芙蓉の喋り場

高城蓉理

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 先日、数年振りに普通の風邪を引きました。
 最近は睡眠不足も続き忙しくしていたので、周囲からは「知恵熱?」と言われました。発熱後もバタバタしていてゆっくりと休息が取れなかったので、復調までには十日くらい掛かりました。休みも潰してしまったので、勿体なかったです。
 色々と世の中が変わってしまったなと感じるのは、風邪を引くと抗原検査やらPCR検査やらで、お金が掛かるようになったことです。私も例外ではなく、さらに経口補水液やらコンビニご飯に頼ったことで、1万近くの出費がありました。風邪は引かないに限ります。

 風邪を引くと、気になってくるのは仕事への影響です。今回は喉は無事で声は潰れなかったので、それだけは助かりました。ただ物凄い鼻声になってしまったので、関係各所には謝罪行脚でした。技術さんのミキシングで何とかしてもらったので、本当に頭が上がらない数日間でした。
 私は喉のケアに関しては大雑把な方だと思います。それでも加湿器やプラズマクラスターを焚いたり、刺激物は控えたりと、最低限のラインは守っています。あとはカラオケは行かないのと、私の場合は酒焼けもするので、深酒には気を付けています。というよりも、基本的には飲みません。

 シフトで仕事をしている方は全員に当てはまると思いますが、基本的に自分が休むとそのポジションは空席になってしまい、とんでもないことになってしまいます(一応、スタンバイ要員はいるけど ) また私の場合はトイレに行けない場面も多々あるので、カフェインコントロールと、乳製品の取り過ぎにも気を付けています。よく箱根駅伝のスタッフが念のために緊急用の下着を身に付けていると言ってますが、中継経験が豊富な人に聞くと実際に使用するかはさておき、特段珍しいことではないそうです。

 満身創痍で始まった2月でしたが、現在の私は確定申告も終わらせて、着々とタスクを巻き返しています。
 私は確定申告は1月に入ってから一気にレシートの処理をします。毎年のことながら「こんなに金を遣っているんかい」と愕然とします。
 私はだいたい受付初日には完了させることが多いです。決して確定申告が好きなわけではありませんが、終わらないと気になりながら過ごすのも避けたいです。ただ私の場合は一ヶ所としか収入のやり取りがなかったり、職業的な部分もありまして、確定申告としては簡単な方かと思います。以前は電子確定申告だとカードリーダーが必要で、読み込み不良を起こしたりと面倒だったのですが、最近はスマホでマイナンバーを読み込みできるので負担が減りました。
 でも年度を越えたら、一気に年金やら保険やらの請求がくるのだと思うと、ちょっと憂鬱ですね。取り敢えずは無事に確定申告が承認されるのを待ちたいと思います。
 

 
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