3 / 10
悪役ヒロインに転生したのでヒーローたちに会いに行ってくる
しおりを挟む
ラシェルはメイドたちに白濁を拭かれて綺麗になったので、一緒のベットに眠ることになった。季節は秋で肌寒いので丁度いい。夕食を食べた後まだ眠っているラシェルの隣で眠りかけていた時だった。
下半身のところがツンツンされてなぞられている。指も下着越しに少し入れられて耳を舐められている。体温が上昇して身体が熱くなる。
キスをしながら愛撫されると気持ちが良くて身体が動いてしまう。揺れに合わせて指が動いている。厚みのある唇が下唇を食み舌でなぞられる。
(あ、どうしよう達してしまいそう。)
声を我慢して太ももを擦ると足を挟んできて太ももで筋を刺激される。キスをしながら胸に触れられて達してしまった。身体の力が抜けると啄むように唇をキスされて、抱きしめられた。無意識に抱きしめ返すと
「キャルルに相応しい男になるからね。キャルルを絶対に世界中で一番美しい花嫁にするからね」
「どんな敵でもやっつけられる男になったら可愛い赤ちゃん産む」
子供のつまらない夢だろうと思って寝ているフリをして聞いていた。
今まで告白なんてされたことがないから心から嬉しかった。
ラシェルはこの時本気の告白をしていたとは知らなかった。ラシェルはこの時からキャルルの婿になるために陰ながら努力をしていた。
♢
私はオタクなので異世界転生の小説をたくさん読んでいた。オタクの嗜みってやつでジャンル問わず読んでいたわけだが、今の状況はこういわざつえない。
「この世界にも転生者がいる」
なんちゃって中世ヨーロッパを舞台にしたゲームなのだが、細かいところは日本にあったけれど何となくで再現しましたというものばかり。パチモンでいっぱいなので正直物足りない。
そんな時に公爵家の令嬢アナベル・アズトレンが考えた商品が市場に出てきたのだ。バックにいるのは皇室で、アナベルの小さい時からの婚約者第一王子ジルベルド・ヒディエス。
彼女の周りにいるのは、義理の弟ルージェスや騎士団長の息子サイモン。本来彼女の人生で仲良くならない人物ばっかりだ。悪役令嬢のゲームは基本的にハーレムルートなのだが、誰か悪役令息にするシステムがあるので3人と仲良くなることはないのだ。
「キャルル、僕が知っているのはこのくらいです。ご褒美をください」
「頭を撫でてあげる。ラシェルお兄様」
「しあわせだ~」
ラシェルは学生の身分を利用して10歳の時から入学できる貴族学校の後輩の攻略者たちを監視してもらっている。変な動きをしていないのか確認して見ると子供の癖に大人のような行動をするアナベル。それを褒め称えている
権力者たち。異世界の商品って珍しいからね。でも見よう見まねで企業努力を上回ることは出来るのかな。
どの商品もいい商品だ。
でも買わない。
心の中で応援することにした。
「キャルルお嬢様は昔ながらの商品しか買わないのですね」
「だって今まで何万人の人が使って何も起こらない商品を選んで当然でしょう」
ラシェルが腕立て伏せをしている。私は背中に乗っているけれど、我が家では見慣れた光景なので何も言わない。上半身裸の彼は私の部屋にいる。
「ラシェルお兄様。今日は下着を履いてませんからね。もっと腰を落として腕立て伏せをしてください」
「はい、勿論です」
ラシェルは私の部屋に来る前に必ず3回射精してから来ている。
手で扱いたら跡が付くと言って脱ぎたての私の下着を嗅いで射精する。
ご褒美を受けているときに大きくなってはいけないからだ。でもすぐに大きくなっている。ラシェルは襲ってこない。私は彼に安心して身をゆだねることが出来る。
腕立て伏せが終わるとキスをしてこようとしたので止めた。
「ラシェルお兄様いつものしてくれませんか?」
「勿論です、お嬢様の穢れなき身体に触れさせていただきます。」
今日もいつものようにベットの上でお互いの弱いところを舐め合うはずだった、が――。
「血が出ていますね、何処かケガをしたのでしょうか?」
「?!」
筋を指で優しく触れられるとじっくり中を見られている。息がかかるんじゃないかという距離で見られているとこそばゆい感じになってくる。
「舐めてもいいですか?いえ舐めさせていただきます」
私の意見を無視して拒否権なしでチュッと敏感な蕾が吸われるとマシュマロのように柔らかい舌が伸びて中の液体を吸われてしまう。ラシェルとキスをしたことはない。寝ている時のはノーカンだ。結局一回しかしてないし。その代わり下の口では何度もキスをしたことはある。
ラシェルは乙女ゲームではおちゃらけたキャラクターで、私たちの腹筋を崩壊させてくれる行動をしてくれた。
でも今の彼はどうだろうか。
今まで出会った中でそんなことをしたことはない。真面目でエッチな事が大好きな彼も公爵令嬢に出会ったら変わっちゃうのかな。
(ラシェルの事好きなのに変わっちゃうの嫌だなあ。ラシェルが変わったらほぐしてくれた蜜壺は違う人に入れてもらおう。誰がいいかな、英雄とか騎士団長がいいな。屈強な身体の騎士団長が奥のところにキスするように突いてくれたら気持ちがいいだろうな。)
ラシェルの肉厚な舌が一番奥を撫でまわす。身体は小さいので彼の舌に届いてしまう。ツンツン突かれて舐めまわされると身体がぶるっと震えて達してしまった。口の中に入ったモノを嫌がらずに飲み込むラシェルを見て気怠い身体で目を伏せる。
この世界には生理がない。子宮はあるのだが、お互いの魔力をお腹に注いで子供を作るものだ。
彼が飲み込んだのは何なのだろうか。血なんて出ていないのかもしれない。
ラシェルが貴族学校の宿舎に戻る時は寂しいので、休み明けまで屋敷に泊って貰い直接学校に向かって貰う。
最近、第一王子に会うためにアナベルが校門前で待っている。
ラシェルが屋敷に来なくなる日は近いのかもしれない。
下半身のところがツンツンされてなぞられている。指も下着越しに少し入れられて耳を舐められている。体温が上昇して身体が熱くなる。
キスをしながら愛撫されると気持ちが良くて身体が動いてしまう。揺れに合わせて指が動いている。厚みのある唇が下唇を食み舌でなぞられる。
(あ、どうしよう達してしまいそう。)
声を我慢して太ももを擦ると足を挟んできて太ももで筋を刺激される。キスをしながら胸に触れられて達してしまった。身体の力が抜けると啄むように唇をキスされて、抱きしめられた。無意識に抱きしめ返すと
「キャルルに相応しい男になるからね。キャルルを絶対に世界中で一番美しい花嫁にするからね」
「どんな敵でもやっつけられる男になったら可愛い赤ちゃん産む」
子供のつまらない夢だろうと思って寝ているフリをして聞いていた。
今まで告白なんてされたことがないから心から嬉しかった。
ラシェルはこの時本気の告白をしていたとは知らなかった。ラシェルはこの時からキャルルの婿になるために陰ながら努力をしていた。
♢
私はオタクなので異世界転生の小説をたくさん読んでいた。オタクの嗜みってやつでジャンル問わず読んでいたわけだが、今の状況はこういわざつえない。
「この世界にも転生者がいる」
なんちゃって中世ヨーロッパを舞台にしたゲームなのだが、細かいところは日本にあったけれど何となくで再現しましたというものばかり。パチモンでいっぱいなので正直物足りない。
そんな時に公爵家の令嬢アナベル・アズトレンが考えた商品が市場に出てきたのだ。バックにいるのは皇室で、アナベルの小さい時からの婚約者第一王子ジルベルド・ヒディエス。
彼女の周りにいるのは、義理の弟ルージェスや騎士団長の息子サイモン。本来彼女の人生で仲良くならない人物ばっかりだ。悪役令嬢のゲームは基本的にハーレムルートなのだが、誰か悪役令息にするシステムがあるので3人と仲良くなることはないのだ。
「キャルル、僕が知っているのはこのくらいです。ご褒美をください」
「頭を撫でてあげる。ラシェルお兄様」
「しあわせだ~」
ラシェルは学生の身分を利用して10歳の時から入学できる貴族学校の後輩の攻略者たちを監視してもらっている。変な動きをしていないのか確認して見ると子供の癖に大人のような行動をするアナベル。それを褒め称えている
権力者たち。異世界の商品って珍しいからね。でも見よう見まねで企業努力を上回ることは出来るのかな。
どの商品もいい商品だ。
でも買わない。
心の中で応援することにした。
「キャルルお嬢様は昔ながらの商品しか買わないのですね」
「だって今まで何万人の人が使って何も起こらない商品を選んで当然でしょう」
ラシェルが腕立て伏せをしている。私は背中に乗っているけれど、我が家では見慣れた光景なので何も言わない。上半身裸の彼は私の部屋にいる。
「ラシェルお兄様。今日は下着を履いてませんからね。もっと腰を落として腕立て伏せをしてください」
「はい、勿論です」
ラシェルは私の部屋に来る前に必ず3回射精してから来ている。
手で扱いたら跡が付くと言って脱ぎたての私の下着を嗅いで射精する。
ご褒美を受けているときに大きくなってはいけないからだ。でもすぐに大きくなっている。ラシェルは襲ってこない。私は彼に安心して身をゆだねることが出来る。
腕立て伏せが終わるとキスをしてこようとしたので止めた。
「ラシェルお兄様いつものしてくれませんか?」
「勿論です、お嬢様の穢れなき身体に触れさせていただきます。」
今日もいつものようにベットの上でお互いの弱いところを舐め合うはずだった、が――。
「血が出ていますね、何処かケガをしたのでしょうか?」
「?!」
筋を指で優しく触れられるとじっくり中を見られている。息がかかるんじゃないかという距離で見られているとこそばゆい感じになってくる。
「舐めてもいいですか?いえ舐めさせていただきます」
私の意見を無視して拒否権なしでチュッと敏感な蕾が吸われるとマシュマロのように柔らかい舌が伸びて中の液体を吸われてしまう。ラシェルとキスをしたことはない。寝ている時のはノーカンだ。結局一回しかしてないし。その代わり下の口では何度もキスをしたことはある。
ラシェルは乙女ゲームではおちゃらけたキャラクターで、私たちの腹筋を崩壊させてくれる行動をしてくれた。
でも今の彼はどうだろうか。
今まで出会った中でそんなことをしたことはない。真面目でエッチな事が大好きな彼も公爵令嬢に出会ったら変わっちゃうのかな。
(ラシェルの事好きなのに変わっちゃうの嫌だなあ。ラシェルが変わったらほぐしてくれた蜜壺は違う人に入れてもらおう。誰がいいかな、英雄とか騎士団長がいいな。屈強な身体の騎士団長が奥のところにキスするように突いてくれたら気持ちがいいだろうな。)
ラシェルの肉厚な舌が一番奥を撫でまわす。身体は小さいので彼の舌に届いてしまう。ツンツン突かれて舐めまわされると身体がぶるっと震えて達してしまった。口の中に入ったモノを嫌がらずに飲み込むラシェルを見て気怠い身体で目を伏せる。
この世界には生理がない。子宮はあるのだが、お互いの魔力をお腹に注いで子供を作るものだ。
彼が飲み込んだのは何なのだろうか。血なんて出ていないのかもしれない。
ラシェルが貴族学校の宿舎に戻る時は寂しいので、休み明けまで屋敷に泊って貰い直接学校に向かって貰う。
最近、第一王子に会うためにアナベルが校門前で待っている。
ラシェルが屋敷に来なくなる日は近いのかもしれない。
0
お気に入りに追加
151
あなたにおすすめの小説
騎士団長様からのラブレター ーそのままの君が好きー
agapē【アガペー】
恋愛
辺境伯当主である父に無理矢理参加させられたある夜会。辺境伯家の次女レティシアは、ダンスの誘いの多さに、断るのにも疲れ、辟易して王城の中を進んでいた。人気のない暗がりの中、うめくような声がする。一人の騎士が座り込んでいた。レティシアは彼を介抱する。
応急処置!わかった?
この出会いの行方は・・・?
R18指定の表現が含まれる話につきましては、タイトルに★マークがついております
錬金素材採取用幼女
ききふわいん
ファンタジー
うさ耳ロリがあんなことやこんなことされて愛液を採取され続ける話です。
助からないです。おうち帰れません。ご注意。全部で3万字~4万字くらいになるかと思います。【男性向け、R18小説です】
ポチは今日から社長秘書です
ムーン
BL
御曹司に性的なペットとして飼われポチと名付けられた男は、その御曹司が会社を継ぐと同時に社長秘書の役目を任された。
十代でペットになった彼には学歴も知識も経験も何一つとしてない。彼は何年も犬として過ごしており、人間の社会生活から切り離されていた。
これはそんなポチという名の男が凄腕社長秘書になるまでの物語──などではなく、性的にもてあそばれる場所が豪邸からオフィスへと変わったペットの日常を綴ったものである。
サディスト若社長の椅子となりマットとなり昼夜を問わず性的なご奉仕!
仕事の合間を縫って一途な先代社長との甘い恋人生活を堪能!
先々代様からの無茶振り、知り合いからの恋愛相談、従弟の問題もサラッと解決!
社長のスケジュール・体調・機嫌・性欲などの管理、全てポチのお仕事です!
※「俺の名前は今日からポチです」の続編ですが、前作を知らなくても楽しめる作りになっています。
※前作にはほぼ皆無のオカルト要素が加わっています、ホラー演出はありませんのでご安心ください。
※主人公は社長に対しては受け、先代社長に対しては攻めになります。
※一話目だけ三人称、それ以降は主人公の一人称となります。
※ぷろろーぐの後は過去回想が始まり、ゆっくりとぷろろーぐの時間に戻っていきます。
※タイトルがひらがな以外の話は主人公以外のキャラの視点です。
※拙作「俺の名前は今日からポチです」「ストーカー気質な青年の恋は実るのか」「とある大学生の遅過ぎた初恋」「いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました」の世界の未来となっており、その作品のキャラも一部出ますが、もちろんこれ単体でお楽しみいただけます。
含まれる要素
※主人公以外のカプ描写
※攻めの女装、コスプレ。
※義弟、義父との円満二股。3Pも稀に。
※鞭、蝋燭、尿道ブジー、その他諸々の玩具を使ったSMプレイ。
※野外、人前、見せつけ諸々の恥辱プレイ。
※暴力的なプレイを口でしか嫌がらない真性ドM。
一念発起の新米教師 ~児童たちと善い関係を築くまでの道程~
金棒ぬめぬめ
大衆娯楽
新しい学校へ赴任した俺・新田善道《あらたよしみち》は、今度こそ、みんなのことを守るために東奔西走する! ※この物語は、教師という職に情熱を燃やす、ひとりの男の奮闘記である……はずもない。
29歳喪女のわたしが異世界転生したら、まだ幼女なのに美形公爵に求婚されました【R18】
人面石発見器
恋愛
7/23EX 前日譚にあたる「EX」を更新しました!
生後1014日目。突然自分の前世を思い出したわたしですが、どうやら異世界転生というのをしていたらしいです。
前世で地方公務員だったわたしは、29歳で「年齢=彼氏いない歴」のまま死んでしまいました。
前世を思い出したとはいえ生活環境がかわることもなく、わたしはそれまで通りファンタジー世界で底辺貴族のご令嬢として楽しく暮らしていましたが、生後2500日を過ぎた頃、未だ幼女なわたしに結婚話がまいこみまして……。
で、そのお相手が、20歳ほどの美形な公爵さまだというじゃないですか。
いくら美形でも、ロリコンは嫌です。それに公爵さまが底辺貴族の令嬢であるわたしに結婚を申し込むのも、なんだかあやしいですしね。
ですが、お話しだけでも……と思って会ってみた公爵さまはとても素敵な人で、前世でも今世でも男性なれしてないわたしは、会うたびに彼に惹かれてしまい……。
追加のEX 「スキル:直感」は、フレイクがココネに「結婚を申し込むきっかけ」になったエピソードです。
なぜココネに幼女には難しい言葉づかいで話しかけているのかも、なんとなくわかると思います。
終盤に、精神は大人ですが身体は幼女な主人公のR18シーンがあります。
ご注意ください。
※2024年1月から少し文章を修正しました。内容は変わっていません。
以前より読みやすくしてみました。
進学できないので就職口として機械娘戦闘員になりましたが、適正は最高だそうです。
ジャン・幸田
SF
銀河系の星間国家連合の保護下に入った地球社会の時代。高校卒業を控えた青砥朱音は就職指導室に貼られていたポスターが目に入った。
それは、地球人の身体と機械服を融合させた戦闘員の募集だった。そんなの優秀な者しか選ばれないとの進路指導官の声を無視し応募したところ、トントン拍子に話が進み・・・
思い付きで人生を変えてしまった一人の少女の物語である!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる