7 / 7
第1章「学校でメイド」
005話「メイド部員になる。メイド部の秘密」②
しおりを挟む
~悪魔なメイド(メニュミ)~私に全て任せなさい。~
No.0007
-第1章「学校でメイド」-
-メイド部員になる。メイド部の秘密。②-
4人は、メイド部の4人掛けのテーブルに着いた。
メイド部の人が紅茶を持ってきた。
見学に来た鏡(英美)が先陣をきって尋ねた。
「お姉さん。それって、メイドと言うより執事ですよね」
「違うわよ。
私は、藍染 麗華。
男爵メイドよ」
その高校の上級生に見える女性は、黒の上着の後ろの裾が長く、
燕の尾のように長く割れている燕尾服を着ていた。
中のカッターは、襟が長く燕尾服から浮き出ている。
ネクタイは、白のスカーフを結んで巻いていた。
黒のスラックスを穿いて靴も全体に合わせ黒の革靴を履いている。
「うぅぅぅ」
鏡(英美)は、そう強く言われると何も言い返せなかった。
(メイド部て、メイドだけじゃないじゃん。
自由な感じなんだ)と思った。
他の3人の顔を見た。
「私たちも自由なメイドなら成れそうだね」
4人は頷いた。
藍染は、ポットから4人に紅茶を注いだ。
「砂糖をお入れしましょうか?」
「ありがとうございます。
自分で入れますからお構いなくお願いします」
4人は、自分で好きなだけ砂糖を入れて飲んだ。
さすがに美味しい。
他にも大人の人がテーブルで寛いでいる。
藍染は、部屋の奥の隅の定位置に戻った。
明真美が着替えて戻ってきた。
「お帰りなさいませ」
藍染は、近寄ってきた。
「いえいえ。遅くなってすいません」
明真美は、元気よく答えた。
「それでは、みんなで自己紹介しましょうか」
藍染は、奥の紫のカーテンの部屋にいるもう一人の部員を呼んできた。
白のレースのベールを被り、頭に宝石を散りばめたバンドを巻いて、
首にも赤青黄色の宝石の下がったネックレス、
襟がヒラヒラなベストとフワフワに段々になった七分袖に白いレースの柄模様のシャツ。
おへそを出している。
スカートはシースルーの薔薇と黄色の花の枝の模様である。
エジプトの占い師風である。
補足しておくが筆者はエジプトに行って占ってもらったことはない。
なんとなく先入観である。
「4人は、テーブルに座ったままでね。
明真美は、こちらに来て」
藍染は、明真美を促した。
明真美は、頭に紫の薔薇の渦中車を飾り、
首に中央に紅蓮の赤い炎の宝石。
それに誘われるように向かう四匹の蛇がネックドレスの縁を飾っていた。
ベルトも同じように4匹の蛇が中央に向かっている。
明真美が、赤ちゃんで発見されたとき、一緒に倒れていた女性から受け継いだものである。
後は、少し露出の多い、
肩をまで出し、フリルに飾られ胸でリボンのように結ばれたメイド服を着ていた。
そして、胸のベストを紐で結んで締め付けている。
胸が見えないように念入りに黒い皮のブラをつけていた。
スカートは紫色で膝上丈の短な白のエプロンのついたもの、
足は紫の薔薇の模様が入ったガーターをしていた。
確かに明真美の性格からくるのか好戦的な服である。
みんな、初めて見る姿である。
3人のメイドと4人の見学者。
これから、お互いの自己紹介が始まる。
今度は、クラスでしたホームルームの様な自己紹介では終わらない。
つづく。次回(メイド部。自己紹介。今度はただでは済まない。)
色は、そのうちに塗ります。
No.0007
-第1章「学校でメイド」-
-メイド部員になる。メイド部の秘密。②-
4人は、メイド部の4人掛けのテーブルに着いた。
メイド部の人が紅茶を持ってきた。
見学に来た鏡(英美)が先陣をきって尋ねた。
「お姉さん。それって、メイドと言うより執事ですよね」
「違うわよ。
私は、藍染 麗華。
男爵メイドよ」
その高校の上級生に見える女性は、黒の上着の後ろの裾が長く、
燕の尾のように長く割れている燕尾服を着ていた。
中のカッターは、襟が長く燕尾服から浮き出ている。
ネクタイは、白のスカーフを結んで巻いていた。
黒のスラックスを穿いて靴も全体に合わせ黒の革靴を履いている。
「うぅぅぅ」
鏡(英美)は、そう強く言われると何も言い返せなかった。
(メイド部て、メイドだけじゃないじゃん。
自由な感じなんだ)と思った。
他の3人の顔を見た。
「私たちも自由なメイドなら成れそうだね」
4人は頷いた。
藍染は、ポットから4人に紅茶を注いだ。
「砂糖をお入れしましょうか?」
「ありがとうございます。
自分で入れますからお構いなくお願いします」
4人は、自分で好きなだけ砂糖を入れて飲んだ。
さすがに美味しい。
他にも大人の人がテーブルで寛いでいる。
藍染は、部屋の奥の隅の定位置に戻った。
明真美が着替えて戻ってきた。
「お帰りなさいませ」
藍染は、近寄ってきた。
「いえいえ。遅くなってすいません」
明真美は、元気よく答えた。
「それでは、みんなで自己紹介しましょうか」
藍染は、奥の紫のカーテンの部屋にいるもう一人の部員を呼んできた。
白のレースのベールを被り、頭に宝石を散りばめたバンドを巻いて、
首にも赤青黄色の宝石の下がったネックレス、
襟がヒラヒラなベストとフワフワに段々になった七分袖に白いレースの柄模様のシャツ。
おへそを出している。
スカートはシースルーの薔薇と黄色の花の枝の模様である。
エジプトの占い師風である。
補足しておくが筆者はエジプトに行って占ってもらったことはない。
なんとなく先入観である。
「4人は、テーブルに座ったままでね。
明真美は、こちらに来て」
藍染は、明真美を促した。
明真美は、頭に紫の薔薇の渦中車を飾り、
首に中央に紅蓮の赤い炎の宝石。
それに誘われるように向かう四匹の蛇がネックドレスの縁を飾っていた。
ベルトも同じように4匹の蛇が中央に向かっている。
明真美が、赤ちゃんで発見されたとき、一緒に倒れていた女性から受け継いだものである。
後は、少し露出の多い、
肩をまで出し、フリルに飾られ胸でリボンのように結ばれたメイド服を着ていた。
そして、胸のベストを紐で結んで締め付けている。
胸が見えないように念入りに黒い皮のブラをつけていた。
スカートは紫色で膝上丈の短な白のエプロンのついたもの、
足は紫の薔薇の模様が入ったガーターをしていた。
確かに明真美の性格からくるのか好戦的な服である。
みんな、初めて見る姿である。
3人のメイドと4人の見学者。
これから、お互いの自己紹介が始まる。
今度は、クラスでしたホームルームの様な自己紹介では終わらない。
つづく。次回(メイド部。自己紹介。今度はただでは済まない。)
色は、そのうちに塗ります。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
あまりさんののっぴきならない事情
菱沼あゆ
キャラ文芸
強引に見合い結婚させられそうになって家出し、憧れのカフェでバイトを始めた、あまり。
充実した日々を送っていた彼女の前に、驚くような美形の客、犬塚海里《いぬづか かいり》が現れた。
「何故、こんなところに居る? 南条あまり」
「……嫌な人と結婚させられそうになって、家を出たからです」
「それ、俺だろ」
そーですね……。
カフェ店員となったお嬢様、あまりと常連客となった元見合い相手、海里の日常。
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる