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第2章、破滅に向かう世界。
第14話、新しい力。
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「さぁて、久しぶりに皆との戦闘だ♪思いっっきり殺りますか♪」
「マサムネさん、後で「たっぷり」と話を聞かせて貰いますからね……」
ゴゴゴゴゴ…とリリムの背にとてつもない迫力を感じて俺は滝のような汗を流し、助けを求め様と皆を見ると、コウとハクヨウは何も言わずに無表情で見ていて、レツガは顔を反らしていた。
逃げる事の出来ない状況に俺は「ハイ……」としか言えませんでした。
リリムさん、ガチで怖かったです。
そして改めて戦闘の開始とばかりに、俺達はモンスターと距離をとり対峙する。
何が何なのか分からず、少し混乱していたその場の全員(人間軍orモンスター軍)も、ようやく我を取り戻し、再び場に緊張が走っていく。
「さて、リリムさんも激オコみたいだし、チャチャッと終わらせますか」
「ふえ!?誰のせいだと思ってるんですか!!」
いきなり名前を出され、慌てて声を上げるリリム、それを見てコウ達は微笑んでいた。
「さぁ、リリム殿。イチャつくのは程々にして気を引き締めないとケガをするでゴザルよ?」
「コウさんまで!?もう知らない!」
頬を膨らませ、レツガの背に乗るリリムは、そのままレツガを走らせて敵に向かっていく、俺とコウはお互いに顔を見合い、苦笑いをしつつ追い掛けた。
こうしてウエストレイドを巡る攻防は、リリムの暴走から始まったのだった。
◇
「コウ!」
「分かったでゴザル!」
俺とコウで、目の前に迫り来るモンスターを擦れ違い様に切り伏せて行く。
『ギャギャ!?』
『グェ!?』
『ハウン!?』
その二人の速さに、下級モンスターが対応出来るわけも無く、ただ俺達に斬られそして消滅していく。
「ハクヨウちゃん!レツガちゃん!私達も負けられないです。頑張りましょう!」
暴走リリムさんが、気合いを入れて従魔の二人を引き連れて戦場を駆け巡っていく。
レツガは土魔法で岩の鎧を纏い体当たりで当たれば幸いと突貫し、ハクヨウはレツガとリリムに近付くモンスターを魔法で切り刻み、吹き飛ばし、燃やしていく。
あれ?確かハクヨウとレツガはオレ従魔じゃなかったかな?
俺の時よりも従順な反応をしてるんだけど?
何か納得出来ないんですけど?
まぁ、強いし何か怖いし黙っておこう。
俺達の攻勢で一気に流れが俺達に傾く。
何より指揮をとるハズだった魔族が瞬殺されているから、モンスター達の動きはバラバラだ。
訳も分からず、呆然としていた冒険者達や守備隊もようやく再起動しモンスター達に突貫していく。
指揮も無くバラバラに戦うモンスター達には、連携され確実に攻めてくる冒険者や守備隊に勝てるハズもなく各個撃破されていき数を減らしていった。
そうなってくると逃げ出すモンスターも多くなり、最早戦場ではなくモンスターを狩る場と化していた。
『ゴアアアアア!!!』
そんな中、俺達の前に見上げる程の巨体を持つモンスターが咆哮と共に現れる。
見た目はサイクロプスなのたが、その大きさが遥かに大きい、もしかしたら上位種か亜種のサイクロプスなのかもしれない、俺はすぐに鑑定を発動する。
「鑑定」
◇
【ギガントサイクロプス】レア度S。
HP85000/85000
MP0/0
巨人族サイクロプスの亜種、魔法は一切使えないが、その巨体は魔法を使えない事など関係無い程に圧倒的な破壊力を持つ。
しかも、その鋼の皮膚は物理、魔法共にかなりの耐久性能を持ち、その実力は魔法型のSSクラスのモンスターすら倒す程。
【スキル】
・ギガントプレス(その剛腕で全ての物を粉砕する)
・ガイアクラッシャー(巨大な足で地面を踏み抜き広範囲に渡って大規模な地震を起こす)
◇
「皆、ヤツはサイクロプスの亜種だ!かなり強い、剣も魔法も効きにくいし、中々厄介な相手だぞ!」
「シッ!!」
コウが刀刃を飛ばすが、その皮膚を傷付ける事は出来ずに弾けて消える。
「な!?まったく効かないでゴザルか!」
「『えーーい!』」
リリムとハクヨウが『サンダーストーム』を発動、周囲のモンスターを巻き込みながらギガントサイクロプスを雷と竜巻が包み込む。
リリムとハクヨウ、二人のサンダーストームが相乗効果で、凄まじい風圧と雷撃が巻き起こる。
……下手な嵐より嵐らしいなアレ(震え声)
『ゴアアア!!』
だが、ギガントサイクロプスの腕がその竜巻を一降りで消し去った。
「え!?」『ウソ~!?』
魔法特化の二人だが、その魔法すら簡単に防ぐ、思わず二人は呆気に取られる。
「にゃろう……メンドクセ~な……うん、ささっと倒すか」
「「『は?』」」
俺の呟きに皆が反応する。
剣も魔法も効かない相手に軽く『倒す』と言った俺に「何を言ってるんだ?」と言う顔をしている。
「皆、取り敢えずアレは俺が引き受けるから、皆は周りのモンスターを倒してくれ。あ、そうそう危ないから俺から前の方には出ないでね?」
「マサムネ殿??」
「え?マサムネさん!?」
「良いから良いから♪任せなさい!」
戸惑いながらも、それぞれ分かれてモンスターを倒しに行く皆。
俺はそれを見送った後、ギガントサイクロプスを見るとギガントサイクロプスに話しかける。
「悪いが、忙しいから一瞬で倒させて貰うぞ?」
『ゴアアアアア!!!』
それを聞き、怒りに吠えるギガントサイクロプス、俺はそれを気にすること無く集中していく。
「時空間魔法レベル3、『時空断裂斬』」
そして俺はその手に持つ剣を上段から下段に剣を振る。
『グガ!?』
音もなく、目の前のギガントサイクロプスが縦に真っ二つになりながら、倒れ周りにいた数十体のモンスターがギガントサイクロプスの巨体に潰され消滅した。
「ふう!終わった。さ、次!」
それを見ていたコウ、リリム、ハクヨウ、レツガは、何が起こったのか分からずに戦いの手を止め呆然としている。
ちなみにモンスターもあんぐりと口を開け固まっていた。
もちろん、冒険者達もだが。
「「「「「「『『えーーー!?』』」」」」」」
その時、戦場に数千の声が見事にハモったとか………その後、コウ達に物凄い質問攻めにあったのは言うまでもない。
「ん?」
何となく皆の視線を感じた俺だったが、気にしないでそのまま戦闘を再開した。
その後も亜種では無いサイクロプスやゴーレム等の巨体を持つモンスターが次々に襲ってきたが、俺達に敵うハズもなく倒されていく。
こうして『ウエストレイド』を巡る攻防は、終わりに近付いていった。
「マサムネさん、後で「たっぷり」と話を聞かせて貰いますからね……」
ゴゴゴゴゴ…とリリムの背にとてつもない迫力を感じて俺は滝のような汗を流し、助けを求め様と皆を見ると、コウとハクヨウは何も言わずに無表情で見ていて、レツガは顔を反らしていた。
逃げる事の出来ない状況に俺は「ハイ……」としか言えませんでした。
リリムさん、ガチで怖かったです。
そして改めて戦闘の開始とばかりに、俺達はモンスターと距離をとり対峙する。
何が何なのか分からず、少し混乱していたその場の全員(人間軍orモンスター軍)も、ようやく我を取り戻し、再び場に緊張が走っていく。
「さて、リリムさんも激オコみたいだし、チャチャッと終わらせますか」
「ふえ!?誰のせいだと思ってるんですか!!」
いきなり名前を出され、慌てて声を上げるリリム、それを見てコウ達は微笑んでいた。
「さぁ、リリム殿。イチャつくのは程々にして気を引き締めないとケガをするでゴザルよ?」
「コウさんまで!?もう知らない!」
頬を膨らませ、レツガの背に乗るリリムは、そのままレツガを走らせて敵に向かっていく、俺とコウはお互いに顔を見合い、苦笑いをしつつ追い掛けた。
こうしてウエストレイドを巡る攻防は、リリムの暴走から始まったのだった。
◇
「コウ!」
「分かったでゴザル!」
俺とコウで、目の前に迫り来るモンスターを擦れ違い様に切り伏せて行く。
『ギャギャ!?』
『グェ!?』
『ハウン!?』
その二人の速さに、下級モンスターが対応出来るわけも無く、ただ俺達に斬られそして消滅していく。
「ハクヨウちゃん!レツガちゃん!私達も負けられないです。頑張りましょう!」
暴走リリムさんが、気合いを入れて従魔の二人を引き連れて戦場を駆け巡っていく。
レツガは土魔法で岩の鎧を纏い体当たりで当たれば幸いと突貫し、ハクヨウはレツガとリリムに近付くモンスターを魔法で切り刻み、吹き飛ばし、燃やしていく。
あれ?確かハクヨウとレツガはオレ従魔じゃなかったかな?
俺の時よりも従順な反応をしてるんだけど?
何か納得出来ないんですけど?
まぁ、強いし何か怖いし黙っておこう。
俺達の攻勢で一気に流れが俺達に傾く。
何より指揮をとるハズだった魔族が瞬殺されているから、モンスター達の動きはバラバラだ。
訳も分からず、呆然としていた冒険者達や守備隊もようやく再起動しモンスター達に突貫していく。
指揮も無くバラバラに戦うモンスター達には、連携され確実に攻めてくる冒険者や守備隊に勝てるハズもなく各個撃破されていき数を減らしていった。
そうなってくると逃げ出すモンスターも多くなり、最早戦場ではなくモンスターを狩る場と化していた。
『ゴアアアアア!!!』
そんな中、俺達の前に見上げる程の巨体を持つモンスターが咆哮と共に現れる。
見た目はサイクロプスなのたが、その大きさが遥かに大きい、もしかしたら上位種か亜種のサイクロプスなのかもしれない、俺はすぐに鑑定を発動する。
「鑑定」
◇
【ギガントサイクロプス】レア度S。
HP85000/85000
MP0/0
巨人族サイクロプスの亜種、魔法は一切使えないが、その巨体は魔法を使えない事など関係無い程に圧倒的な破壊力を持つ。
しかも、その鋼の皮膚は物理、魔法共にかなりの耐久性能を持ち、その実力は魔法型のSSクラスのモンスターすら倒す程。
【スキル】
・ギガントプレス(その剛腕で全ての物を粉砕する)
・ガイアクラッシャー(巨大な足で地面を踏み抜き広範囲に渡って大規模な地震を起こす)
◇
「皆、ヤツはサイクロプスの亜種だ!かなり強い、剣も魔法も効きにくいし、中々厄介な相手だぞ!」
「シッ!!」
コウが刀刃を飛ばすが、その皮膚を傷付ける事は出来ずに弾けて消える。
「な!?まったく効かないでゴザルか!」
「『えーーい!』」
リリムとハクヨウが『サンダーストーム』を発動、周囲のモンスターを巻き込みながらギガントサイクロプスを雷と竜巻が包み込む。
リリムとハクヨウ、二人のサンダーストームが相乗効果で、凄まじい風圧と雷撃が巻き起こる。
……下手な嵐より嵐らしいなアレ(震え声)
『ゴアアア!!』
だが、ギガントサイクロプスの腕がその竜巻を一降りで消し去った。
「え!?」『ウソ~!?』
魔法特化の二人だが、その魔法すら簡単に防ぐ、思わず二人は呆気に取られる。
「にゃろう……メンドクセ~な……うん、ささっと倒すか」
「「『は?』」」
俺の呟きに皆が反応する。
剣も魔法も効かない相手に軽く『倒す』と言った俺に「何を言ってるんだ?」と言う顔をしている。
「皆、取り敢えずアレは俺が引き受けるから、皆は周りのモンスターを倒してくれ。あ、そうそう危ないから俺から前の方には出ないでね?」
「マサムネ殿??」
「え?マサムネさん!?」
「良いから良いから♪任せなさい!」
戸惑いながらも、それぞれ分かれてモンスターを倒しに行く皆。
俺はそれを見送った後、ギガントサイクロプスを見るとギガントサイクロプスに話しかける。
「悪いが、忙しいから一瞬で倒させて貰うぞ?」
『ゴアアアアア!!!』
それを聞き、怒りに吠えるギガントサイクロプス、俺はそれを気にすること無く集中していく。
「時空間魔法レベル3、『時空断裂斬』」
そして俺はその手に持つ剣を上段から下段に剣を振る。
『グガ!?』
音もなく、目の前のギガントサイクロプスが縦に真っ二つになりながら、倒れ周りにいた数十体のモンスターがギガントサイクロプスの巨体に潰され消滅した。
「ふう!終わった。さ、次!」
それを見ていたコウ、リリム、ハクヨウ、レツガは、何が起こったのか分からずに戦いの手を止め呆然としている。
ちなみにモンスターもあんぐりと口を開け固まっていた。
もちろん、冒険者達もだが。
「「「「「「『『えーーー!?』』」」」」」」
その時、戦場に数千の声が見事にハモったとか………その後、コウ達に物凄い質問攻めにあったのは言うまでもない。
「ん?」
何となく皆の視線を感じた俺だったが、気にしないでそのまま戦闘を再開した。
その後も亜種では無いサイクロプスやゴーレム等の巨体を持つモンスターが次々に襲ってきたが、俺達に敵うハズもなく倒されていく。
こうして『ウエストレイド』を巡る攻防は、終わりに近付いていった。
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