10 / 449
第1章 古代イト国女王【日輪の御子】崩御・昇天して、【日輪の女神】となる!!
〔10〕 空前絶後の大号令【天壌無窮の神勅命】≪3≫
しおりを挟む
女王の言明に、子孫達一同は、皆、安堵の表情で、口々に賛意を表明した。
タケルヒコも立ち上がって、
「陛下の勅命【天壌無窮の神勅】謹んで、承りましてござりまする。」
「その上で、僭越ながら、ひとつ提案がありまするる。」
「我が一族の将来にとって、脅威となるような敵国といえども、今は弱小国のはず!」
「私が軍を率いて、遠征して参りたいと存じまする。」
「その意気や、良し!!」
「されど、残念ながら、許可はできぬ。」
「その国は、数十の山賊・無法者集団で、成り立っている。」
「衣食や武器類は周辺・近隣諸国から、略奪して、生計を立てている。」
「業を煮やした周辺・近隣諸国の軍が相次いで、攻め入ったんじゃよ。」
「されど、昼間は逃げかくれし、夜間は奇襲をかけられ、散々な目にあい、多くの指揮官を失い、撤退したようじゃ!」
「そなたの遠征に関しても、【予知】してみたのじゃが、敵に【地の利】がある限り、【竹槍の落とし穴】【岩石崩し】【火攻め】【水攻め】にあい、大敗じゃ!」
「勿論、そなたや、配下の将軍達は【剣の達人揃い】じゃが、優秀な人材を失いとうはない!」
「妾のような【日輪の御子】が【参謀】として、随行せぬ限り、敵の巧妙な【遊撃戦法】に敗れるであろう!!」
タケルヒコも立ち上がって、
「陛下の勅命【天壌無窮の神勅】謹んで、承りましてござりまする。」
「その上で、僭越ながら、ひとつ提案がありまするる。」
「我が一族の将来にとって、脅威となるような敵国といえども、今は弱小国のはず!」
「私が軍を率いて、遠征して参りたいと存じまする。」
「その意気や、良し!!」
「されど、残念ながら、許可はできぬ。」
「その国は、数十の山賊・無法者集団で、成り立っている。」
「衣食や武器類は周辺・近隣諸国から、略奪して、生計を立てている。」
「業を煮やした周辺・近隣諸国の軍が相次いで、攻め入ったんじゃよ。」
「されど、昼間は逃げかくれし、夜間は奇襲をかけられ、散々な目にあい、多くの指揮官を失い、撤退したようじゃ!」
「そなたの遠征に関しても、【予知】してみたのじゃが、敵に【地の利】がある限り、【竹槍の落とし穴】【岩石崩し】【火攻め】【水攻め】にあい、大敗じゃ!」
「勿論、そなたや、配下の将軍達は【剣の達人揃い】じゃが、優秀な人材を失いとうはない!」
「妾のような【日輪の御子】が【参謀】として、随行せぬ限り、敵の巧妙な【遊撃戦法】に敗れるであろう!!」
0
お気に入りに追加
228
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる