7 / 704
〔134〕
しおりを挟む
【豊御食炊屋大王】にとって【大王位】などは、二の次、三の次であって、最大の野望は【次期大王】の正妃に、自らの息女【貝蛸姫】を据えることにあった。
当初、【貝蛸姫】は我が儘で、【厩戸】より2歳年上だったがため、【厩戸】が妃として、貰ってくれるなら、第二夫人でも良しとしていたのだった。
この縁談話を【太子】の宮に、持って行こうとした、まさにその日、先方から、まさかの【大王位】就任要請が舞い降りたのだった。
『太子伝歴』によると、「【王太后】は女の身で政治のことはよくわからないし、前例も無いことだし、再三再四、辞退された」と、ある。
当初、【貝蛸姫】は我が儘で、【厩戸】より2歳年上だったがため、【厩戸】が妃として、貰ってくれるなら、第二夫人でも良しとしていたのだった。
この縁談話を【太子】の宮に、持って行こうとした、まさにその日、先方から、まさかの【大王位】就任要請が舞い降りたのだった。
『太子伝歴』によると、「【王太后】は女の身で政治のことはよくわからないし、前例も無いことだし、再三再四、辞退された」と、ある。
0
お気に入りに追加
55
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる