傾国の近衛隊長は第二皇子に褒美として娶られる。

第二皇子(24)✕近衛部隊隊長(22)

(1話のあらすじ)
第一皇子に幼い頃から恋情を抱いていたルーチェは、彼の、この国の役に立つ人間になろうと幼心に決意する。

時が流れ、近衛部隊隊長となったルーチェだが、彼の愛する第一皇子レオンは、義妹と婚約をし...ルーチェは、レオンを諦める決意をする。

(2話のあらすじ)
第一皇子のレオンは、幼い頃からルーチェの好意に気付いていた。それが叶わないとわかった上で、好かれていることを好ましく思い、いずれは妾にでも、と軽く考えていた。

ルーチェが自分を諦めたのだと悟った時、自身に取り返しがつかない心境の変化が起こるとは、知らずに。

(3話のあらすじ)
婚約式の日から、レオン皇子のルーチェに対する態度は、変化し始めていた。

戸惑うルーチェや周囲の者の気も知らず、レオン皇子はルーチェとの距離を詰めようとするが...。
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