でおねだりした。
「ビビちゃんを孕ませたい❤おまんこにジュブジュブ入れたいの。出会った頃のビビちゃんに今のふたなりおちんちんでいれたいの。出会った時の姿で小さいおまんこに入れたい❤」
「会ってなかった分全部、全部出して!大人のわたしにした回数以上出して!」
2人は母乳の甘い匂いに包まれながらまぐわいを開始した。キスをはじめていると体が小さくなり2人とも出会った時の姿に戻っていた。
お互いの名前を呼びあってお口に入るメリのふたなりちんちんをペロッと舐めてビビはなれない様子でフェラをした。たまに歯が当たるけどメリは小さなふたなりちんちんで初めての射精のような薄い射精をビビの口に出した。
ビビに覆いかぶさるとビビはおまんこをくぱあとして処女膜をメリに見せた。
「メリのための処女膜だよ❤ずっとこうしたかった❤」
未熟なメリのおまんこに入れてふたなりちんちんを入れると腰を落とした。
「メリのおちんちん食べちゃった❤」
「違う!食べさせてるの!」
2人は感覚が出会った頃に戻されていて、負けず嫌いの二人に戻っている。神官も神も目の前では未熟な2人がまぐわいをしている姿を見ることが出来た。
「だって気持ちいいんだもん❤絶対に中出しさせるもん❤」
「なんでそんなにエッチな言葉知ってるの?」
「パパが孕ませてやる!ってママに言ってるんだよ。そうだ、ビビがメリのこと孕ませてやるんだから!」
ビビはパパの言葉を孕ませるという言葉を知らずにメリに宣言した。
「ビビ変だよ!なんか今日グイグイ来てる!」
「元々これが普通だもん。メリのたまたま空っぽにするね」
宣言通りビビはお腹がたぷんたぷんになるまで射精をさせた。
お腹を押すと精子がぶりゅりゅ~~と小汚い音を出してベットを汚していく。
「くすくす、メリいっぱい出しちゃったね。明日からいっぱい精子作られるよ。もう普通の日常に戻れないね」
小さなおちんちんは普通にしていれば女の子のおパンツに収まるサイズ。でも勃起したら隠しきれない。
「ビビぃ何とかしてぇ」
泣きそうな顔で言われるとビビはつい意地悪をしたくなった
「ビビちゃん頭が悪いからわかんないな~。一緒にいることが多くなれば射精のお手伝い出来るんだけどな」
「一緒にいることが多く?養子になるとか」
「めーりー」
ビビは怒るとメリは
「ヒントちょうだいわかんないよ」
と答えを返した。
「パパとママがしたことだよ」
「わかった!まぐわいだね!」
「違うよ、結婚して欲しいってお願いするんだよ!メリはビビに言うの。」
「けっこん?」
「結婚しらないの?好きな人同士が一緒になるためにするんだよ。同じ苗字になってまぐわいをするの。」
「分かった!結婚する!メリはビビのお嫁さんになる!」
「分かった。それでいいよ。メリは私のお嫁さんだからね」
2人は満足すると少し大きくなった。
目の前にいた少女が幼くなり、また少し大きくなるのだ。神官たちは奇跡を目の当たりにした驚いていた。
2人はまぐわう度に少しづつ大きくなり空っぽだった自分たちの思い出を埋めていった。
貧しく暴力を振るわれた日々が公爵家に引き取られビビアンに可愛がられる日々に。第1王子や王族に理不尽に扱われる日々は早期に婚約解消してメリアと一緒に過ごす日々に。
悲しい日々がまるでなかったように消し去るように体を重ねていった。
2人の姿が元通りに戻るといつの間にか眠りについていた。
ビビアンは昔の事を思い出す夢を見ていた。死にたくても子宮の淫獣のせいで死ねない日々。誰にも言えない日々を過ごす中、メイドが買ってきた異国の本を数冊手に入れて読んだ。
そこにあった聖女の話。
この世界は乙女ゲームの世界で自分はこの世界のヒロインだった。というアルトメルツ王国の宗教が聞いたらすぐに処刑されるであろう内容だった。
「信じられないわ。違う世界があるなんて目の前の現実が見れないのかしら」
ビビアンはその本をなぜだかじっくり読んだ。
聖女が悪役令嬢にいじめられ最後は王子に救われるというありきたりなお話。
数冊読んでも皆テンプレのような内容だった。
どうして悪役令嬢は救われないの?
公爵令嬢は救われないの?
そして違う本を読んだ。
悪役令嬢はどうして前世を転生前を思い出したら元の人格を消されてしまうの?そこまで否定されるの?
そして皆共通することは公爵令嬢で婚約者がいて、婚約破棄をされるところだった。
もし私がいるこの世界が「乙女ゲームの世界」なら私は悪役令嬢で聖女は誰になるんだろう。
王立魔法学園に入学して渡り廊下を歩いているときだった。
目の前に会いたくて仕方なかったメリが歩いてきた。その瞳は多くの絶望を抱えてかつて輝いていた好奇心の瞳では無くなっていた。
私たちは目が合っても話もせずお互い通り過ぎた。
メリの過去を密偵に調べさせると彼女に会えなかった日々は彼女が地獄のような日々を過ごしていたことが書いていた。神聖力の高さで引き取られていたことも知った。
「この世界が乙女ゲームの世界なら聖女はメリアよ。わたくしは悪役令嬢で。メリアを助けるために攻略キャラクターが現れてメリアを救うの。メリアは救われるの」
攻略キャラクターはイマイチ理解できなかったけれど、1人は分かる。私の婚約者だ。
「メリアを助けて、私は犠牲になってもいいから」
その時、ビビアンの中で今までの知識と経験からあるものが生み出された。
お腹の中にいる淫獣が吐き出した、架空の存在の恵という人格と悪役令嬢のビビアンだった。
悪役令嬢ビビアンが起きている時は恵は眠っていた。そしてあの日、恵として目覚めた時。
ビビアンは恵の目を濁りのない目を通してメリアを見ることが出来たのであった。
妃教育で心が挫けそうになったとき、限界まで頑張ることが出来た。外国語も他国に逃げ出すための勉強になった。逃げるため生きるために憎しみの対象がお腹にあるおかげで今の地位があると言っても過言じゃない。
誰かに苦しみを理解してほしくて暴力で訴えた。言葉にしなさいと言われても、助けを呼べなかった。私は無関係の人たちをいじめてきてしまった。
王家のお茶を飲みたくなくてポッドやカップを床に落として割った。そこに人がいてもいなくても。
生理がこないと心配する両親が医者や治療師が検査に来たら憎たらしい態度を取った。
王立学校の生徒を言いがかりで苛めて笑っていた。
ひどすぎる女だ。
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「どうしたの?」
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私はここで、私が転生者の恵(めぐみ)で違う世界からやってきてこの体になったことをメリアに教えた。
「私ビビアンじゃないの。騙していてごめんなさい。」
泣きじゃくる私に力強くメリアは抱きしめた。
「恵もビビアンだよ。態度が変わった最後に扇子で叩いた時からかな。」
「なんで知ってるの?」
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ビビアンの言葉がカラカラになった心に愛が染み込んでいく。
「皆気が付かなかった、お父様もお母様もメイドも学校のみんなも近くにいたのに。」
恵に気がついて貰えたこと、ビビアンが好きなことを言われて心の中の穴が少し塞がっていく。
「恵かビビアンどっちかしか残らなかったらメリアはどっちがいい?」
悪役令嬢ビビアンとしての気持ちがまだ残っていて人を試す意地悪な質問をしてしまう。
「どっちも残って欲しい。選べないよ。どっちも大好き。全部好き」
「どっちも消えて新しい人格ができたら?またメリアのこといじめたらどうするの?」
「その時はその時だよ。本気で嫌ってるなら離れるし、顔を見て嫌な顔をするなら仮面でフードで隠すよ。大丈夫だよ。なんとかなるよ。」
「メリア、メリア」
子供のように泣きじゃくりメリアの肩を濡らした。私の中の婚約式で止まっていた幼いビビアンが心の中で同じように泣いている。
「ずっとずっと自分が嫌いで仕方なかった。助けて欲しかった。みんな気が付かなかった。なんでわたくしなの?いっぱい頑張ったのに。」
「ビビアンはよく頑張っていたよ」
頭を撫でている背中をポンポンするとビビアンは眠った。久しぶりに深く眠りについた。
ビビアンは眠っているとき深い深い海の底に眠る殻に閉じこもった。あの時から時間が止まっているあの時の自分を殻を割って光の方に向かって一緒に泳いだ。一人で持つには重い。ふいに体が軽くなった。そうだ私にはもう一人いる。
「ありがとう、ずっと私を守ってくれて」
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「もう二人は大丈夫だね、私は消える。元々あなたたちの世界だから。この世界は異世界から来た私が介入していいところじゃない。」
「恵、ありがとう。」
「恵あなたは誰なの?」
恵はふたりのビビアンを抱きしめた。
「メリアと仲良くしてね。知識は置いていくから、存分に使って。私はこの世界をゲームだと思い込んだ、異世界の人。本当はあなたの心を乗っ取って立場を奪おうとした。でも、出来なかった。この世界が、ビビアンが、メリアが大好きだから。」
「めぐみ......」
3人は抱きしめ合うと恵が海の中に溶けて消えてしまった。
「ビビアン、私も消える」
「どうして?」
「だって私は苦しみをあなたに植え付ける。メリと一緒に楽しく過ごしてほしい。でも、最後にメリに抱かれるのを許してほしい」
「メリ...懐かしい呼び方ね。どうして忘れていたんだろう」
ビビアンは光が差し込んだ海の中で子供の頃の自分を見送った。
メリアは眠っているビビアンの背中を撫でていた。目を覚ました眠そうな顔をしたビビアンは昔話を始めた。
「ビビちゃんね、秘密があるの」
ビビちゃんと自分のことを呼ぶビビアンを見て懐かしい気持ちになった。初めて出会ったあの頃の気持ち。
「秘密を教えてくれるの?」
「絶対に秘密だよ」
「分かった、誰にも喋らないからお話して」
「あのね、神殿に行った時にトイレの場所が分からなくて草陰に隠れてしてたの。そしたら女の子がきて目の前でおしっこをしちゃったの。お母様に怒られると思ったから、その場でその子におしっこにおしっこをかけなさいって命令しちゃったの。」
「その子はどんな子だったの」
「平民だけど可愛い子だったの。おしっこをしてる姿が可愛かったの。いっぱいおしっこしていて湯気が立ってた。」
自慢するように話すとビビちゃんは話を続ける。
「それでね神殿に行くとその子に会うと一緒に遊んだりおしっこしてたんだ。でもある日喧嘩しちゃって、暴力はいけないからパパがママにするみたいにおちんちんを口に入れて黙らせようとしたんだけど。おちんちんがないから出来ないからお股を口に当てさせたの。その子は出来っこないって言ってたんだけど、嘘つきって言われたくなくてその子のくちにお股を当てておしっこを口に出しちゃったの。」
恥ずかしくてメリアの胸に顔を埋めると顔を左右にふった。その刺激でメリアは、はぅ❤っと声を漏らした。
「女の子に小さいおちんちんがついてるから赤ちゃんが出来るって言ったら出来ないって言われて。でも赤ちゃんの元をどうやって出すのか分かんなくて。間違っておしっこ出してたの。約束してたの。どっちかがおちんちんついたら結婚しようねって。」
「ビビちゃん、覚えていたんだね。」
「ビビちゃん覚えていたの。メリずっとありがとう。あのね、ビビちゃんも女神様の前で子作りしたい❤」
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「初めてのキスはビビちゃんだったんだよ。首にも痕を残したんだよ。白い肌に真っ赤な痕で凄く綺麗だったんだ」
「神殿の生命の樹の下でしたよね」
「その後、親に見つかって神聖な神殿で何やってるのって怒られたんだよね。それから会えなくなって、ずっと会いたかった」
首筋をちゅっちゅしてビビは自分の物と証明するように痕を残した。
「ビビはずっと私を思っていたの?」
「ビビがずっとメリを思っていたの!ビビがだよ!」
ビビの独占欲が強い発言でメリアはふたなりおちんちんの金玉が大量に精子を作られる感覚に襲われた。
「メリ、本当に赤ちゃん作りたいの?」
この空間はメリアとビビアンの感覚を共有している。つまりメリアの気持ちは筒抜けになっているのだ。
「正直に話して」
ビビの言葉で決心をしたメリは甘トロ声でおねだりした。
「ビビちゃんを孕ませたい❤おまんこにジュブジュブ入れたいの。出会った頃のビビちゃんに今のふたなりおちんちんでいれたいの。出会った時の姿で小さいおまんこに入れたい❤」
「会ってなかった分全部、全部出して!大人のわたしにした回数以上出して!」
2人は母乳の甘い匂いに包まれながらまぐわいを開始した。キスをはじめていると体が小さくなり2人とも出会った時の姿に戻っていた。
お互いの名前を呼びあってお口に入るメリのふたなりちんちんをペロッと舐めてビビはなれない様子でフェラをした。たまに歯が当たるけどメリは小さなふたなりちんちんで初めての射精のような薄い射精をビビの口に出した。
ビビに覆いかぶさるとビビはおまんこをくぱあとして処女膜をメリに見せた。
「メリのための処女膜だよ❤ずっとこうしたかった❤」
未熟なメリのおまんこに入れてふたなりちんちんを入れると腰を落とした。
「メリのおちんちん食べちゃった❤」
「違う!食べさせてるの!」
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「だって気持ちいいんだもん❤絶対に中出しさせるもん❤」
「なんでそんなにエッチな言葉知ってるの?」
「パパが孕ませてやる!ってママに言ってるんだよ。そうだ、ビビがメリのこと孕ませてやるんだから!」
ビビはパパの言葉を孕ませるという言葉を知らずにメリに宣言した。
「ビビ変だよ!なんか今日グイグイ来てる!」
「元々これが普通だもん。メリのたまたま空っぽにするね」
宣言通りビビはお腹がたぷんたぷんになるまで射精をさせた。
お腹を押すと精子がぶりゅりゅ~~と小汚い音を出してベットを汚していく。
「くすくす、メリいっぱい出しちゃったね。明日からいっぱい精子作られるよ。もう普通の日常に戻れないね」
小さなおちんちんは普通にしていれば女の子のおパンツに収まるサイズ。でも勃起したら隠しきれない。
「ビビぃ何とかしてぇ」
泣きそうな顔で言われるとビビはつい意地悪をしたくなった
「ビビちゃん頭が悪いからわかんないな~。一緒にいることが多くなれば射精のお手伝い出来るんだけどな」
「一緒にいることが多く?養子になるとか」
「めーりー」
ビビは怒るとメリは
「ヒントちょうだいわかんないよ」
と答えを返した。
「パパとママがしたことだよ」
「わかった!まぐわいだね!」
「違うよ、結婚して欲しいってお願いするんだよ!メリはビビに言うの。」
「けっこん?」
「結婚しらないの?好きな人同士が一緒になるためにするんだよ。同じ苗字になってまぐわいをするの。」
「分かった!結婚する!メリはビビのお嫁さんになる!」
「分かった。それでいいよ。メリは私のお嫁さんだからね」
2人は満足すると少し大きくなった。
目の前にいた少女が幼くなり、また少し大きくなるのだ。神官たちは奇跡を目の当たりにした驚いていた。
2人はまぐわう度に少しづつ大きくなり空っぽだった自分たちの思い出を埋めていった。
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悲しい日々がまるでなかったように消し去るように体を重ねていった。
2人の姿が元通りに戻るといつの間にか眠りについていた。
ビビアンは昔の事を思い出す夢を見ていた。死にたくても子宮の淫獣のせいで死ねない日々。誰にも言えない日々を過ごす中、メイドが買ってきた異国の本を数冊手に入れて読んだ。
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悪役令嬢ビビアンが起きている時は恵は眠っていた。そしてあの日、恵として目覚めた時。
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