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第3章、俺達が出来る事。
第4話、強き者と弱き者。
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目の前の存在の圧力を受け、俺達は動けずにいた。
本能で恐怖を感じているのか、身体が震え汗が出る。
その存在の紅く輝く視線だけで息苦しくなってくる。
『フン…つまらんな』
その小さな呟きが、俺の心臓を鷲掴みにされたかの様に鼓動が激しくなり痛みをおぼえた。
まるで脳に直接話しかれたんじゃないかと思うくらいに目眩がする。
防壁の上に居た魔族が軽く翼を羽ばたかせるとフワリと浮かび上がり、音もなく俺達の前へと降りてきた。
ハクヨウは、俺の頭の上で丸くなりながら脅え、レツガは俺の後ろに隠れ震えている。
コウは何とか耐えている様だが………
そう言う俺も余裕がない、背中が汗でビッショリだ
「魔力を感じ戻ってきてみれば……フン、雑魚ではないか」
俺達もそれなりに強くなったつもりだったが、目の前の強者を見ると勘違いだったと思いしらされる。
圧倒的、まさにその言葉が当てはまる存在。
さっきから身体が動かない、完全に恐怖に身体を支配されている。
おもむろに魔族の右手が俺達に向けられ凄まじい魔力が掌に集まり、そしてそのまま魔力を放つ。
「ダーク・フレイム」
無表情で放たれた魔力が闇の炎に変わり俺達に襲いかかる。
「ウオオオオオ!!」
俺は恐怖で動けない身体を唇を噛んだ痛みで無理矢理に動かし魔法を発動する。
「ファイヤーアローー!!」
俺も一瞬で魔力を注げるだけ注ぎ放った。
両者の間で魔力がぶつかる。
直後、空気が震える程の大爆発を起こし何とかダメージを防ぐ事が出来た。
「皆動け!何もしないで殺されるつもりか!?コウ!レツガ!悔しさを思い出せ!ハクヨウ!メシ…抜くぞ?」
「ヌオオオオオ!」
『グアァァア!』
『ピピー!』(それだけダメー!)
皆の目に力が戻る、まだ震えているが、戦う意思を感じる。
「フン、雑魚共が足掻くな……ダーク・フレイム」
再び黒い炎が俺達に向かってくる。
しかもさっきの1発目よりでかい。
「クソッ!魔族ってのは容赦ねぇーな!ファイヤーボム!」
俺もすぐに応戦、魔法を放つ。
でも魔力の込めた量が違いすぎて、爆発するどころか俺の方にジリジリ押される。
何とかしようと魔力を増やし放った俺の魔法に送るが、全然押し返せない。
『従魔レツガが、リンクを覚えました』
脳内アナウンスが久しぶりに何か言ってるけど、今は余裕がない。
『ピーー!』(ボルテック!)
『グゥアーー!』(咆哮ーー!)
「ウォーターカノンでゴザル!!」
そこに皆の魔法が重なり魔族の魔法と激突!
何とか拮抗させる事が出来たけど押し返せる事は出来ない。
「「『『ウオーー!!』』」」
皆の魔法と魔力と気持ちが俺達の魔法に更に力を与える。
徐々にだけど、魔族の方に押し戻していく。
だが魔族は焦ること無くニヤリと笑みを浮かべると
「……こんなものか?」
その言葉と共に魔力が何倍にも膨れ上がる。
その勢いを押し止められずに魔法が混ざりあった魔力の塊がが俺達に迫ってくる。
このままだと皆が……!絶対に皆を死なせない!
諦めてたまるか!
俺は魔力を限界以上に込める。
魔法を放っている右手にも負担が大きい、右腕に痛みや血管が破れ血が噴き出す。
魔力は、無くなりそうだったけど何とか俺達と魔族との中央付近まで押し戻す事は出来た。
俺達は限界を既に越えている。
だけど魔族を見るとまだまだ余裕がありそうに見える。
そんな魔族を見て俺は凄すぎて逆に笑いそうになる。
俺は、残った魔力を使い左手から魔法を放った。
「ファイヤーボム!」
魔力のぶつかる場所の真下に放ち、わざと爆発させる。
俺が放った二発目のファイヤーボムが爆発した衝撃で均衡が崩れ少し空に上昇し凄まじい規模の大爆発が起こった。
その爆風で土煙が大量に舞い上がり視界がゼロになった。
少しの時間が経ち視界が拡がると、そこには無傷の魔族の姿しかなかった。
そして爆発した場所には巨大なクレーターが出来ていた。
「奴らは灰となったか?それとも……フン。まぁ良い…ここにもう用はない」
そう呟くと、魔族は翼を一度大きく羽ばたくと凄まじい速度で飛び去って行くのだった。
町だった場所には、動く者は一切無く戦いの衝撃で僅かに残っていた城壁や家も完全に崩れてしまい更地になっていた。
俺達はと言うと、もちろん消滅してはいなかった。
「ハァハァ……皆、大丈夫…か?」
魔力切れを起こし倒れる寸前だった朦朧とした意識で視線を皆に向ける。
「何とか…大丈夫でゴザル」
コウは息を切らし地面に大の字になっている。
『ピッピー、ピッピ!』(もうあいつキライだー、でもとりあえずゴハン!)
訳の分からないことを言うヤツもいるけど
……アイツは大丈夫そうだな。
無視しとこう。
『グアー』(マスターのお陰で無事だよー)
ほう?ハクヨウより喋り上手じゃないかレツガ。
ポンコツ発言も無いし、好感度爆上がり中です。
ヤツは、あえて言わないでおこう。
ん?どうでも良いこと考えてたら、魔力が少し回復したのか楽になってきた。
てか脳内アナウンスでレツガが『リンク』を覚えたのを聞いてはいたからな。
意志疎通出来るのは分かってたけど、こう実際に念話で話すと新鮮だ。
声と念話は同時で聞こえるから、普通に会話してるようなもんだしな。
「しかし……良くあんなタイミングで、こんな事を考えれたでゴザルな?マサムネ殿」
コウも大分落ち着いて来た様だな。
『ピー?モガモガ!?』(え?ゴハ…モガモガ!?)
お前は少し黙ってようか?物理的に黙らせる。
『グアー!』(マスターはすごい!)
「ハハハ……ただ必死だっただけだよ。相手にならなかったし、手も足も出なかった」
「確かに強かったでゴザル。拙者も悔しいでゴザル。だけども今はヤツより弱いだけで、次はヤツを倒すでゴザル!」
『グアー!』(マスター、ぼくももっとつよくなる!)
『ピッ、ピーー』(お、おなかがへった)
コウ、レツガも肉体的にも精神的にもキツいハズなのに俺の為に無理して明るく振る舞っている。
励まされてる事に少し気持ちが楽になる。
でもさ、ハクヨウはどうしてこうなった?
「とりあえず、家に入ろう」
どうやって俺達は、魔族から逃げれたかと言うと……
爆発と共に亜空間のゲートを開き中に飛び込んでいた。
そうする事で、爆発の余波から身を守り、何よりも魔族から逃げれたのが大きい。
普通に逃げれる可能性なんてゼロだったろうし。
爆発で魔族から見えなくなるのを見計らって、コウのそばに行きゲートを開き念話でハクヨウとレツガを呼び寄せて飛び込む。
念話が無かったら皆揃っての脱出は出来なかったろう。
亜空間は、別次元にいるから気配を察知される恐れもない。
正直、手も足も出なかった……
悔しいけど、何よりも怖かった。
色々考えてたけど……しつこくゴハンコールをする駄鳥がいたからイヤイヤだけど準備をして遅めの昼食を食べた。
食べたって言うか、ハクヨウ以外は食べないでハクヨウの食べるのを黙って見てたけど。
ハクヨウがあまりにも美味しそうに食べてるの見て皆の腹が鳴った。
気が張っていて腹を減らしてるのを気付かなかった。
それなりに腹も膨れ、俺達は亜空間の草原で大の字で、横並びになって寝ていた。
亜空間レベル6、空間の広さは直径3.2キロ、広大な草原だ。
空を見ると雲が流れていく。
それに合わせて気持ちいい風も頬を撫でる。
気持ちが落ち着く。
俺はあの時、魔族に恐怖して動けなくなった。
それどころか、震えてもいた。
悔しさが込み上げる。
思わず、地面を叩く。
「これから強くなれば良いのでゴザルよ」
隣を見るとコウの笑顔が見えた。
何故かフッと体の力が抜けた。
何でかわからないけど、少し笑えてくる。
「ははは、そうだな……強くなろうアイツをぶっ飛ばせる様に」
身体を起こし草原の向こうを見ながら、仲間のありがたさを噛み締めるのだった。
アイツは、俺達から興味を失っていた。
俺達が気にするまでも無かったからだ。
ぜってーぶっ倒す!
そう心に決め、また草原に寝転ぶと俺を含め全員が、すぐに寝息を立てていた。
本能で恐怖を感じているのか、身体が震え汗が出る。
その存在の紅く輝く視線だけで息苦しくなってくる。
『フン…つまらんな』
その小さな呟きが、俺の心臓を鷲掴みにされたかの様に鼓動が激しくなり痛みをおぼえた。
まるで脳に直接話しかれたんじゃないかと思うくらいに目眩がする。
防壁の上に居た魔族が軽く翼を羽ばたかせるとフワリと浮かび上がり、音もなく俺達の前へと降りてきた。
ハクヨウは、俺の頭の上で丸くなりながら脅え、レツガは俺の後ろに隠れ震えている。
コウは何とか耐えている様だが………
そう言う俺も余裕がない、背中が汗でビッショリだ
「魔力を感じ戻ってきてみれば……フン、雑魚ではないか」
俺達もそれなりに強くなったつもりだったが、目の前の強者を見ると勘違いだったと思いしらされる。
圧倒的、まさにその言葉が当てはまる存在。
さっきから身体が動かない、完全に恐怖に身体を支配されている。
おもむろに魔族の右手が俺達に向けられ凄まじい魔力が掌に集まり、そしてそのまま魔力を放つ。
「ダーク・フレイム」
無表情で放たれた魔力が闇の炎に変わり俺達に襲いかかる。
「ウオオオオオ!!」
俺は恐怖で動けない身体を唇を噛んだ痛みで無理矢理に動かし魔法を発動する。
「ファイヤーアローー!!」
俺も一瞬で魔力を注げるだけ注ぎ放った。
両者の間で魔力がぶつかる。
直後、空気が震える程の大爆発を起こし何とかダメージを防ぐ事が出来た。
「皆動け!何もしないで殺されるつもりか!?コウ!レツガ!悔しさを思い出せ!ハクヨウ!メシ…抜くぞ?」
「ヌオオオオオ!」
『グアァァア!』
『ピピー!』(それだけダメー!)
皆の目に力が戻る、まだ震えているが、戦う意思を感じる。
「フン、雑魚共が足掻くな……ダーク・フレイム」
再び黒い炎が俺達に向かってくる。
しかもさっきの1発目よりでかい。
「クソッ!魔族ってのは容赦ねぇーな!ファイヤーボム!」
俺もすぐに応戦、魔法を放つ。
でも魔力の込めた量が違いすぎて、爆発するどころか俺の方にジリジリ押される。
何とかしようと魔力を増やし放った俺の魔法に送るが、全然押し返せない。
『従魔レツガが、リンクを覚えました』
脳内アナウンスが久しぶりに何か言ってるけど、今は余裕がない。
『ピーー!』(ボルテック!)
『グゥアーー!』(咆哮ーー!)
「ウォーターカノンでゴザル!!」
そこに皆の魔法が重なり魔族の魔法と激突!
何とか拮抗させる事が出来たけど押し返せる事は出来ない。
「「『『ウオーー!!』』」」
皆の魔法と魔力と気持ちが俺達の魔法に更に力を与える。
徐々にだけど、魔族の方に押し戻していく。
だが魔族は焦ること無くニヤリと笑みを浮かべると
「……こんなものか?」
その言葉と共に魔力が何倍にも膨れ上がる。
その勢いを押し止められずに魔法が混ざりあった魔力の塊がが俺達に迫ってくる。
このままだと皆が……!絶対に皆を死なせない!
諦めてたまるか!
俺は魔力を限界以上に込める。
魔法を放っている右手にも負担が大きい、右腕に痛みや血管が破れ血が噴き出す。
魔力は、無くなりそうだったけど何とか俺達と魔族との中央付近まで押し戻す事は出来た。
俺達は限界を既に越えている。
だけど魔族を見るとまだまだ余裕がありそうに見える。
そんな魔族を見て俺は凄すぎて逆に笑いそうになる。
俺は、残った魔力を使い左手から魔法を放った。
「ファイヤーボム!」
魔力のぶつかる場所の真下に放ち、わざと爆発させる。
俺が放った二発目のファイヤーボムが爆発した衝撃で均衡が崩れ少し空に上昇し凄まじい規模の大爆発が起こった。
その爆風で土煙が大量に舞い上がり視界がゼロになった。
少しの時間が経ち視界が拡がると、そこには無傷の魔族の姿しかなかった。
そして爆発した場所には巨大なクレーターが出来ていた。
「奴らは灰となったか?それとも……フン。まぁ良い…ここにもう用はない」
そう呟くと、魔族は翼を一度大きく羽ばたくと凄まじい速度で飛び去って行くのだった。
町だった場所には、動く者は一切無く戦いの衝撃で僅かに残っていた城壁や家も完全に崩れてしまい更地になっていた。
俺達はと言うと、もちろん消滅してはいなかった。
「ハァハァ……皆、大丈夫…か?」
魔力切れを起こし倒れる寸前だった朦朧とした意識で視線を皆に向ける。
「何とか…大丈夫でゴザル」
コウは息を切らし地面に大の字になっている。
『ピッピー、ピッピ!』(もうあいつキライだー、でもとりあえずゴハン!)
訳の分からないことを言うヤツもいるけど
……アイツは大丈夫そうだな。
無視しとこう。
『グアー』(マスターのお陰で無事だよー)
ほう?ハクヨウより喋り上手じゃないかレツガ。
ポンコツ発言も無いし、好感度爆上がり中です。
ヤツは、あえて言わないでおこう。
ん?どうでも良いこと考えてたら、魔力が少し回復したのか楽になってきた。
てか脳内アナウンスでレツガが『リンク』を覚えたのを聞いてはいたからな。
意志疎通出来るのは分かってたけど、こう実際に念話で話すと新鮮だ。
声と念話は同時で聞こえるから、普通に会話してるようなもんだしな。
「しかし……良くあんなタイミングで、こんな事を考えれたでゴザルな?マサムネ殿」
コウも大分落ち着いて来た様だな。
『ピー?モガモガ!?』(え?ゴハ…モガモガ!?)
お前は少し黙ってようか?物理的に黙らせる。
『グアー!』(マスターはすごい!)
「ハハハ……ただ必死だっただけだよ。相手にならなかったし、手も足も出なかった」
「確かに強かったでゴザル。拙者も悔しいでゴザル。だけども今はヤツより弱いだけで、次はヤツを倒すでゴザル!」
『グアー!』(マスター、ぼくももっとつよくなる!)
『ピッ、ピーー』(お、おなかがへった)
コウ、レツガも肉体的にも精神的にもキツいハズなのに俺の為に無理して明るく振る舞っている。
励まされてる事に少し気持ちが楽になる。
でもさ、ハクヨウはどうしてこうなった?
「とりあえず、家に入ろう」
どうやって俺達は、魔族から逃げれたかと言うと……
爆発と共に亜空間のゲートを開き中に飛び込んでいた。
そうする事で、爆発の余波から身を守り、何よりも魔族から逃げれたのが大きい。
普通に逃げれる可能性なんてゼロだったろうし。
爆発で魔族から見えなくなるのを見計らって、コウのそばに行きゲートを開き念話でハクヨウとレツガを呼び寄せて飛び込む。
念話が無かったら皆揃っての脱出は出来なかったろう。
亜空間は、別次元にいるから気配を察知される恐れもない。
正直、手も足も出なかった……
悔しいけど、何よりも怖かった。
色々考えてたけど……しつこくゴハンコールをする駄鳥がいたからイヤイヤだけど準備をして遅めの昼食を食べた。
食べたって言うか、ハクヨウ以外は食べないでハクヨウの食べるのを黙って見てたけど。
ハクヨウがあまりにも美味しそうに食べてるの見て皆の腹が鳴った。
気が張っていて腹を減らしてるのを気付かなかった。
それなりに腹も膨れ、俺達は亜空間の草原で大の字で、横並びになって寝ていた。
亜空間レベル6、空間の広さは直径3.2キロ、広大な草原だ。
空を見ると雲が流れていく。
それに合わせて気持ちいい風も頬を撫でる。
気持ちが落ち着く。
俺はあの時、魔族に恐怖して動けなくなった。
それどころか、震えてもいた。
悔しさが込み上げる。
思わず、地面を叩く。
「これから強くなれば良いのでゴザルよ」
隣を見るとコウの笑顔が見えた。
何故かフッと体の力が抜けた。
何でかわからないけど、少し笑えてくる。
「ははは、そうだな……強くなろうアイツをぶっ飛ばせる様に」
身体を起こし草原の向こうを見ながら、仲間のありがたさを噛み締めるのだった。
アイツは、俺達から興味を失っていた。
俺達が気にするまでも無かったからだ。
ぜってーぶっ倒す!
そう心に決め、また草原に寝転ぶと俺を含め全員が、すぐに寝息を立てていた。
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