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  第21章 【倭国全土】で【疾疫(エノヤマイ)】流行し、【御救い所】にての診療崩壊!!

 〔266〕【日御子《ミカ》】は全国から、【王族の未婚子女】に招集をかけた!

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  【日御子ミカ】は全国から、6歳以上の【王族の未婚子女】に招集をかけた。

いわば、将来の【日御子候補】に対する英才教育である。

同時に、【神殿】にて働く【巫女】の拡充でもある。



  勿論モチロン、本人の自由意志で【巫女】になどなりたくないとか、地元を離れたくないという者には、無理に強要はしていない。

それに5年に一度、招集機会が設けられているので、最初は拒否していたが、5年後、10年後に、本人の気が変わって、招集に応じても構わない、としている。

また、逆に、一旦【巫女】にはなったものの、途中で気持ちに変化を来して、辞めてもいいことになっている。



  【ハヤテ】と【ミカ】の娘【ミランダ姫】は8歳で、第2期招集に応じて、【巫女】の英才教育を受け始めたのである。

【ミランダ】は入門1ヶ月で、【遠隔言霊交信神技テレパシー】と【自浄治癒能力】に目覚め、2ヶ月目で、早くも【他浄治癒能力】に目覚め、将来の【日御子】最有力候補と、周囲の誰もが認めたが、母親の【日御子ミカ】だけは、その【予知能力】で否定していた!



  その【ミランダ姫】の話は、まだまだ先の話で、第1期招集に戻ることにする。

第1期招集には【アキ国】の、あの【カンナ姫】が応じていた。


  
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