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  第12章 【ツモ国王家】の国土も軍兵も二分しての内戦勃発及び【ミアンカ王太女・夫君】の【タニハ王国葬】 

 〔146〕ユリ姫の疑問:【霊能力の修練】とはいかようにするものでしょうか?

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  【5姉妹の契り】儀式が終了しての帰路、【ユリ姫】は、

・・・【日輪の女神】と、交信できるのは【ミカ姉姫】と母親の【カリン妃】の2人だけらしい・・・ 
・・・【ミカ姉姫】に私から交信できるのだから、右隣を歩いている【母上】とも、交信できるのよね・・・

・・・母上!唐突にすみませぬが、この授かったばかりの【霊能力】の練習台になっていただけませぬか?・・・


【カリン妃】は【ユリ姫】に向かって、微笑んで、

・・・いいわよ!私も、自分の娘と、こうして、【言霊交信】出来る日が来ようとは、全く以て、嬉しい限りです・・・


・・・母上に、お尋ねしたきことが・・・
・・・【日輪の女神】様は『霊能力の修練次第では、【日輪の女神】様と直接【言霊交信】が出来るようになる!』と【ミカ姉姫】を通してオッシャいましたが、【霊能力の修練】とはいかようにするものでしょうか?・・・


・・・【霊能力の修練】とは何も難しくはないの!・・・
・・・毎日、【御神鏡】に向かって、『我の潜在能力を開眼させたまえ!!』と、祈願すればいいのよ!・・・
・・・但し、祈願するときには、【一心不乱】でなければならないのよ!・・・
・・・少しでも、他事を考えたら、効果はないのよ!・・・
・・・私も、毎日、祈願しているの・・・
・・・何なら、一緒に、やりなさい!・・・
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