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~第1部~第1章、異世界に転生しました。
第9話、初めての町、そして~
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コウと旅をする事になった。
コウの情報で、ここから2日くらい歩けば、この大森林(深淵の大森林と呼ばれてるらしい)に一番近い町「ガーディッシュ」と言う町がある言う事がわかった。
まだ2日も歩くのか………マジか。
話を戻すが、この【深淵の大森林】は、今いる大陸の中でも最大級の広さを誇る大森林で、その内部に行けば行くほどに強力なモンスター達がいるらしい。噂ではドラゴンを含むSSクラスのモンスターもいるって事も言ってた。
……俺が転生して転位した位置は、それなりに深い所だと思ってたけど、まだ浅い場所だったんだな。
だって、ゴブリンとかホーンラビットしか見てないし。
て言うか、その危ない場所から離れたのにウルフ達と戦うって……おかしくない?
もっと深かったらと思うと……
ヤベェな。
マジで女神様頼むよ。
とにかく気持ちを切り替えて歩き出した俺達だったがコウの精神と肉体的疲労が溜まり結構限界に近かった。
コウ本人は大丈夫と言ったが、無理をしてるのが分かったからだ。
だってフラフラしてるんだもの。
てか、気付けよ俺!
そう言えば、死にかけてたんだよアイツ。
てな訳で早めに休む事にした俺は亜空間ゲートを開きコウを招き入れた。
コウは亜空間に入り、空間と家を見た瞬間、声を失い固まっていた。
ワカルー。
俺もハクヨウもそうだったもの。
その後、何とかコウを再起動させ家に入れた。
まずは風呂に入り疲れと汚れを落としてリフレッシュしよう!って事で風呂を準備する。
コウは家の内装や設備を見て、また固まっていたのは言うまでもないだろう。
村には魔道具なんて無かったみたいだし。
もう1回、コウを再起動させ風呂の入り方をレクチャーし先に入らせた。
初めての風呂、今までは水浴しかした事が無かったみたいだし、何より全身に毛がね。
ほら……モッサリとしてるもんだからさ。
自分の身体の汚れを落とすのに3回ほど洗ったらしい。
風呂から出てきた時は2度見しちゃったよ。
全身の毛の色が、最初は黒だったのに風呂から出てきたら、明るく茶色っぽく変わったからね。
しかも毛が光沢を放ち更にフワッとしてるもん。
ネズミーランドでも人気が出そうなくらいだよ。
自分の毛の光沢を見たコウが喜んで踊りだしたのは面白かったけどさ。
ちなみにコウの着替えは、2階のコウが使う予定の部屋のクローゼットに入っていました。
部屋着と下着がセットでサイズも何故かバッチリ……
女神様、もしかして覗いてない?
ちなみにコウが風呂に入ってる時は、俺とハクヨウはソファーでひと眠りしてた。
何だかんだで、俺もハクヨウも限界だったんだと思った。
俺もすぐに、ハクヨウと一緒に風呂に入った。
風呂から出た後は晩めしの準備だ。
オークがドロップした肉(オークの霜降り肉)を無限収納から出して薄切りにして鍋に投入。
軽く火を通したら、コウが亜空間に入る前に集めていた食べれる野草をブツ切りにして投入。
見た目は、ホウレン草に似てるな、クセが無いらしい。
ある程度火が通ったら、水を入れ一煮立ちさせ灰汁を取りながら暫く煮込む、最後に塩と胡椒で味を調えたら、オーク肉と野草入りスープの出来上がりだ。
そして無限収納からパンとハクヨウのエサを取り出し俺とコウはスープとパン。
ハクヨウにはエサと細かくしたオーク肉を用意し一緒に食べた。
オーク肉は脂身が多めだったけど、サラッとした脂身で気にならなかった。
それどころか、脂身に濃縮された旨味が口に広がり俺達はただ無言でひらすら夢中になって食べていた。
本当に旨いものって食べると無言になるよね。
良く芸能人が「甘味がある!」とか言ってるけど、それを見る度に「甘味」って何?って思ってしまう。
「うまい!」で良いじゃん。
ま、ソレはソレとして。
ごちそうさまでした。合掌。
晩飯も終わり食器を片付けソファーでくつろぐ。
そうそうオークからはオーク肉50キロ×12と野球のボールくらいの「魔石」と言われる緑色に輝く宝石の様な玉が8個を手に入れる事が出来た。
魔石とは、そう!この家の蛇口や排水に使われている「アレ」だ。
魔石は中々ドロップする事は無いらしい。
その為に買い取り価格が良い感じに高いくなるとか。
冒険者は、それを売り生計を立てていたりする。
俺達は、戦闘と移動の疲れから睡魔に襲われて撃沈。
俺とハクヨウは1階の寝室、コウは2階の一室を使って貰い、それぞれ寝る事にした。
ちなみにコウは、初めてベットに感激してテンションが上り暫く寝れなかったらしい。
村では、藁を敷き詰め寝てたんだとか。
そりゃねぇ。
藁と比べたら、そりゃテンションも上がるよね。
ゆっくり寝て下さい。
さてと、明日になったら町も見えてくる可能性もあるし。
新しい仲間もできた。
これからの旅の楽しみのドキドキ感と睡魔との激戦も健闘したが、あえなく睡魔に負け轟沈。
皆そろって深い眠りについたのであった。
◇
【マサムネ】
職業:テイマー レベル4
HP950/950
MP980/980
◇スキル
【剣術】レベル4
【身体強化】レベル4
【テイム】レベル4
【亜空間】レベル4
【自動マッピング】レベル5
【鑑定】レベル5
【無限収納】
【スキル習得率、スキル伸び率、魔法習得率、魔法伸び率、HP、MP】3倍
◇魔法
【火魔法】レベル5
レベル1、ファイヤーボール
レベル2、ファイヤーアロー
レベル3、ファイヤーウォール
レベル4、ファイヤーボム
レベル5、パワーブースト(攻撃力UP、消費MP7)
【光魔法】レベル3
レベル1、ヒール
レベル2、ホーリーアロー
レベル3、キュア(毒、マヒを回復、消費MP8)
◇
【ハクヨウ】
フォレストオウル
HP300/300(+100)
MP600/600(+100)
※()内の数値は、リンクの恩恵のテイマーとのスキル、ステータスの共有、ただし現在はHPとMPの上昇のみ。
◇スキル
【賢者の波動】
【森林の加護】
【リンク】
◇魔法
【風魔法】レベル6
レベル1、ウィンドカッター
レベル2、アクセルウィンド
レベル3、ウィンドアロー
レベル4、ウィンドカッター+ワイドカッター
レベル5、ボルテック
レベル6、トルネード
【土魔法】レベル3
レベル1、アースショット
レベル2、アースウォール
レベル3、アースハンマー(敵の頭上に岩の塊を創り、それで押し潰す、消費MP7)
◇
【コウ】鼠人族♂15才(人族で20才くらい)
職業:剣士
HP480/480
MP50/50
◇スキル
【剣術】レベル5
【身体強化】レベル4
【騎士の心】自分の信じる正義の行動に身体強化50%アップする。
◇魔法
【水魔法】レベル2
レベル1、ウォーターショット(単体に水の塊をぶつける、消費MP4)
レベル2、ウォーターアロー(水の矢で敵を貫く、消費MP6)
◇
翌朝、俺達は朝食を食べひと息入れた後に亜空間から出て歩き出した。
俺とハクヨウは、見たことの無い世界を見る為。
コウは、亡くなった仲間達の分まで、全力で生きていく為。
それぞれの想いを胸に進んでいく。
モンスター、獣人、そして魔法。
地球にいた時には考えられなかった事が、目の前にある。
異世界とはオタク達の聖地(違う)。
しかも自分もずっと憧れ続けていた。
異世界に転生したら!と。
とにかく今は楽しもう、全力で!
大切な仲間達と共に!
第1章、完。
コウの情報で、ここから2日くらい歩けば、この大森林(深淵の大森林と呼ばれてるらしい)に一番近い町「ガーディッシュ」と言う町がある言う事がわかった。
まだ2日も歩くのか………マジか。
話を戻すが、この【深淵の大森林】は、今いる大陸の中でも最大級の広さを誇る大森林で、その内部に行けば行くほどに強力なモンスター達がいるらしい。噂ではドラゴンを含むSSクラスのモンスターもいるって事も言ってた。
……俺が転生して転位した位置は、それなりに深い所だと思ってたけど、まだ浅い場所だったんだな。
だって、ゴブリンとかホーンラビットしか見てないし。
て言うか、その危ない場所から離れたのにウルフ達と戦うって……おかしくない?
もっと深かったらと思うと……
ヤベェな。
マジで女神様頼むよ。
とにかく気持ちを切り替えて歩き出した俺達だったがコウの精神と肉体的疲労が溜まり結構限界に近かった。
コウ本人は大丈夫と言ったが、無理をしてるのが分かったからだ。
だってフラフラしてるんだもの。
てか、気付けよ俺!
そう言えば、死にかけてたんだよアイツ。
てな訳で早めに休む事にした俺は亜空間ゲートを開きコウを招き入れた。
コウは亜空間に入り、空間と家を見た瞬間、声を失い固まっていた。
ワカルー。
俺もハクヨウもそうだったもの。
その後、何とかコウを再起動させ家に入れた。
まずは風呂に入り疲れと汚れを落としてリフレッシュしよう!って事で風呂を準備する。
コウは家の内装や設備を見て、また固まっていたのは言うまでもないだろう。
村には魔道具なんて無かったみたいだし。
もう1回、コウを再起動させ風呂の入り方をレクチャーし先に入らせた。
初めての風呂、今までは水浴しかした事が無かったみたいだし、何より全身に毛がね。
ほら……モッサリとしてるもんだからさ。
自分の身体の汚れを落とすのに3回ほど洗ったらしい。
風呂から出てきた時は2度見しちゃったよ。
全身の毛の色が、最初は黒だったのに風呂から出てきたら、明るく茶色っぽく変わったからね。
しかも毛が光沢を放ち更にフワッとしてるもん。
ネズミーランドでも人気が出そうなくらいだよ。
自分の毛の光沢を見たコウが喜んで踊りだしたのは面白かったけどさ。
ちなみにコウの着替えは、2階のコウが使う予定の部屋のクローゼットに入っていました。
部屋着と下着がセットでサイズも何故かバッチリ……
女神様、もしかして覗いてない?
ちなみにコウが風呂に入ってる時は、俺とハクヨウはソファーでひと眠りしてた。
何だかんだで、俺もハクヨウも限界だったんだと思った。
俺もすぐに、ハクヨウと一緒に風呂に入った。
風呂から出た後は晩めしの準備だ。
オークがドロップした肉(オークの霜降り肉)を無限収納から出して薄切りにして鍋に投入。
軽く火を通したら、コウが亜空間に入る前に集めていた食べれる野草をブツ切りにして投入。
見た目は、ホウレン草に似てるな、クセが無いらしい。
ある程度火が通ったら、水を入れ一煮立ちさせ灰汁を取りながら暫く煮込む、最後に塩と胡椒で味を調えたら、オーク肉と野草入りスープの出来上がりだ。
そして無限収納からパンとハクヨウのエサを取り出し俺とコウはスープとパン。
ハクヨウにはエサと細かくしたオーク肉を用意し一緒に食べた。
オーク肉は脂身が多めだったけど、サラッとした脂身で気にならなかった。
それどころか、脂身に濃縮された旨味が口に広がり俺達はただ無言でひらすら夢中になって食べていた。
本当に旨いものって食べると無言になるよね。
良く芸能人が「甘味がある!」とか言ってるけど、それを見る度に「甘味」って何?って思ってしまう。
「うまい!」で良いじゃん。
ま、ソレはソレとして。
ごちそうさまでした。合掌。
晩飯も終わり食器を片付けソファーでくつろぐ。
そうそうオークからはオーク肉50キロ×12と野球のボールくらいの「魔石」と言われる緑色に輝く宝石の様な玉が8個を手に入れる事が出来た。
魔石とは、そう!この家の蛇口や排水に使われている「アレ」だ。
魔石は中々ドロップする事は無いらしい。
その為に買い取り価格が良い感じに高いくなるとか。
冒険者は、それを売り生計を立てていたりする。
俺達は、戦闘と移動の疲れから睡魔に襲われて撃沈。
俺とハクヨウは1階の寝室、コウは2階の一室を使って貰い、それぞれ寝る事にした。
ちなみにコウは、初めてベットに感激してテンションが上り暫く寝れなかったらしい。
村では、藁を敷き詰め寝てたんだとか。
そりゃねぇ。
藁と比べたら、そりゃテンションも上がるよね。
ゆっくり寝て下さい。
さてと、明日になったら町も見えてくる可能性もあるし。
新しい仲間もできた。
これからの旅の楽しみのドキドキ感と睡魔との激戦も健闘したが、あえなく睡魔に負け轟沈。
皆そろって深い眠りについたのであった。
◇
【マサムネ】
職業:テイマー レベル4
HP950/950
MP980/980
◇スキル
【剣術】レベル4
【身体強化】レベル4
【テイム】レベル4
【亜空間】レベル4
【自動マッピング】レベル5
【鑑定】レベル5
【無限収納】
【スキル習得率、スキル伸び率、魔法習得率、魔法伸び率、HP、MP】3倍
◇魔法
【火魔法】レベル5
レベル1、ファイヤーボール
レベル2、ファイヤーアロー
レベル3、ファイヤーウォール
レベル4、ファイヤーボム
レベル5、パワーブースト(攻撃力UP、消費MP7)
【光魔法】レベル3
レベル1、ヒール
レベル2、ホーリーアロー
レベル3、キュア(毒、マヒを回復、消費MP8)
◇
【ハクヨウ】
フォレストオウル
HP300/300(+100)
MP600/600(+100)
※()内の数値は、リンクの恩恵のテイマーとのスキル、ステータスの共有、ただし現在はHPとMPの上昇のみ。
◇スキル
【賢者の波動】
【森林の加護】
【リンク】
◇魔法
【風魔法】レベル6
レベル1、ウィンドカッター
レベル2、アクセルウィンド
レベル3、ウィンドアロー
レベル4、ウィンドカッター+ワイドカッター
レベル5、ボルテック
レベル6、トルネード
【土魔法】レベル3
レベル1、アースショット
レベル2、アースウォール
レベル3、アースハンマー(敵の頭上に岩の塊を創り、それで押し潰す、消費MP7)
◇
【コウ】鼠人族♂15才(人族で20才くらい)
職業:剣士
HP480/480
MP50/50
◇スキル
【剣術】レベル5
【身体強化】レベル4
【騎士の心】自分の信じる正義の行動に身体強化50%アップする。
◇魔法
【水魔法】レベル2
レベル1、ウォーターショット(単体に水の塊をぶつける、消費MP4)
レベル2、ウォーターアロー(水の矢で敵を貫く、消費MP6)
◇
翌朝、俺達は朝食を食べひと息入れた後に亜空間から出て歩き出した。
俺とハクヨウは、見たことの無い世界を見る為。
コウは、亡くなった仲間達の分まで、全力で生きていく為。
それぞれの想いを胸に進んでいく。
モンスター、獣人、そして魔法。
地球にいた時には考えられなかった事が、目の前にある。
異世界とはオタク達の聖地(違う)。
しかも自分もずっと憧れ続けていた。
異世界に転生したら!と。
とにかく今は楽しもう、全力で!
大切な仲間達と共に!
第1章、完。
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