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第6章 燦然と光り輝く【タニハ王家の至宝・紅玉】
〔50〕【御神鏡】による【被邪術解除】≪2≫
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「よーし、分かった」
大御所は【祭壇】に掲げてあった【御神鏡】を取り外して、
「婿殿、こちらに1人ずつ、連れて参れ。」
「そして、この鏡で【日輪の御神光】を照射する度に、『正気に戻れ!』と叫んでもらえまいか?」
「御意!」
【大御所】が、屋外の日輪の光を【御神鏡】で反射させた【日輪の御神光】をシズカ姫に照射するや、ヤマトの「正気に戻れ!」と言う大声が【御所】内外に響き渡った。
【シズカ姫】は両手で頭を挟んで「ウッ!」と呻くや否や、両眼に生気が戻って来た。
「シズカや、この婆が分かるか?」
「ハイ、【大御所】様!」
「よし!もう大丈夫じゃ!」
「親衛隊員8名はシズカを居室寝所にお連れせよ!」
「隊長は今までのことを陛下にご報告申し上げよ!」
「サァ、婿殿続けようぞ!」
「御意!」
こうして、三名の親衛隊員も正気に戻り、他の三名と共に【御所】を後にした。
【御所】に残ったヤマトは尋ねた。
「その鏡が【日輪の女神】の【霊力】が宿っているという・・・?」
「左様じゃ!」
「我ら天孫族20王家が、各々【日輪の女神】から拝領した【御神鏡】じゃ!」
「我ら天孫族の女人は皆、多かれ少なかれ、ある程度の【霊能力】を身に携えておるが、この【御神鏡】によって、何倍にも増幅されておるのじゃ!」
「先程の彼奴の狼藉も、この【御神鏡】が教えてくれたのじゃ!」
「彼奴の正体も分かった!」
「えっ!?エエーッ!!??」
大御所は【祭壇】に掲げてあった【御神鏡】を取り外して、
「婿殿、こちらに1人ずつ、連れて参れ。」
「そして、この鏡で【日輪の御神光】を照射する度に、『正気に戻れ!』と叫んでもらえまいか?」
「御意!」
【大御所】が、屋外の日輪の光を【御神鏡】で反射させた【日輪の御神光】をシズカ姫に照射するや、ヤマトの「正気に戻れ!」と言う大声が【御所】内外に響き渡った。
【シズカ姫】は両手で頭を挟んで「ウッ!」と呻くや否や、両眼に生気が戻って来た。
「シズカや、この婆が分かるか?」
「ハイ、【大御所】様!」
「よし!もう大丈夫じゃ!」
「親衛隊員8名はシズカを居室寝所にお連れせよ!」
「隊長は今までのことを陛下にご報告申し上げよ!」
「サァ、婿殿続けようぞ!」
「御意!」
こうして、三名の親衛隊員も正気に戻り、他の三名と共に【御所】を後にした。
【御所】に残ったヤマトは尋ねた。
「その鏡が【日輪の女神】の【霊力】が宿っているという・・・?」
「左様じゃ!」
「我ら天孫族20王家が、各々【日輪の女神】から拝領した【御神鏡】じゃ!」
「我ら天孫族の女人は皆、多かれ少なかれ、ある程度の【霊能力】を身に携えておるが、この【御神鏡】によって、何倍にも増幅されておるのじゃ!」
「先程の彼奴の狼藉も、この【御神鏡】が教えてくれたのじゃ!」
「彼奴の正体も分かった!」
「えっ!?エエーッ!!??」
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