博学英才の【太子】と、【日御子】の超常能力を受け継いだ【刀自古姫御子】

第３章 【崇仏論】の【蘇我氏】と、【廃仏論】の【物部氏】との対立！

〔１８〕西暦５５２年（５３８年説もあり）【百済】の朝廷から、公式に【仏教】伝来す！

　　公式の【仏教】の日本伝来は、西暦では５５２年であることになっている。

これには相当有力な異論もあって、【法王帝説】や【元興寺縁起】では、１４年前の５３８年とも云われている。


　　いずれにせよ、これは百済の【聖明王】から、我が国の【欽明大王】への公式な伝来であった。

尤も、民間には、この公式伝来から、遡サカノボること２００年も前から、細々と伝わり、中国系・朝鮮系の渡来人や帰化人の間で、信仰されていたと云われている。


　　５５２年、当時の我が国の『属国的』国であった【百済】の朝廷が、金色に輝く【釈迦仏】の金銅像一体に、幡ハタや天蓋テンガイを添えて、経論若干巻と共に、我が国朝廷に『献上』した。



　　【閑話休題】

　　この最後の一文であるが、現代韓国の教科書には、『百済の属国は倭国であり、釈迦仏の仏像は、在倭百済人の便宜を図るため、下げ渡したものである。』と書かれている。

韓国の、この時代の歴史ドラマのDVDを十数本観たが、全本、例外なく、上記の通りに、描かれているのである。

また、在日韓国人１０人に聞いても、韓国の教科書の通りであり、「間違った歴史認識をしているのは日本人だ！」の答が返ってくる。


　　更に、日清・日露戦争後の【日韓併合】でも、日本は本国同様に【鉄道敷設】や【公共工事】に多額の予算を投入したのに【韓国人】にしてみれば、【植民地】化され、虐待され続けた、と教科書に書いてあるようだ。

全く同じ【日台併合】を経験した【台湾人】は現在でも、大多数の人が、日本には感謝しており、日本を最大・最高の友好国と、見なしているのとでは、大違いだ！！