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【番外編】彼女の弱点?~前編~
しおりを挟むその日はとても寒かった。
平気な風を装おうとはするけれど、その実寒がりな彼女のために、サフィールは暖かな煮込み料理をと彼女が起きるより早く、朝のうちから準備をしていた。丁度塊肉が手に入ったところだったので、じっくりじっくり煮込んで最高の一品にしたいと思ったのだ。
くつくつと弱火にかけ始めてどのくらい経っただろうか、彼女は平素よりゆっくり目に起き出してきて、彼が用意した朝食を平らげた後は気の乗らない顔で丸まりながら外へと出掛けて行った。
「戻りは日が沈んでからになる」
そう言う彼女に簡単な食事と温かなスープ、紅茶を渡して、送り出す。スープと紅茶は彼女が特別な呪いをかけた容器に入れたので、きっと口にするまで温かな状態を保ってくれる。
その日、彼の方は家の内でまったりと過ごした。
掃除をし、普段は手をつけない書架の整理をし、彼女がいると気が引けてできないが、家中の窓を全開にして空気を入れ換える。そして時折、思い出したように火にかけた鍋の様子を見る。
「今帰った」
鼻の頭を赤くした彼女が帰宅したのは、宣言通り日がすっかり暮れてからだった。
「おかえり、寒かったでしょ」
外套を受け取った時にふと触れた指先は、氷のように冷たい。
「ごはんにしよ。おなかから温まったらホッとするよ」
用意が整うまでと暖炉の前に誘導したら、彼女は無言でその場で丸くなった。彼はキッチンで料理をよそいながら、時折その様子を眺める。
こんなことを言ったら絶対に怒られるから心の内だけで思うが、身を守ろうとする小動物みたいでとても可愛い。
「アンヌ、できたよ」
「ん」
向かい合わせに席に着く。
メインは肉と野菜の煮込み料理。煮込んでいた汁にも沢山の旨みが含まれているので一緒によそった。半分スープみたいになっている。
それから、パン。野菜の酢漬けなど常備菜がちょこちょこと。
「いただきます」
彼女はそう言って、匙を手にした。サフィールもそれに続いて自信作を一口、放り込む。
口の中で肉がほろりと解ける感覚。肉の旨みと野菜の旨み。
両方が絶妙な塩梅で溶け込んでおり、幸せな心地が口いっぱいに広がる。
うん、やっぱり時間をかけた甲斐があった。
「アンヌ、どう?美味しい?」
自分の舌では十分に満足したが、大切なのは彼女の感想だ。
一口、二口。口に運ぶその様を見届けてから、声をかける。
だが。
「ーーーーアンヌ?」
リリアンヌは、嚥下した後不意に表情を固まらせた。
なにか、味に不備があっただろうか。特別おかしな材料を使ってはないつもりだし、彼女の嗜好はそれなりに把握しているつもりなのだが、どう見ても美味しかった人間の反応ではない。
「ごめん、不味かった?」
俄に不安になりながら、恐る恐るそう窺う。
「味、は…………」
彼女の顔が段々と俯いてくる。
まさか、吐きそうなほど合わなかったのか。
いや、しかし何か、様子がおかしい。
「アンヌ? アンヌ?」
呼びかけに、彼女は応えない。
ふと彼は、料理が不味かったというより、元より彼女の体調が悪かったのではと思い至った。
何か、深刻な病の可能性はないか。だとすれば、魔女の病は人間と同じ類のものなのだろうか。
自分の知識やツテでどうにかできるものなのだろうか。
とにかく、その身を起こして様子を探らなければ。
動揺する頭で、何とかそう考えた時だった。
「お前…………入れたな」
低く低く唸るように、彼女がそう声を発した。
「え」
入れた、とは何を、何に。
「ルテシアの実、入れただろ……」
「え、あの」
その果実の名前に、ハッとする。
「煮込みの方に。あの、そうした方が、お肉、柔らかくなるから……」
確かに入れた。ルテシアは、柑橘系の果実だ。
「匂いが、ほとんど…………」
「え、ごめん、かなり煮込んでたし、量としてはそんなに多くもなかったし、味付け濃い目で、そ、そうだ、換気もしたから…………」
苦手な食材だっただろうか。そう言えば、リリアンヌが好んでその果実を口にしているところを見たことがないと、ここに来てサフィールは気付く。
「え、あ、もしかして苦手な……というか食べちゃ駄目な食材」
特定の食材で拒絶反応を示してしまう体質の人間はいる。リリアンヌのそれも、まさかーーーーーーーー
「お前、まじょに、ルテシアとか…………」
「え、えぇ!? ご、ごめんアンヌ、どうしよ。オレ、どうしたらいい? 水? 薬? どの薬?」
「うるさい……響く…………」
するとその顔はーーーーーーーー何だか普段より赤く染まっていた。
「アンヌ?」
潤みながらもどこか据わった目、悩ましげな吐息。少し、呼気が荒い気もする。
調子が悪いのかもしれない。でも、これはもしかすると、何か病と言うよりはーーーー
「リリアンヌ」
サフィールは、恐る恐る訊いてみることにした。
「ーーーーーーーーもしかして、酔ってる?」
酒の類は入れていない。そもそも彼女は滅法酒には強い。どれだけ何を呑んでもケロリとしている。ザルなのだ。顔色一つ変えないし、呂律が回らないなんてそんなことは絶対にない。
そして今回の料理に、調味料としても酒の類は使わなかった。
いや、違う。酒が問題なのではない。彼女は"ルテシアの実"とはっきり言ったのだ。彼女は、原因が分かっている。
「うぅ…………!」
「酔ってるんだね?」
リリアンヌは肯定しない。したくないのだろう。
けれど、答えが見えたような気がした。
つまりーーーーーーーー
「リリアンヌはーーーーいや、魔女はルテシアの実で酔う特性があるんだ?」
そういうことなのだろう。
指摘したら、リリアンヌはギッとこちらを睨んだ。しかし全体的にへにょりとしているので迫力はない。むしろ可愛い。
「教えてくれたら!」
そう言ったら、返された声には怒気が含まれていた。
「自らの弱点を、晒して、どうする。それは、察知して、じぜんに、さけるべき」
それはその通りかも知れなかった。
魔女の弱点が公になれば、それをここぞとばかりに利用しようとするヤツが出てくるのは間違いない。秘匿して秘匿して、己の身を守ることが肝要なのだろう。
「程度は、こじんに、よる。みんながみんな、こう、な、わけ……じゃ」
リリアンヌの主張を聞くと、どうにも彼女が特別弱いようにも思えるが。
ふらり、不意に傾いだ身体を何とか腕を伸ばして受け止める。
「アンヌ、大丈夫!?」
熱を孕んだ瞳が、サフィールを見上げる。
「ふらふらするだけ? 気持ち悪いとか頭痛いとか呼吸が苦しいとか発疹が出てるとかない? 病気じゃないんだよね?」
慌てて言い募ったら、腕の中から彼を剣呑な眼差しで見上げながら、彼女は力強くお答えくださった。
「にゃい!!」
にゃい!!!!
噛み噛みなその一言の絶大な破壊力に、サフィールの頭が一瞬真っ白になった。
にゃい!!!!
リリアンヌが、その口で、頬を赤らめながら、潤んだ上目遣いで、にゃい!!!!
あぁ、可愛い可愛いヤバい可愛い堪んない、ちよ、今の一言だけで抜けそうヤバい可愛い実際出そう、あぁ可愛い最高アンヌ最高ーーーー
「ア、アンヌ、ごめん、今のもう一回……」
「ああん?」
おねだりしたら、凄まれた。どうやら幻のお言葉だったらしい。
嘘、今のもう一回。もう一回、ほしい。
身の内をのたうち回る激しい想いを必死に抑えていると、彼女は自分を支えていたサフィールの腕を押し退ける。
「アンヌ、ふらふらするならじっとしとかない、と!?」
そうして、次はおもむろに自分の衣服に手をかけた。
「ちょ、何して!?」
小さな指先が躊躇いなくボタンを外していく。一つ、二つ、三つ。その下の白い裸が徐々に晒されていく。
「アンヌ!」
「暑い」
不機嫌そうな顔でそう言って、彼女はやめない。薄手の下着の合間から、華奢な身体に似合わぬ豊かなふくらみが半分まろび出る。
見ていたいという気持ちと、やめさせなくてはという気持ちが、サフィールの心の内でせめぎあっていた。
けれど。
「む…………」
胸の下辺りで、ふとリリアンヌの手がもたつく。
「ん……!」
二度三度と指をかけるが、カシっと爪のぶつかる音が微かに鳴るだけ。どうやら上手く外せないでいるらしかった。
「サフィール!!」
焦れた彼女が、苛つきと共に拾い子の名を呼ぶ。
「な、なに」
目の前で繰り広げられていたストリップショーに少なからず動揺していた彼は、赤くなった顔で魔女に応えた。
何、と問うても彼女はこれと言って答えない。ただ、その豊満な胸がくんと張り出された。
「アンヌ…………?」
まさか……と彼が自分の考えを否定していると、更に彼女は言い募った。
「わたしは、あついと、言っている!」
ボタンを外せと、言われている。
いや、もちろん暑いからだ。当然いやらしい意味などではない。誘われている訳もない。分かっている分かっている。彼の魔女は、ただ身の内の熱を逃したいだけ。
「サフィール」
再度催促されて、サフィールは素直に従うことにした。部屋の中は十分に温めている。冬場だが、そう簡単には風邪を引くこともないだろう。それに、少し熱が収まればそれで満足するに違いない。
「っ…………」
サフィールはボタンに手をかけた。場所が場所だから、柔らかでそれでいて弾力のあるふくらみに、どうてしも絶えず手が当たってしまう。そこを乗り越えても、次はへそまでの蠱惑的なラインが顕になって、誘惑してくる。
邪な心がむくむくと湧き上がってきそうになるが、必死に森に住まうなかなか面妖な外見の魔物の顔などを浮かべて意識を逸らし続けた。
「はい、終わり」
腹の下までボタンを全て外してそう言うと、彼女は無言のうちにうんと頷いた。それから、危なげな足取りで椅子から降りる。
軽やかな造りのドレス。その裾を持ち上げてーーーー
「むぅ…………」
やはり思ったように腕が動かないらしく、途中でやめにした。そして思い直したように、肩から布地をずらしてみせた。
「!」
当たり前だが、ボダンは全て外しているのである。一瞬のうちにドレスはただの布の塊となり、リリアンヌの足元でくしゃりと丸まった。
「アンヌ」
透けてしまいそうな、薄いシルクの下着。太腿の半ばまで、絶妙なラインをチラリとみせる丈。健全な青年には非常に毒な光景だ。
「っ、待って!」
その下着の肩紐にも手をかけようとした彼女を、サフィールは慌てて止めた。
「待って、アンヌ、さすがに全部脱いだら風邪引いちゃうよ、ね?」
しかしそう言っても不機嫌な表情を返されるだけで、手は肩紐から外れない。
「それよりアンヌ、もしかして眠かったりしない? 今日はもう、ベッド行こうよ、ね?」
仕方がないのでサフィールはそう言い募って、リリアンヌの身体を多少強引に抱き上げた。
「ふらつくと危ないから運ぶね? しっかり捕まってて」
嫌がって暴れらるのでは、そう心配していたのだが、意外にも彼女は抵抗せず大人しく抱き上げられた。――――というのは、勘違いだった。
「っ!?」
寝室へ向けて二歩三歩足を進めたところで、首筋に強い刺激を感じた。
「ちょ、アンヌ、駄目っ」
強く強く吸い上げられる感覚。
「アン、ヌ……っ!」
唇を落とされている。そして、跡を付けんばかりの勢いで吸われている。
予期せぬ刺激はあまりに強く、堪らないものだった。サフィールは下履きの下でまた自身が暴発しそうになっている現状に必死に耐える。
「アンヌ、やめ……」
やめてくれと言っても、彼の魔女は一向に容赦してくれなかった。ちゅぱっと淫靡な音を立てながら唇が離れたと思ったら、少しズレた場所にまた落とされる。そしてじっくり味わうように強く強く吸い上げられる。
後頭部を走る、危うい痺れ。
彼は何とか理性を保ちながら、寝室のベッドまで辿り着く。
「アンヌ、ベッド着いたから」
けれど横たわらせようとしても、彼女は彼にしがみついたまま離れようとはしなかった。
「お前の、汗のにおい」
すんと首筋で鼻を鳴らされて、ドキリとする。汗の匂い、だなんてデリケートな話題だ。
だが。
「きらいじゃない」
彼女はそう言ってすんすんと数度鼻を鳴らしてから、ペロリと下から上へと舐め上げた。
リリアンヌが、壊れている!!
「~っ、アンヌ! 分かった、分かったから今日はもう休んで」
あまりに刺激が強過ぎる。これ以上は宜しくないと、サフィールは自分の方がベッドの端に腰を下ろして、それから彼女の身体を無理矢理移し替えようと行動に出た。それが、更なる窮状を生むとも考えずに。
「アン、ヌ!?」
ベッドに腰を下ろした瞬間、リリアンヌが存外強い力で彼の胸をグッと押した。柔らかなマットレスに乗っていた身体は、呆気なく傾く。
「うわっ!」
背中から倒れ込んで、起き上がるより前に、腰の辺りにずんと重みを感じる。目を開けると、サフィールはリリアンヌに見下ろされていた。
「!」
リリアンヌに、跨られている。
薄暗がりの中、それでも扇情的にはっきりと瞳に映るその姿。
晒された白い腿、上気した頬、腹の上に感じる熱。
そうしてリリアンヌが蠱惑的な瞳でこちらを見下ろしたまま、シルクの下着に手をかける。さきほどは全然上手くいっていなかったのに、今度はするりと簡単に脱いでみせてしまう。
「アンヌ!」
そうしたら。
「なにやってんの! 流石に風邪引くよ、しまってしまって!」
豊かな乳房がたゆんとまろび出る。下以外、何も身に付けない、ほぼ裸と言っても差し支えない状態になる。
脱いだものを無造作に捨てやりながら、彼女はひどく不機嫌な表情を浮かべた。
「はぁ? なんだお前、私のはだかに不満があるのか」
「いや、ない、ないですけど!」
一体リリアンヌはどうしてしまったのだ。酔うにしたって破壊力が凄すぎる。
一体何のためにサフィールの上に跨り、衣服を自ら脱ぎ捨て、果てには自分の裸に不満があるのかなどと詰問するのだ。なんだ、これは据え膳というやつなのか。
混乱する頭はロクに結論を出しやしない。
「おまえ、いつも好きにするクセに」
リリアンヌは不満げに自分の乳房を抱き上げ、主張を続ける。
勘弁してほしい。介抱が必要な相手だと思って理性を総動員しているのに、とサフィールは恨みがましく彼女を見上げる。
「ん」
すると、彼女が何かに気付いたような顔をした。
「!」
背中を振り返るようにして、その形のいい双丘を後ろへ擦り付けるように動かす。
「待っ、アンヌ」
「なんだ、しっかり反応してるじゃないか」
「それはアンヌが!」
ご指摘の通りだった。サフィールのソコはすっかり膨れ上がっており、服の下で窮屈に押さえられ痛いくらいだった。目視すれば一目瞭然なほどパンパンな状態である。
「ふっ、だよなぁ、お前も健全な青少年だもの」
笑われて、サフィールは堪らなくなった。誰のせいで、こんなことになっていると思っているのだ。
抗議の声を上げようと思った。けれど、やはりまた彼女の方が少し早かった。
カチャカチャ、と金具が鳴る音。少し楽になる腰回り。
そして。
「わっ!」
前を寛げられ、押さえられていたソレが飛び出す。
「なにやっ」
リリアンヌが、サフィールの履き物をずり下げていた。
「ちょっとちょっとちょっと!」
本当に何が起きているのか分からない。
まさか、リリアンヌはその気になっているのか。
あの、リリアンヌが?
未だに彼女の方から仕掛けてくることなんてほとんどない。最中に主導権を欲しがって積極的になることがない訳ではないが、それも知れている。況してや、自ら跨り、履き物を脱がしてくるなんて、そんな。
「サフィール」
「な、なに」
無理矢理に引き下ろされて、露わにされた屹立。その向こうでリリアンヌが問いかけてくる。
「お前、私のからだに不満がある?」
「ないないない」
「でも、さっきから、脱ぐなとかしまえとか」
「それは体調を心配して」
「ふーん」
あぁ、目に移る光景が毒過ぎる。
美しい彼の魔女が、彼のグロテスクなものを前に、その可憐な唇を閉じたり開いたりするのだ。
「じゃあ、私のからだで、満足してると」
「身体はもちろん、心というか魂というか存在全部ひっくるめて大好きです」
言ったら、リリアンヌは満足そうに深く深く笑んだ。
「そうか」
「っく!?」
そして唐突にだらしなく先走りの汁を垂らす先端を突かれた。
いや、本当に何が起こっているのか分からない。
「お前もまぁ、かわいいことを言う」
リリアンヌはくつくつ笑ったかと思ったら、唐突に自分の乳房を持ち上げた。
そうして持ち上げて、サフィールのソレを深い谷間に差し込んでみせたのだ。
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