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三十、入学前のお茶会
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王都で暮らしだしても、私の生活にそう変わりはなかった。朝の散歩、薬学の勉強に薬草作り。フェルン家と行き来しながら王都でのお茶会などなど。
本日も、とある侯爵家のご令嬢のお茶会に参加していた。レベッカ様やソフィア様、他にも親しくなった方々が参加しており入学が迫っている学園の事を話していた。
「あとひと月で入学なのですね」
「姉にどんな所か聞いていますが、目の前に迫ってきていると緊張してしまいます」
「私は魔法学を選択しようと思っていますが、みな様は?」
「私は政治について学ぼうかと」
学園では基本授業以外は各々が自由に選択して授業を受ける事ができる。私も魔法学を選択しようと思っている。その中でも術について研究をされている先生がいらっしゃるので、その方の授業を受けたい。
術とは魔法とは少し異なり、私のような回復術といった特殊な魔法の事である。誰でも使える魔法とは区別されており『魔術』とも呼ばれる。
「レベッカ様は魔法学を選ばれるのですか?」
「えぇ、魔法や魔道具について学びたいと思っていますの。ソフィア様は?」
「私は経営学です。アマリア様も魔法学ですか?」
「はい。そこで『魔術』についてもっと詳しく学ぼうかと」
「アマリア様は回復術士ですものね」
レベッカ様は昔から興味があった魔法や魔法道具の研究がしたいそうで、ソフィア様は婚約者様が商会の跡取りという事もあり、経営について学ぶそうだ。
「私達の基本クラスは同じになりそうですわね」
「そうですね。一緒に学べるのが楽しみですわ」
「そういえば、<ヒョウイシャ>の方達も学園にいらっしゃるのですよね?」
ソフィア様が小声で心配そうに話されている。グロリアが<ヒョウイシャ>である事は特に隠されていない。<ヒョウイシャ>に関する情報自体、隠していないので調べればわかる。<ヒョウイシャ>だからと差別を受けるわけではなく、近年は増えてきた<ヒョウイシャ>を特に珍しがる者はいない。ただ、私達と同年の<ヒョウイシャ>が曲者ぞろいらしいのだ。
「あの人もそうなのですが、特別クラスできちんとやっていけるか心配です」
つい、アンノさんを思い浮かべて愚痴をこぼしてしまう。それに、一番気になっている『アグレッシブ令嬢』がいらっしゃるのが不安だ。
「アマリア様が心配になるのも仕方がありませんわ。私達だって……」
「そうですね、彼女もかなり強烈ですわ」
お二人のお知り合いにも<ヒョウイシャ>がいらっしゃるのでしょうか。強烈などと称されるその方はいったいどのようなお方なのか。不安が過る私達は三人同時にため息を吐いてしまった。
学園入学前の夜もいつものおしゃべりは変わらない。グロリアは少し緊張しているみたいだが、表には出られなくても学園で学べるのは嬉しいそうだ。アンノさんはまた余計な妄想を繰り広げているらしい。悪いですが大人しく学園生活を楽しんで欲しい。
「グロリアは特別クラスになるから『アグレッシブ令嬢』に驚かないでね。もちろん、他の方々もだけど」
「あぁ、前に話していた令嬢か。彼女の話を聞くと、あの人は大人しいほうなのだなと改めて思うよ」
「そうだけど……話は聞いてくれないよね」
「相変わらずの妄想劇場だ。逆に笑いが止まらない」
グロリアから見たらそうなのだろう。こっそりと鍵付き日記帳も読んでいるらしい。それはちょっと申し訳ないけど、これも監視のひとつだそうだ。
「あの人は聖女になりたいみたいだが、わたくしだったら勇者がいいな。もちろん相棒の聖女はアマリアだ!」
「ふふっ、懐かしいね。うん、私の相棒は勇者グロリアですものね!」
私達の大好きな絵本『勇者さまと聖女さま』は二人にとって宝物。勇者ごっこを思い出して、あれから十年も経っているのだとふと思った。グロリアにとってのこの十年はどんなものなのだろう。短い時間でしか活動できない不自由な暮らし、それでもいつだって前向きに真っ直ぐ進んでいくグロリアは誰よりも眩しい存在だ。エドヴァルド様には申し訳ないが、私にとって特別なのはやはりグロリアなのだ。彼にこの事を話したら「そんな事は昔から知っていたよ」と笑ってくださった。その後、膝の上に乗せられてぎゅっと抱きしめられた。そして耳元で囁かれたあの言葉は……。
「アマリア? どうした、顔が赤いぞ? 熱は……ないな」
「な、なんでもないよグロリア!」
あの時の事を思い出したから顔に熱が集まったようだ。額にあてられたグロリアの手は冷たくて気持ちいい。昔から彼女の手は私の熱を吸い取ろうとするかのように冷たかった。
「明日に備えて、そろそろ寝ようか」
「そうだね。おやすみグロリア」
「おやすみアマリア」
明日から始まる学園生活はどうなるのだろうか。不安も期待も混ぜ合わさったような気持ちを深呼吸をして抑える。グロリアと一緒に飲んだハーブティーにはリラックス効果がある。
ベッドの中でゆっくりと沈んでいく意識は夢の世界に旅立っていく。学園の制服に身を包んだグロリアと手を繋いで、みんなに囲まれて笑っている。そんな私の願望が夢の中で形作られていた。
本日も、とある侯爵家のご令嬢のお茶会に参加していた。レベッカ様やソフィア様、他にも親しくなった方々が参加しており入学が迫っている学園の事を話していた。
「あとひと月で入学なのですね」
「姉にどんな所か聞いていますが、目の前に迫ってきていると緊張してしまいます」
「私は魔法学を選択しようと思っていますが、みな様は?」
「私は政治について学ぼうかと」
学園では基本授業以外は各々が自由に選択して授業を受ける事ができる。私も魔法学を選択しようと思っている。その中でも術について研究をされている先生がいらっしゃるので、その方の授業を受けたい。
術とは魔法とは少し異なり、私のような回復術といった特殊な魔法の事である。誰でも使える魔法とは区別されており『魔術』とも呼ばれる。
「レベッカ様は魔法学を選ばれるのですか?」
「えぇ、魔法や魔道具について学びたいと思っていますの。ソフィア様は?」
「私は経営学です。アマリア様も魔法学ですか?」
「はい。そこで『魔術』についてもっと詳しく学ぼうかと」
「アマリア様は回復術士ですものね」
レベッカ様は昔から興味があった魔法や魔法道具の研究がしたいそうで、ソフィア様は婚約者様が商会の跡取りという事もあり、経営について学ぶそうだ。
「私達の基本クラスは同じになりそうですわね」
「そうですね。一緒に学べるのが楽しみですわ」
「そういえば、<ヒョウイシャ>の方達も学園にいらっしゃるのですよね?」
ソフィア様が小声で心配そうに話されている。グロリアが<ヒョウイシャ>である事は特に隠されていない。<ヒョウイシャ>に関する情報自体、隠していないので調べればわかる。<ヒョウイシャ>だからと差別を受けるわけではなく、近年は増えてきた<ヒョウイシャ>を特に珍しがる者はいない。ただ、私達と同年の<ヒョウイシャ>が曲者ぞろいらしいのだ。
「あの人もそうなのですが、特別クラスできちんとやっていけるか心配です」
つい、アンノさんを思い浮かべて愚痴をこぼしてしまう。それに、一番気になっている『アグレッシブ令嬢』がいらっしゃるのが不安だ。
「アマリア様が心配になるのも仕方がありませんわ。私達だって……」
「そうですね、彼女もかなり強烈ですわ」
お二人のお知り合いにも<ヒョウイシャ>がいらっしゃるのでしょうか。強烈などと称されるその方はいったいどのようなお方なのか。不安が過る私達は三人同時にため息を吐いてしまった。
学園入学前の夜もいつものおしゃべりは変わらない。グロリアは少し緊張しているみたいだが、表には出られなくても学園で学べるのは嬉しいそうだ。アンノさんはまた余計な妄想を繰り広げているらしい。悪いですが大人しく学園生活を楽しんで欲しい。
「グロリアは特別クラスになるから『アグレッシブ令嬢』に驚かないでね。もちろん、他の方々もだけど」
「あぁ、前に話していた令嬢か。彼女の話を聞くと、あの人は大人しいほうなのだなと改めて思うよ」
「そうだけど……話は聞いてくれないよね」
「相変わらずの妄想劇場だ。逆に笑いが止まらない」
グロリアから見たらそうなのだろう。こっそりと鍵付き日記帳も読んでいるらしい。それはちょっと申し訳ないけど、これも監視のひとつだそうだ。
「あの人は聖女になりたいみたいだが、わたくしだったら勇者がいいな。もちろん相棒の聖女はアマリアだ!」
「ふふっ、懐かしいね。うん、私の相棒は勇者グロリアですものね!」
私達の大好きな絵本『勇者さまと聖女さま』は二人にとって宝物。勇者ごっこを思い出して、あれから十年も経っているのだとふと思った。グロリアにとってのこの十年はどんなものなのだろう。短い時間でしか活動できない不自由な暮らし、それでもいつだって前向きに真っ直ぐ進んでいくグロリアは誰よりも眩しい存在だ。エドヴァルド様には申し訳ないが、私にとって特別なのはやはりグロリアなのだ。彼にこの事を話したら「そんな事は昔から知っていたよ」と笑ってくださった。その後、膝の上に乗せられてぎゅっと抱きしめられた。そして耳元で囁かれたあの言葉は……。
「アマリア? どうした、顔が赤いぞ? 熱は……ないな」
「な、なんでもないよグロリア!」
あの時の事を思い出したから顔に熱が集まったようだ。額にあてられたグロリアの手は冷たくて気持ちいい。昔から彼女の手は私の熱を吸い取ろうとするかのように冷たかった。
「明日に備えて、そろそろ寝ようか」
「そうだね。おやすみグロリア」
「おやすみアマリア」
明日から始まる学園生活はどうなるのだろうか。不安も期待も混ぜ合わさったような気持ちを深呼吸をして抑える。グロリアと一緒に飲んだハーブティーにはリラックス効果がある。
ベッドの中でゆっくりと沈んでいく意識は夢の世界に旅立っていく。学園の制服に身を包んだグロリアと手を繋いで、みんなに囲まれて笑っている。そんな私の願望が夢の中で形作られていた。
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