上 下
2 / 8

自由なんて無い

しおりを挟む
『最低限の生活を送る権利』『知る権利』
『規則』『ルール』
 全く、都合の良い言葉にしか聞こえてこない。
第一、最低限なんてのは一人一人その度合いが異なる。そんなでは格差は埋まらない。
輝かしい面ばかり見せ、夢を見させる。テレビはその典型だ。本当に評価されるべき、スポットを当てなくてはいけない人達にはその光が向かない。

さらにテレビの話となれば、情報操作がされているのは当たり前の世界だ。

 所詮、メディアも真実を追い求めていると言ったところでそこには『スポンサーにとって都合の良い』という言葉が否応なく癒着しているのだ。

 規則などに関して言えば、それが何故ダメなのかなんて正しくインプットされている人は一握りの人物に過ぎない。
質問すれば、やれ『コンプライアンス』だの『ルール』だのといった呪文で洗脳する。

 真に迫る『真実』は明かそうとすれば『蜜を吸い続けていたい者達』に潰される。
生きながらにして地獄という矛盾世界なのだ。
しおりを挟む

処理中です...