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  第14章 【ナム王太子】討たれ、【ツモ国滅亡】により【新生倭国】建国及び、【女王・日御子】即位す!!

 〔163〕【第2次イワミの戦い】において【ナム王太子】率いる【東軍】が【西軍】に圧勝す!!

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  【イト国】において【ミカ妃】の出産後、3ヶ月が経過した頃、

山陰の【本家ツモ国】の【西軍】1000と【ナム王太子】率いる【東軍】3000とが、再び【イワミ(鳥取砂丘の東部)】にて激突した。



  初の戦端が開かれた【イワミ(鳥取砂丘の東部)】の戦いでは、双方の戦力はほぼ互角であった。


この【イワミの戦い】では、【東軍】は兵糧ヒョウロウ不足で撤退せざるを得なかったのである。


それが、この1年余の間に、【東軍】が圧倒的優勢となったのは、優秀な【諜報部隊】があればこそであった。 


その【諜報部隊】は【アキ国】での大敗や【畿内ツモ国】の滅亡をいち早くツカみ、双方共、イト国の【青龍の牙】弓箭連隊の【火矢】攻撃の結果であるとの情報を【ナム王太子】に送った。

と同時に、【本家ツモ国】内に、放ってある【間諜(密偵・スパイ)】が【軍組織】に、潜入し、将軍達の裏切りを促していた。 



  こうして、【ナム】は自軍内の【半弓・弓箭連隊2000】に、【矢先】に石綿をくくりつけた【2万本の火矢】を持たせ、【本家ツモ国軍】から、寝返り将兵1000を加え、西へ向けて進軍した。


弱体化した【本家ツモ国軍】は1000の将兵で、再び【イワミ】にて、迎え討つ態勢を整えた。


ここに第2次【イワミの戦い】が始まり、深夜になって、2000本の【火矢4連射】を浴び、ここに西軍は完敗したのであった。    




      
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