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第4章、襲い来る強者達。
第2話、納得いかないんですけど!?
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何とか皆が復活したので、魔法の実験を行う事にした。
「ウォホン!それでは実験を始めたいと思います!そこ!静粛に!」
俺の大学教授ネタについてこれる訳もなく、もれなく全員に「?」の顔をされ、あえなく撃沈した俺は、少し凹みながらも実験を始めた。
「え~と、説明によれば、行った事のある景色を思い浮かべて、そこに魔力の糸を飛ばして繋げて、その糸を伝わる様な感覚で魔力を流せば、跳ぶ事が出来る。か……良く分からないが、とりあえずやってみよう…どこに跳ぼうかな?…………良し!あそこにしよう!」
イメージをして、魔力の糸を跳ばす。
ムムムムム、跳んでるのかな?分からんが、それで魔力を流す!
「テレポート!」
言葉と同時に俺の体は光に包まれて行く、その眩しさに思わず目を瞑った。
一瞬、フワッと体が浮く感覚がするが、すぐにおさまり、目を開けてみると、そこはさっきとは違う気色、薄暗い森では無く、日の光が木々の間から降り注ぐ清涼な風が舞う森の中。
俺がこの世界に初めて来た場所の森だった。
「はは、スゲーな……確かにこれは、便利だわ……」
久しぶりの爽やかな風を感じ、大きく息を吸う。
「思えば、遠くに来たもんだw」
日本から離れた事での少し寂しさもあり、ここに来れた嬉しさも込み上げる。
この世界に来て色々な事があった。
楽しい事もあったし、苦しい事もあった。
でも、地球にいた時より、生きてる事を実感している。
「さて、皆の所に戻りますか、リリムは心配してるだろうし」
そして、さっきの場所を思い浮かべて、再び魔法を発動させる。
「テレポート!」
眩しい光が消えると共に、仲間の顔が見えた。
「ただいま……」
思った通り、リリムは相当心配していたらしく、残ったメンバーがリリムを宥めていたらしい。
「だから言ったでゴザろう?大丈夫だと」
「で、でも!いきなり消えたんですよ!心配になるじゃないですか!」
リリムの思いに、少し照れくさくなるが、心配してくれた気持ちに嬉しくもある。
「リリム、心配かけてゴメンな?この通り、ピンピンしてるから、安心してくれ」
何気なく、リリムの頭を撫でながら。
「えあぅ………」ボン!と音が出そうなくらいに顔が真っ赤に変り、怒ったのかな?っと、恐る恐るリリムの顔を覗きこむ。
「あ、リリム、ゴメン。気安く頭を撫でちゃって、怒ってる……よね?」
「お、怒ってません!」
「え?でも………」
「怒ってませんから!余り顔を見ないで下さい!………恥ずかしいです」
頭と耳から煙が出そうなくらいに更に赤くなるリリムを見て困ったなと頭をかく俺を見ていたコウが「マサムネ殿………鈍いにも程があるでゴザル」と訳の分からない事を言っていたが気にしないでおこう。
そして、無事にテレポートの実験を終え、俺は次に目を全員とテレポートする事にした。
「じゃあ、行くぞ?眩しいから目を瞑った方が良いと思う」
皆が目を瞑ったのを確認し、全員を囲うように魔力の円を地面に発動する。
そして、魔力を込めて発動させた。
「テレポート!」
一瞬の浮遊感と共に移動し、光が修まると皆に目を開ける様に促す。
「皆、目を開けてみて」
そこは、さっき俺が移動した場合、俺がこの世界に来た場所であり、そしてハクヨウに出会った場所でもある。
皆は本当に移動した驚きと、久しぶりの明るい日の光を浴び何も言わず、ただ立ち尽くしていた。
最初に声を出したのが、リリム。
「綺麗……ですね」木々の間から降り注ぐ光を見つめ、そして森を見回し呟く。
「本当に移動したでゴザルな………」
今まだ驚いたままのコウ。
『ガウ……』(マスター凄いですね……)
『懐かしいね~マスター!僕が生れたて場所♪』
「そうだなハクヨウ、良く覚えていたな」
『だって、マスターと初めて会った、僕の大事な場所だもん!』
「そうなんですか?ここでハクヨウちゃんが生まれたんだ……」
「確か、卵が落ちていたと言ってたでゴザルよな?」
「あぁ、そうだ、ここで卵を見付けて、そしてここでハクヨウは生れた」
『そーなの!生まれたの!』
『ガウガウ』(なるほど)
「「「ん?ハクヨウ?」」」
『なに~?』
「「「ハクヨウが喋ってる!!」」」
『あー、ほんとだー!これで皆とも話せるね♪』
今日一番、驚いた俺達だった。
時空間魔法のインパクトをハクヨウに全部持って行かれた事に納得いかないんですけど!
げせぬ!
それからテレポートを色々と検証してみて分かったんだけど、俺が覚えている場所には、俺の魔力が一種のポインターの役割があって、そのポインターに魔力の糸を繋げる感じで転移してた事が分かった。
でも、いくら俺の魔力があっても、さすがに好き勝手に転移出来る訳でも無く、その場所で一番印象に残った場所がポイントになる。
ただし、ショートワープも可能で、目に見える範囲なら障害物の中以外に転移できる。
木の中とか壁の中に転移なんて怖いし、下手すれば死ぬかもしれないし。
ただ、このショートワープは戦闘に使える。
いきなり敵の後ろに転移して攻撃できる訳だから、初見殺し……いや、何度でもいけるかもな?
後ろだけじゃなく、上、左、右、目に見える範囲が俺の領域になる。
……テンション上がるね!
俺が1人、転移の検証をしてる中、おしゃべりハクヨウが皆と楽しく話しているのを見て少し羨まし……コホン。
何か本当に納得いかないんですけど!?
大森林の森に俺の声が寂しく木霊していた。
ちなみに何とか興味を向かせようとショートワープを繰り返して『ぶんしーん』とかやったり、色んな表情やポージングを転移する度に変えたりしてたらMPが空になって暫く動けなかったのは秘密だ。
その時、リリムに「動けない時にモンスターに襲われたらどうするんですか!」と怒られたけど、少し嬉しかったのも秘密だ。
「ウォホン!それでは実験を始めたいと思います!そこ!静粛に!」
俺の大学教授ネタについてこれる訳もなく、もれなく全員に「?」の顔をされ、あえなく撃沈した俺は、少し凹みながらも実験を始めた。
「え~と、説明によれば、行った事のある景色を思い浮かべて、そこに魔力の糸を飛ばして繋げて、その糸を伝わる様な感覚で魔力を流せば、跳ぶ事が出来る。か……良く分からないが、とりあえずやってみよう…どこに跳ぼうかな?…………良し!あそこにしよう!」
イメージをして、魔力の糸を跳ばす。
ムムムムム、跳んでるのかな?分からんが、それで魔力を流す!
「テレポート!」
言葉と同時に俺の体は光に包まれて行く、その眩しさに思わず目を瞑った。
一瞬、フワッと体が浮く感覚がするが、すぐにおさまり、目を開けてみると、そこはさっきとは違う気色、薄暗い森では無く、日の光が木々の間から降り注ぐ清涼な風が舞う森の中。
俺がこの世界に初めて来た場所の森だった。
「はは、スゲーな……確かにこれは、便利だわ……」
久しぶりの爽やかな風を感じ、大きく息を吸う。
「思えば、遠くに来たもんだw」
日本から離れた事での少し寂しさもあり、ここに来れた嬉しさも込み上げる。
この世界に来て色々な事があった。
楽しい事もあったし、苦しい事もあった。
でも、地球にいた時より、生きてる事を実感している。
「さて、皆の所に戻りますか、リリムは心配してるだろうし」
そして、さっきの場所を思い浮かべて、再び魔法を発動させる。
「テレポート!」
眩しい光が消えると共に、仲間の顔が見えた。
「ただいま……」
思った通り、リリムは相当心配していたらしく、残ったメンバーがリリムを宥めていたらしい。
「だから言ったでゴザろう?大丈夫だと」
「で、でも!いきなり消えたんですよ!心配になるじゃないですか!」
リリムの思いに、少し照れくさくなるが、心配してくれた気持ちに嬉しくもある。
「リリム、心配かけてゴメンな?この通り、ピンピンしてるから、安心してくれ」
何気なく、リリムの頭を撫でながら。
「えあぅ………」ボン!と音が出そうなくらいに顔が真っ赤に変り、怒ったのかな?っと、恐る恐るリリムの顔を覗きこむ。
「あ、リリム、ゴメン。気安く頭を撫でちゃって、怒ってる……よね?」
「お、怒ってません!」
「え?でも………」
「怒ってませんから!余り顔を見ないで下さい!………恥ずかしいです」
頭と耳から煙が出そうなくらいに更に赤くなるリリムを見て困ったなと頭をかく俺を見ていたコウが「マサムネ殿………鈍いにも程があるでゴザル」と訳の分からない事を言っていたが気にしないでおこう。
そして、無事にテレポートの実験を終え、俺は次に目を全員とテレポートする事にした。
「じゃあ、行くぞ?眩しいから目を瞑った方が良いと思う」
皆が目を瞑ったのを確認し、全員を囲うように魔力の円を地面に発動する。
そして、魔力を込めて発動させた。
「テレポート!」
一瞬の浮遊感と共に移動し、光が修まると皆に目を開ける様に促す。
「皆、目を開けてみて」
そこは、さっき俺が移動した場合、俺がこの世界に来た場所であり、そしてハクヨウに出会った場所でもある。
皆は本当に移動した驚きと、久しぶりの明るい日の光を浴び何も言わず、ただ立ち尽くしていた。
最初に声を出したのが、リリム。
「綺麗……ですね」木々の間から降り注ぐ光を見つめ、そして森を見回し呟く。
「本当に移動したでゴザルな………」
今まだ驚いたままのコウ。
『ガウ……』(マスター凄いですね……)
『懐かしいね~マスター!僕が生れたて場所♪』
「そうだなハクヨウ、良く覚えていたな」
『だって、マスターと初めて会った、僕の大事な場所だもん!』
「そうなんですか?ここでハクヨウちゃんが生まれたんだ……」
「確か、卵が落ちていたと言ってたでゴザルよな?」
「あぁ、そうだ、ここで卵を見付けて、そしてここでハクヨウは生れた」
『そーなの!生まれたの!』
『ガウガウ』(なるほど)
「「「ん?ハクヨウ?」」」
『なに~?』
「「「ハクヨウが喋ってる!!」」」
『あー、ほんとだー!これで皆とも話せるね♪』
今日一番、驚いた俺達だった。
時空間魔法のインパクトをハクヨウに全部持って行かれた事に納得いかないんですけど!
げせぬ!
それからテレポートを色々と検証してみて分かったんだけど、俺が覚えている場所には、俺の魔力が一種のポインターの役割があって、そのポインターに魔力の糸を繋げる感じで転移してた事が分かった。
でも、いくら俺の魔力があっても、さすがに好き勝手に転移出来る訳でも無く、その場所で一番印象に残った場所がポイントになる。
ただし、ショートワープも可能で、目に見える範囲なら障害物の中以外に転移できる。
木の中とか壁の中に転移なんて怖いし、下手すれば死ぬかもしれないし。
ただ、このショートワープは戦闘に使える。
いきなり敵の後ろに転移して攻撃できる訳だから、初見殺し……いや、何度でもいけるかもな?
後ろだけじゃなく、上、左、右、目に見える範囲が俺の領域になる。
……テンション上がるね!
俺が1人、転移の検証をしてる中、おしゃべりハクヨウが皆と楽しく話しているのを見て少し羨まし……コホン。
何か本当に納得いかないんですけど!?
大森林の森に俺の声が寂しく木霊していた。
ちなみに何とか興味を向かせようとショートワープを繰り返して『ぶんしーん』とかやったり、色んな表情やポージングを転移する度に変えたりしてたらMPが空になって暫く動けなかったのは秘密だ。
その時、リリムに「動けない時にモンスターに襲われたらどうするんですか!」と怒られたけど、少し嬉しかったのも秘密だ。
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