【完結】マーガレット・アン・バルクレーの涙
~僕が好きになった彼女は次元を超えた天才だった~
●下呂温泉街に住む普通の高校生【荒巻恒星】は、若干16歳で英国の大学を卒業し医師免許を保有する同い年の天才少女【御坂麻愛】と期限限定で一緒に暮らすことになる。
麻愛の出生の秘密、近親恋愛、未成年者と大人の禁断の恋など、複雑な事情に巻き込まれながら、恒星自身も自分のあり方や進路、次元が違うステージに生きる麻愛への恋心に悩むことになる。
愛の形の在り方を模索する高校生の青春ラブロマンスです。
●姉妹作→ニュートンの忘れ物
●illustration いーりす様
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文庫本二冊分のボリュームをお読み頂き、ありがとうございます( ;∀;)感謝の心でいっぱいです。
マーガレットは十年以上温めていた話なので、書ききることが出来て良かったです。
マーガレット先生の話は、イギリスの医学史を調べているときに存在を知りました。
元々 麻愛の設定もマーガレットというミドルネームを決めていたので、一気に世界が開けた感覚がしました。web小説にしては、だいぶ後の方での登場になりましたが、書ききってから登場をさせて良かったです。
佳央理に関しては再従兄弟同士なので、グイグイな感じにはしませんでした。普通の幼なじみなら、押しを強くしたかもしれません(笑)
あの二人はこれからも関係性が続くので、最後は決定的な言葉も描写もなしにしました。また佳央理は途中からアルバートに興味を抱き始めて感も否めません。家族関係で苦労した分、佳央理には新天地のイギリスで幸せになってほしいと思います。
妹小路さんには、執筆中にも励みになる声かけを頂き、とても嬉しかったです。
一人称で書くのは主人公以外の心情を表現するのが難しくて、何度も心が折れましたが、最後まで貫いて良かったです。
ありがとうございました。
ぽんたしろお様
いつも感想を頂戴し、ありがとうございました。
お優しい言葉は、とても励みになっておりました!
私は実は最初からハピエン一択で書いていましたが、若き医者という現実離れした設定を越えるために、彼らには色々と頑張ってもらいました。
agapeとloveで揺れ動く青春というのがこの話で表現したかったことの一つなので、そんなふうに書けていれば良いなと思っています。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
レビューのような感想。
下呂温泉を地元とする高校生・恒星の一人称で進むストーリー。
両親の大学時代の同級生の娘で、かつ恒星の幼馴染みである麻愛がイギリスからやってきて、下呂の高校に通いだすところから話は始まる。
天才少女・麻愛は、その才能を発揮し、それゆえ青春らしい青春を送ってこなかった。下呂の地で、恒星の家に下宿しながら、「ごく普通の高校生活」をイギリスに帰国するまでの期間限定で経験する麻愛。
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女性が医者になれなかった時代、男性と偽って医者として一生を送ったとされるマーガレット・アン・バルクレーと重ね合わせることで麻愛の生きざまが浮き出てくる描写と展開に引き込まれる。
青春時代を、悩み迷う恒星の目を通じ、読者はイギリスから来た麻愛の気持ちを推し量り、見つめることになる。
恒星の一人称ゆえ、恒星自身の気持ちと麻愛の気持ちがわからない描写にジリジリとしつつ、二人の普通っぽく装った、特別な時間を追体験することになる。
瑞々しく、かつ、細やかで危うげな青春を、現代の下呂を舞台にして描く小説である。
ぽんたしろお様
この度は長い話をお読み頂き、さらにはレビューのような感想まで頂戴しありがとうございます。
素敵な言葉のチョイスで拙作を紹介して頂き、とても感激しております!
この話は自分が思春期の頃から思い描いてたので、なかなか自分では客観視が出来ないのですが、今回のレビューから今までの方向性や主題は問題なさそうだと感じることができ、安堵を覚えました。
ネタバレありとコメントを頂いていましたが、小説の背表紙の文章のように拙作をまとめて頂いて、ブラインドなんて勿体なさ過ぎるので、
有り難く普通公開をさせて頂きました。
この度は、本当にありがとうございました。
「73 紙は彼女と僕に下呂温泉街を散策させた」まで読みました。
恒星の一人称にこだわった作品が、成功していると思います。十代の感性が大人に向ける視線だったり、麻愛への想いだったり、揺れ動く感じが、伝わってくるように感じます。
歴史上の医師の葛藤が、麻愛の境遇と重なり、今後の展開に重なってくるのでしょうか。
エピソードごとに、小さな起承転結があり、さらに、伏線を敷いているゆえ、先が気になる部分も多い。
ここまで、本当に面白く読みました。
ぽんたしろお様、長い話をお読み頂き感想まで頂戴し、ありがとうございます!
一人称には想像以上に話を動かすのが大変で、かなり後悔もしたのですが、労いの言葉に感動しています。ここまで何とか頑張ってきた甲斐がありました。
何とかマーガレット・アン・バルクレー医師の話まで到着したので、このあとも完結を目指して頑張ります。この度は、とても励みになるコメントをありがとうございます。感謝です!
「出生の秘密を曝露した4」まで読みました。
おお~、そうなのか~。
世界は広くて狭い、が両立している、そんな感想を持ちました。
また、主人公たちの気持ちは、ここまで「鈍感力」を競いあってるなぁと感じました。
面白く、読み進めています!
ぽんたしろお様、お読み頂き、感想まで頂戴しありがとうございます!
メインの二人は、他人の機微には聡いのですが、自分の事はダメダメさんですね。
日常のヒトコマという感じを出したかったので、この話自体は全体的に緩急があるかもしれません。拙作にお付き合いを頂き、ありがとうございます。
13話まで読みました。
小さな(閉じた)町に、皆が知り合いの状態の中、麻愛が入ってくる。微妙に変わる人間関係、すれ違う想い。
区切られた期間の青春のやり直し。
弓道は詳しく知らないのですが、とても日本的なことを、イギリスと対照させていると感じました。
激しい動ではないけれど、「静」ではない青春の描写が、とてもいいなぁ。
また読みにきます。
ぽんたしろお様
この度はご覧頂き、素敵な感想までありがとうございます!とても励みになります!
序盤は大人と子どもの間で揺れ動く、主人公とヒロインの微妙で焦れったい距離感がメインとなっているので、そのように言って頂けると嬉しいです!
この度はお読みいただき、コメントまで本当にありがとうございます!
『なのに数年拗らせた感情も上乗せされて、すでに彼女は僕の想像以上の破壊力だった。』
いいですね~破壊力!
1章読ませていただきましたが、源泉の描写、すごくよかったです!
主人公の一人称が効果的にドキドキを伝えてくれます。
最後のヒキも効いてる!
恋愛物はいいですね~!
引用ツイート
森村バイオさん
この度は読んで頂き感想までありがとうございます。
二作目かつ初の一人称なので探り探りやっているのですが、そう言っていただけると大変励みになります。今回は本当にありがとうございます!
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