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Dead End ユ キ・サクラ (12)
しおりを挟むそんな決まづくなるような平民の方が知らない情報をちょっとした悪意も添えて語ると、ユキさんはどう返答すればいいのかわからず、困惑していた。
「ぇ、ぁ、う…」
貴族のちょっと黒い部分というか何とも言えない無責任なところとかが少し浮き彫りになる話、平民として生きて、貴族に憧れを持っているのだとしたら幻滅しちゃったかな?
「それにね、カジカさん、名前はあってるよ。通称ベテランさんはね、孤児院出身で類まれなる努力の結果、今の立場に上り詰めて、更には、結婚もしている!その相手、奥様が貴族の方、カジカさんが婿入りしたってことで、家名をまだ…名乗らせてもらえないけれど、貴族って言われたら貴族だよ?でも、彼は平民どころか、孤児だよ?」
最後の一言で一気に青ざめていく、もしかして、既にひと悶着あった?貴族の人は平民の気持ちなんてわからないとか何か衝突しちゃってた?
今のあの人って熱量凄いもんね、自分を育て導いてくれた偉大なる戦士長の息子がくるって一番楽しみにしていたのは彼だもの。
それか、孤児って部分かな?平民の人でも知ってるほど、一時、あの街の孤児、捨て子問題は酷かった。
私も調べた時は血の気が引いたし、人の命を何だと思ってるんだと憤ったよ?もしかしたら、育ってきた環境で孤児の人と関わることがあったのかもしれない。
「…」
俯いて黙っちゃった…攻めるつもりは無かったんだけどなぁ、この子って打たれ弱くない?
つい、実家に居た弟や妹と接する様に俯いて悲しそうにしている弱い子の頭を撫でてしまう
「悪いことしたなって思ったら、心の整理がついて、怒られる勇気が湧いたら謝りに行くんだよ?」
優しく何度も何度も頭を撫でている、小さな声ではいっという素直な返事が聞けたので満足し、手を頭から話して
「よしよし!困ったことがあったら、何時でもお姉ちゃんに相談しなさい」
フランクに、街角に居そうな近所のお姉さんのように宣言すると、またもや、困惑した表情をしている、感情のジェットコースターってこんな感じなのかな?
何か間違えたかな?
「あの、失礼かもしれないですけど、姫様よりも私の方が年上ですよ?お姉ちゃんは違うと思うよ?」
…ぁ、ひっさしぶりに言われたかも!街に長いこと居る人だったら私の年齢知っているし、取引先の人とも長い付き合いだから私の年齢知っているから、言われることが減った見た目と年齢がイコールとして繋がらない問題!
「ぁー、そうなの?ごめーん、ユキさんって何歳だっけ?」
とぼけて見せるが、当然、私は知っている。ユキさんが何歳なのか。
「16だよ!王都では立派な大人だからね?姫様ってどう見ても、14?13でしょ?大人ぶるのはまだ早いんじゃない?」
得意げに上から目線しよってからに~、この後の驚きの表情を想像するだけで心をくすぐってくるじゃん、この子。
「へ~そうなんだー、大人だよねー」
そうでしょそうでしょっと誇らしげにしているけれど、別に16歳だからと言って誇らしげにする要素はないんだけどなぁ…仕草が可愛らしいというか、愛嬌あるね、この人。
「でもさー。16かー、あれー?おかしいなぁ、私よりも年下じゃーん」
まぁ、直ぐにその意味不明な自信満々な態度を打ち砕くんだけどね!
「…?」
状況呑み込めていないのか、動かないので追撃しちゃおう!
「私、19歳!今年で19歳!」
だったはず!だんだん、年齢が分かんなくなってきちゃう問題があるからちょっと自信が無いけれど確か19!イラツゲの一族の中でも、たぶん、私が一番長生きしてる、はず?
「…?」
目を真ん丸にして首を傾げて、ネグリジェの私をじっくりと観察するじゃん、ほほぅ、堂々と薄っすらと見える下着を堂々と見る為の手法ですか?
だとしたら、一本取られましたな?あっはっはっは。下着くらい見られてもな~んにも恥ずかしくないからいいんだけどね?
「ぇっと、その、ち」「胸の事はいうなよ?これでも昔に比べたら大きくなったんだから!もうすぐCだもん!盛ればCだもん!」
隙を与えぬ追撃の一言で顔を真っ赤にしたと思ったら
「ちっちちちち、ちがうよ!身長!そう、身長が小さいって言いたかったの!そ、そん、そんなで、ででで、でりけーな部分に触れないよ!!」
ほうほう、慌てふためきよってウブじゃん、反応がいいじゃん、ほっほーぅ、こやつはいじりがいがありそうな予感がするぜ?
「身長の事はデリケートな問題じゃないの?身長っていう、部分だって身体的特徴だよ?コンプレックス持ってる人もいるよ?」
ついつい、にやけたい表情筋を一糸乱れぬように引き締めて、追撃すると
「は!?ぅ、くぅ…」
自分の発言が失言だと理解したのか、口をきゅっとつぐんで涙目で小さく震えている、何か反論しようかと思ったけれど、何も言えなかったって感じ?頬も真っ赤にしおってからにー、ういやつよのー?
「はーい、お姉ちゃんのかっちー!にっしっし」
この発言で完全におもちゃにされていたのだとわかったのか、頬を真っ赤にしながら頬を小さく膨らませて、うっすらと涙目で睨んでくるじゃん。
実家の妹もからかって徹底的に反論できなくなると同じ反応してたな~。ユキさんって子供っぽいよね。
このまま、眺め続けていたいけれど、気持ちの切り替えの助け舟を出してあげようかな
「ねぇ?もう、桶の水はちょうどいいくらいになってるんじゃないかな?お願いしてもいい?」
その一言で自分が看病の為にここにいたのを思い出したのかはっとした表情で我に返っている。
「あ、そうですよね、すみません、ぁ、ぃや、申し訳ありません?」
完全にからかう前の状態に戻っちゃった、からかられているときの態度でいいのに。
慌てながらも桶に指先を入れて体感で温度を確認し、冷たくなりすぎていないのを頷きながら確認してから、タオルを水にしっかりと漬けてから、絞っている。
その様子をぼんやりと眺めてしまう、綺麗な指先に、仕草がどうしても女性にしか見えない。
「あ、の、よ、横にな、なって、ぇっと、なんていうんだろう?もらえますか?してくれますか?どうぞご自由に?えっと、横になってください?」
心の中で笑いながらゆっくりと横になる、ユキさんなりに必死に頑張ろうとしてくれているのを茶化すのは良くない、年長者らしく、受け止めてあげないとね。
ベッドで横になると「しつれいしま~っす」っと、恐る恐るおでこにひんやりとしたタオルが丁寧に優しくセットされる…心地いい、まだ、体も思考も、本調子じゃないのだとタオルの冷たさが教えてくれる。
心地よい空間に、心地よい気遣い…は、違うか、もっと砕けてくれてもいいんだけどな、畏まったの好きじゃないし。
熱がある体に心地よいひんやりとしたタオル…自然と瞼が閉じて、夢の世界に溶け込む様に落ちていく。
ふと、目が覚め上半身を起こして耳から情報が入ってくる、すぅすぅっと、寝息が聞こえてくる方に視線を向けると、隣には椅子に座って、両足をまっすぐ伸ばして首が何処かに落ちてしまいそうになりながら腕を組みながら、寝ているお母さんがいる。
一緒にベッドで寝ればいいのにって思うが、病気うつってしまうのは良くないので、これが適切な距離感なのだろう。
さて、普段、食欲が薄い私でも何も食べていないと流石にお腹が空いたと感じてきている。
気持ちよさそう…ではないか、寝苦しそうに寝ているのを起こすのは忍びないよね。
何か食べたいけれど、ちらりと時計を見ると完全に夜中。
食堂に向かったとしても食堂のおばちゃんことルッタイさんを起こすなんてことはしたくない。
だったら、こういう時こそ出番じゃないかな?私達の街で大活躍!外での栄養補給と言えばこの!兵糧丸として生み出された丸薬!
不味いけれども保存がきく食料?薬?でも、食べるとしようかなっと
ベッドから起きていざという時にストックしてある丸薬を取りに行く為に炊事場に向かって歩いていく。
炊事場に備え付けてある冷蔵庫から丸薬を手に取り、そのまま炊事場で齧るのだが、うん、不味い。
長年どうにかしてほしいと言われているが改良点が見つけることが出来ない、取り合えず砂糖でもねじ込んで甘くしたこともあるが、味のハーモニーが違う方向に飛び更なる悲劇を生んだこともある。
確かめるように丸薬を噛み締める、うん、この味!
…じゃりじゃりとした食感に、無に近しいと感じてしまう程に、様々な食材が使われて生み出された複雑な味…
成分だけを考慮して、徹底的に効率を求めた形がコレだもんなぁ…しょうがないよね…
眉間に皺を作りながら、ハチミツを水で溶かした即興の甘めの水と一緒になんとか口に入れ噛み砕き、流し込む、病み上がりの胃が悲鳴を上げている気がするが気にしない、考えない、きっとなんとかなると信じて、吐き気を我慢しながら黙々と食していく…しかし、我慢した結果、食べ終えたのは良いが、吐き気が落ち着くまで炊事場から動けなくなってしまった。
吐き気と痛みが治まるまで、歯を食いしばって耐える…
体感的に、数分?何分経った?何分経過したのか、わからないけれど、何とか耐えきった、痛みと吐き気は落ち着いてきたような気がする。
今の状態だったら何とか、ベッドに戻れそうな気がする。
冷静に判断したつもりで、ベッドに戻ろうかと思ったのだが、冷静な判断は出来ていなかった、なぜなら、一歩目から気持ちが悪い…
たったの一歩、足を前に伸ばそうとしただけで、吐き気がぶり返してくるし、胃液が上がってきているのか喉迄、気持ち悪い感覚が上がってくる。
病み上がりに丸薬は劇薬だったかと、後悔しつつ、何とか胃の調子が落ち着くのを待ち続ける。いや、病み上がりではなく、絶賛、頗る調子が悪いってことだね。
長い時間?何分経ったのかわからないくらい、吐き気が落ち着くのを、待ち続けていると、肉体に力が入りづらくなってきているのか、立っているのも辛くなってきた。
立位を保つのも限界になってきているので、炊事場に持たれる様にして背中を預け、ズリズリと体が地面に向かって吸い寄せられていき、不本意ながら、炊事場の冷たい床にお尻をつけてしまい、動けなくなり、その場に座り込んでしまう。
座り込んでしまうと、もう駄目だった、立ち上がる気力すらわかない…どう考えても、病み上がりではなく病んでいる最中だったみたい。
私の体というか、記憶というか、数々の死を体験してしまっている影響なのか、少しだけ、ううん、かなり、痛みに対しての耐性が強いのかもしれない。
痛みで発狂できれば良かったと思う瞬間はあった、でも、それに負けることなく策を巡らせ、最後の祈りを捧げ続けたからこそ今がある、それを否定するわけにはいかないよね。
こんな状況でもある程度、意識が動く様になっている自分の体が恨めしいと感じてしまう。何もかも、考えることを放棄して眠りへと逃げ込みたくなる。
お尻から伝わってくる床の冷たさと硬さに少々、ううん、じわじわと蝕まれていくのがわかっちゃう、陰鬱な気持ちに…
心が凹んでいくのがわかる…滲み出てくる涙をぐっと歯を食いしばって堪える。
こんなちょっとした情けない状態だからって涙を流してなんていられない、こんな、なんて、私は弱い事かっと自分自身を嘲笑い、何とか力を入れようとするが体に力が入らない。もう少し、回復する迄、耐えよう、私はよわくない、なさけなくないっと言い聞かせているが、段々、どーでも良くなってきている部分もある。そんなときだった。
「あ!いないと思ったら…こんなとこに、もう!起こしなさいよ」
このまま硬い床で横にでもなってやろうかと自暴自棄な考えがずっと湧き上がってきていると、お母さんが駆けつけてくれた。
姿を見るだけで、涙が零れそうになってしまうのを何とか堪える、ほんっと、どうして私の体はこんなにも脆く弱いのだろうか…
座り込んでいる私に駆け寄り、スクワットする様な姿勢まで、腰を落として、脇の下に手を入れられたと思ったら、抱きしめるように体をくっつけたら、そのまま優しく抱き起される。
立たせてもらえれば立位は何とか維持できる、立位の状態で耐えていると、そのまま、腰に手が当てられ掴まれる、うん、立位も楽に感じるくらいがっちりと支えられるように体をホールドされたと思ったら、一歩ずつ引きずられる様にベッドまで進んでいく。
足を少しでも動かして歩けばいいのだけれど、情けないことに体のいう事がきかないんだもん、立つのが精いっぱいなんだよね…ほんっと情けない体。
心の中で感謝と懺悔の言葉を捧げていると、丁寧にベッドに寝かせられ
「病人が無理をしないの!貴女の体は回復に必要な時間が人の倍以上必要だという事を忘れたの?お願いだから、変に気を使わないで私を起こしなさい」
懇願されるように目の前で、眼前に迫る程、近くで悲しそうに見つめられてしまう…
涙目で怒られて漸く、思い出した、そうだった…そうだったよね、私の体って封印術式を施した影響もあって、傷とか、病を治す力が非常に弱いのだった。
ここ数年、怪我も病気もしなかったから完全に失念していた?…ううん、違う、あの日から私の思考速度は低下しちゃったからかな?
これも一つの不治の病って言われているのが、こんな形で理解し体験するなんて思っても無かった。
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